文楽

2015年1月 4日 (日)

文楽初春公演初日行ってきました

Dsc_0148

初春公演らしい華やかなラインナップでした。

Dsc_0149

今年は手ぬぐいまきはなく、抽選で縦列全員に当たるというもの。デザインも三番叟から一新されました。お正月しか使えない意匠ですが可愛らしくおめでたいのでうれしいな。

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2014年3月 1日 (土)

竹本住大夫師匠が引退を発表なさいました

残念ですが、どことなく晴れがましいようなおめでたいような気持ちになるのは、引退興行という場があるからでしょうか。
師匠が語られる場面は全て切り場、全て名場面ですからどれがよかったとは初心者の口からは申し上げにくいですが、ワタクシ的には心中宵庚申 上田村の段、摂州合邦辻 合邦住家の段がうむむむむっとなった演目です。四月公演夜の部は一度は拝聴したいものです。時間を見つけていきます!
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2014年1月13日 (月)

文楽初春公演

文楽初春公演
初日から駆け参じました。

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2013年10月 7日 (月)

文楽地方公演 in 京都 まだ朝顔が咲いているんです。

朝顔
今秋は、生写朝顔話と花競四季寿&ひらかな盛衰記でした。
咲大夫さん、英大夫さん、千歳大夫さん、咲甫大夫さん、宗助さん、燕三さん、團七さん、團吾さん、玉女さん、和生さん、清十郎さん、玉也さんを中心とした座組。
本公演なみのしっかりしたラインナップに見えますが、人形遣いさんの左の手薄感がありました。
笑い薬の段の咲大夫さん&燕三さんはさすがの怪演。ちょっとした小ネタもありました。逆櫓の段の芳穂大夫さん&宗助さんの語りは、めちゃ盛り上がりました。
杖を力に降る雨もいつかな厭わぬ女の念力、跡を慕うて~↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年6月30日 (日)

吹田市の浜屋敷で「浄瑠璃と紙芝居」を拝聴してきました。

吹田市の浜屋敷で紙芝居浄瑠璃を拝聴してきました。

咲甫大夫さん、宗助さん、清志郎さん、幸助さんの座組による本朝廿四孝、十種香の段、奥庭の段です。ただし、人形は○○○だけで、中西らつ子さんの紙芝居により、咲甫大夫さんが紙芝居師になられます。限定80席のアットホームな雰囲気で楽しい語りでした。
立派な庄屋屋敷で、吹田市まちづくりセンターになっています。文化を大切にする心が感じられます。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年6月23日 (日)

鑑賞教室を一度しか拝見できなかった反動で、若手会はしっかり確保しました。

23日、文楽若手会に行ってきました。二人禿、絵本太功記(夕顔棚の段、尼ヶ崎の段)、新版歌祭文(野崎村の段)の豪華プログラムです。
力入りました。尼ヶ崎の段の切り場、咲甫大夫さんと清志郎さんは声量&音量たっぷり、キレ味鋭く、若手らしい高揚感でございました。
♪終演後も盛り上がったのは申し上げるまでもございません。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年6月19日 (水)

文楽鑑賞教室。今年は絵本大功記!4 組コンプリートの予定が後半1 部だけになってしまいました。

文楽鑑賞教室。4<br />
 組コンプリートの予定が後半1<br />
 部だけになってしまいました。
花に心を養う老女~

6月の歌舞伎鑑賞教室は、毎年絵本大功記でも文句言わへんとつぶやくほどの尼十好きのおとみ。ごらんなさい~ごらんなさい~。尼ヶ崎の夕顔。今年も6月3日に咲きました~。なんか違うけど、夕顔はずえーったい、本能寺の変の頃に咲くのです。
今年のプログラムは残念ながら夕顔棚の段は無く尼ヶ崎の段のみ。その代わり、日高川入相花王があります。地方公演なみの豪華さですね。
ワタクシの拝聴したバージョンは以下のとおり。
前 芳穂大夫、清友
後 千歳大夫、富助
十次郎/文昇、初菊/清五郎、
光秀/玉也、操/簑二郎、さつき/簑一郎、
久吉/玉佳、正清/紋吉
光秀さんは6月13日には処刑されてしまいます。歴史はときとして激流になるのですね。何事もなく過ぎた2日から13日の日々に感謝します。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年4月23日 (火)

