文化・芸術

2014年3月 6日 (木)

宇治木幡の松殿山荘を訪ねました。


木幡の松殿山荘を訪ねました。
官吏にして弁護士、茶人、今遠州と称された明治から大正にかけて活躍されたジェントルマン・アーキテクト高谷宗範の作品です。元は平安時代の大貴族藤原基の山荘の広大な敷地に、茶室や美術館、住居が構えられています。
建物全体を方円(□と○)のデザインモティーフで彩り、アールデコの香りが漂います。自由と遊び心に溢れた意匠に、歓声を上げずにはいられません。
春と秋に公開されています。お茶会や能狂言の会もあるようです。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年9月16日 (月)

近江兄弟社学園ハイド記念館他

台風の来る前の雨模様の15日、訪問してきました。

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【近江兄弟社学園ハイド記念館(国登録有形文化財)】
1931年、メンソレータム創業者アルバート・アレキサンダー・ハイドの夫人からの建設費用の寄付によりウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で,採光や内部機能に優れた近代幼稚園園舎として建設されたのがハイド記念館(元清友園幼稚園園舎)で、同じく講堂兼体育館として建設されたのが教育会館です。
木造2階建,切妻造・赤桟瓦葺,車寄付で,外装スタッコ仕上,腰下見板張とし,単窓・連窓が巧みに配されています。ヴォーリズ夫人で建設当時園長の一柳満喜子が計画に参与したと伝わっています。

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【アンドリュース記念館(国登録有形文化財)】
ハーバート・アンドリュースはヴォーリズの大学時代の親友です。アンドリュースは、ヴォーリズに導かれてキリスト教信者となりましたがその後、若くして昇天しました。遺族より贈られた資金を基に、ヴォーリズ自身も貯蓄金の全てを捧げて、また、自らが設計し1907年に竣工したヴォーリズ建築第一号の建築物です。
会館内の書斎と暖炉のある小部屋は「祈りの部屋」と呼ばれ、当時のままの姿が保存されています。
ヴォーリズ師は、建築家になる夢を諦め、伝道師として日本に来られました。しかし、八幡商業高校教員を解雇されたことから、建築家になられたそうです。師匠は凄いですが、お弟子さん方も凄いです。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年9月15日 (日)

こんなまちなかに名刹が…木屋町二条下る「廣誠院」を見学してきました。

こんなまちなかに名刹が…木屋町二条下る「廣誠院」を見学してきました。
14日(土)拝見しました。
廣誠院は明治の建設業の発展を担った旧薩摩藩士 伊集院兼常により建てられた(明治25年頃)。廣誠院の建築はいわゆる寺院のそれではなく、数奇屋風の座敷(書院)と茶室からなる。
庭園には高瀬川から引き込まれた大きくゆったりとした流れが敷地内をほぼ南北に縦断し、やがてふたたび高瀬川に流れ込こむ。石組みで護岸され、途中に石橋が渡されている。建築はその流れに沿うように雁行し、一部(茶室部分)は流れの上を跨ぐ構成である。
伊集院は大成建設の創始者で最後の数寄者と呼ばれておられるとか。京都ホテルの前身のときわホテルも創られたそうです。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年7月10日 (水)

米朝一門落語会・吉例7月7日 in 京都四條南座

恒例の七夕寄席です。
桂 吉の丞 子ほめ
桂 吉弥  悋気の独楽
桂 文哉  三十石の通い路
桂 南光  佐野山
桂 米團治 質屋芝居
桂 ざこば 文七元結

6日と7日は、連続で厳しい講義を受講し、プレゼンもしましたので、終わったら南座へGO!です。
落語は、ここの一門のんを聞き慣れているので、あんまり間口を広げへんようにしてます。大阪弁の文七元結もええもんです。
ワタクシ的には、あってはならない八百長相撲をテーマにした「佐野山」が好きなんで、楽しく聞けました。笑うと頭脳にも美容にもええように思います。

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2013年6月20日 (木)

気になった近代建築・紫明通の紫明会館。昭和初期のアメリカ経由のスパニッシュ♪


気になる近代建築・紫明通の紫明会館。昭和初期のアメリカ経由のスパニッシュ♪
関西には、1920年代から1930年代にかけて東京から文化人と共に、文化と経済が流入しました。明治の建物もいいですが、大正から昭和にかけての自由闊達な雰囲気を今に伝える遺構にも心惹かれます。ヴォーリズさんの建築とちょっと似たはります。
教育大同窓会館でしたが、老人デイサービス施設として活用されています。
東京・大阪の近代建築の活用は低層部を残して超高層にというものが主流ですが、京都には京都の答えがあります。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年6月19日 (水)

櫻谷文庫に行ってきました。


櫻谷文庫に行ってきました。
北区衣笠、洛星のすぐ近くの閑静な住宅街にあります。明治末から大正、昭和初期に京都画壇で光彩を放った木島櫻谷画伯の旧宅。和館、洋館及び画室が現存します。
衣笠村に芸術家たちのアトリエが集まった契機になったお宅です。ストイックで凛とした佇まいです。公式ページ
こちらが洋館。1階は倉庫、2階は展示室です。土蔵を洋風にした感じです。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年6月18日 (火)

修復成った本野精吾の鶴巻邸(京都市山科区)

重複成った本野精吾の鶴巻邸
京都のモダニズム建築の先駆者、本野精吾作品の鶴巻邸。京都工芸繊維大学の学生さんたちの手仕事だそうです。この窓の割り付け、サッシの開き具合がたまりません。ストイックでありながら華やか~。
重複成った本野精吾の鶴巻邸
このアングルの写真が一番の見せどころ。補強コンクリートブロック造は、日本の風土になじまなかったのか普及しませんでしたが、コンクリート打ち放しが流行る前のこの質感が心
を揺さぶります。
公開は4日間だけでしたが、見逃さなくてよかった!↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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岩崎邸と国立近現代建築資料館・岩崎邸は午前9時から開いてます。一番乗り~

歌舞伎座
階段には柱がなく、壁からの持ち出し。朝の柔らかい光、梅雨どきの湿った空気がいいのです。

鹿鳴館
玄関側は修復工事の足場があって写真が撮れませんでした。島津侯爵邸と異なり、和館があるのがいいのです。東京在住なら絶対に年間パス購入します。あー、見ても見ても見飽きない。
こういうものは、まとめてみるといいですね。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年6月17日 (月)

鹿鳴館観劇の前に清泉女子大学本館・旧島津侯爵邸に行ってきました。

鹿鳴館
月に幾度か見学会は開催しておられます。平日の朝というのに熱心なファンが10名ばかり来ておられました。
一度外観は見学したことありますが、内部は初めてです。なんと2階は教室や教授室として活用されているのです。こんなところで学習できたら、毎日鹿鳴館ごっこして言葉遣いまで変わってしまいそう。
これが、ジョサイア・コンドル師が鹿鳴館を写して設えられたとされている大階段。岩崎邸より階段の親柱や手摺子はシンプルですが、両側振り分けになっているところが豪華ですねえ。要所要所にに薔薇と丸十字の装飾が施されています。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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2013年4月 1日 (月)

3年ぶりの泉布観一般公開

3年ぶりの泉布観一般公開
長蛇の列です。
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