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2014年6月23日 (月)

加藤健一事務所 vol.89 請願~核なき世界~ 妻の宣戦布告!果たして平和条約は無事締結されるのでしょうか?

請願 ~核なき世界~
“THE PETITION” by Brian Clark
加藤健一事務所 vol.89
作:ブライアン・クラーク 訳:吉原豊司
演出:髙瀬久男
出演:加藤健一 三田和代

6月22日(日)17:00
兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

あらすじ(公式より)
ロンドンの高級住宅街で、静かに暮らす老夫婦。エドムンド(加藤健一)と、妻・エリザベス(三田和代)。ある朝、新聞の核兵器反対の請願広告に妻が署名をしていた事を知った夫は、大きなショックを受ける。元陸軍大将として長年国家を支持する立場にある夫は、妻の勝手な行動が断じて許せないのだ。
50年以上も連れ添って、初めて妻が夫に自分の本心を主張した瞬間だった。妻はありったけのエネルギーを振り絞って、署名をした理由を夫に訴える。”癌”を患っている妻は、夫とは意見が違う事を十分承知で、自分の意志で進んで核兵器反対の署名をしたのだった。
夫婦の議論が進むにつれて、お互いの知らなかった相手の真実の姿が現れて…。

エドモンドにとってはいつもと同じ水曜の朝。そして、いつもと同じ昼と夜が来るはずだった。一面新聞広告の核兵器使用反対の署名欄に妻の名を発見するまでは…。初めて見せる妻の社会的行動の背後に隠されていた秘密が、議論のなかで次第に明らかになる。
戯曲は、オーソドックスな、三一致の原則を踏襲したものである。「時の単一」、「場の単一」、「筋の単一」が厳格に守られている。午前10時~午前11時40分。休憩なしの100分である。

妻の宣戦布告。50年間封じられてきた対立の火種が一気に明らかになり、夫は混乱し、妻は開き直る。課題は輻輳し混乱しているが、妻個人の社会的行動ってあり?というところに集約されている。
重い対立軸でありながら、深い夫婦愛に根差したユーモアをたたえた丁々発止の攻防で物語は進む。
観客は、極自然に一徹な退役軍人とエレガントな夫人であられるお二人のスリリングなやりとりに心を委ね、演劇の楽しさを満喫した。
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