ラブトライアングル心中もの2題。勘十郎さんは一勝一敗

20日、二度目拝見しました。
今月の演目は、野崎村と心中天網島がかかっています。どちらも愛する男のために身を引き生き残る側が主人公で、それぞれ田舎娘と人妻。男を力づくで死出の道行に誘う恋の勝利者は、町娘と遊女で、結局若くて美しく強引なもんの勝ちということになってます。妹背山のお三輪と橘姫もその構図です。文楽は、男性のもてたい願望と現実逃避願望を反映した娯楽ですから当然ですが、そこはそれ、近松さんは「悪所狂ひの身の果てはかくなり行くと定まりし。」というたはります。
紙屋治兵衛は、28歳で老舗の紙問屋の主で妻子持ち。妻は従姉妹で幼馴染、情も義もあるしっかり者の兄、優しい小母が姑と、それなりに恵まれているはずが、小春の色香に迷い、至上の恋に果てることを夢想します。また、妻の心映えに感激して必ず添うと誓ってみたり、泣いたりすねたりふてたり、すぐキレる極めて自己中心的かつ身勝手と、観客の共感を得にくいプロットになっています。玉女さんの治兵衛は、瞬間湯沸かしジェットコースター喜怒哀楽というより優柔不断感が感じられますので、上方を代表する色男になったはります。
小春は、最終的には心中するとはいえ、遊女としての職分守り、義理を重んじる女ですから、はじめから終りまで苦しんでいなければなりません。耐えに耐える勘十郎さんも素敵ですぅ。おさんは、基本的に共感を一身にあつめるもうけ役ですし、清十郎さんの遣う女形さんの堅気感というか色気のなさがぴったり。兄孫右衛門は、ええかっこする場面がたくさんありますが、弟思いとはいえ、遊里の女性の人間性を認めようとはしない一般的な善い人という限界があります。和生さんが遣われると、ますます立派に見えてしまいます。
アイーダとウィキッドいっぺんに見たようなもんです。こちらは、社会的成功を失ったものが恋の勝利者になるのですが…。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年4月 8日 (月)

和生さんの正岡は若々しく激情派,文雀師匠の栄御前も堅調。人間国宝リレーは津駒&寛治師匠→呂勢&清治師匠

初日拝聴してきましたぁ。もちろん床下,正岡御点前シフトです。気品溢れで華やか,背筋がシャキーンと緊迫感があって,千松にも鶴千代君にも厳しいところは厳しいながら,ほめるところはきっちりほめる。理想の乳人さんです。
良かったのが床下違いの床下。
仁木弾正は幸助さん,鼠退治は玉佳さん。着ぐるみのねずみさんが大健闘でした。どなたでしょ?

野崎村の簑助お染v.s.勘十郎お光の対決は,意外なことに(いえ,当然!)師匠のお染の可愛らしいこと華やかなこときかん気なこと情の深いこと。迎撃するお光の健気,純朴,一途,気働きでは簑二郎・久松は落とせませなんだ。しかし,ストーリーは田舎娘お光が主役ですから,大店のお嬢が完勝してしまってはなんだかなとなります。がんばれ〜。

釣女醜女ちゃんの紋壽さんの楽しそうなこと。師匠は,桂川の丁稚やこんなお役となりますと本当に生き生きしておられます。
贅沢は申しませんが前日も行きたかったな~。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年3月 6日 (水)

文楽地方公演 in 京都

文楽地方公演 in <br />
 京都
4日(月)、夜の部を観劇しました。秋の巡業と同じ演目でメンバーが異なります。文字久大夫と錦糸さん、玉女さんを中心とした座組です。ロビーでは、禿ちゃんが復興支援の募金を呼びかけたはりました。昼の部は桂川連理柵、夜の部は二人禿と義経千本桜すしやの段です。呂勢大夫さんは、すしやの前を代円で語ったはりました。
本公演より狭かったのか、権太が陥る場面では、人形遣い21人と人形7体でぎゅうぎゅうでしたが、玉女さんの権太は、肝の太さが素敵、勘壽さんの弥左衛門は、実は昔は海賊だった危ない親仁というところが光っておられました。文字久大夫さんは重しがとれたようなのびのび感があられました。2月は文楽のない生活でしたから久々です。
あと1カ月で本公演や~。それまでいっぱいイベントありますが、どれか一つでも行きたいな。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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