佐渡さんのセビリャの理髪師
ロジーナ(メゾ・ソプラノ)/林美智子
アルマヴィーヴァ伯爵(テノール)/鈴木准
フィガロ(バリトン)/高田智宏
バルトロ(バリトン)/久保和範
バジリオ(バス)/ジョン・ハオ
フィオレッロ・アンブロージョ(バリトン)/晴雅彦
ベルタ(メゾ・ソプラノ)/谷口睦美
序曲は何も仕掛けがなくてもわくわくしますが、飯塚さんの演出はとびきりの楽しさ。佐渡さんもノリノリ。合唱の皆さんが頑張られます。セビリャの理髪師は楽しい曲の構成になってますから、もうもうテンションあがりっぱなし。とにかくポイントは街の楽士さんたち。
伯爵はフェイスまでイケメン、フィガロの高田さんは、理髪師は外科医までこなす街のなんでも屋というイメージどおりの偉丈夫、そして、きゅーとで猫目のお茶目な林ロジーナ。魅力的なのは主演もさることながら、サブキャラ。ジョン・ハオさんは役者さんらしい存在感ある風貌に地の底から湧くようなお声、谷口さんのアリアも感動的…。さすが、第一人者揃いの佐渡裕プロデュースオペラ♪
日本語なので字幕を見なくてもオッケーですが、重唱になると日本語がちょっと重い気がしました。
佐渡さんは、レチタティーボの間は振りはりませんので、余裕もって楽しんでおられました。
拝聴したのは20日(土)、この組の千秋楽でした。兵芸の席のあたりはいつも良いですが、この日もA-16。オケならコンマスの音しか聞こえない席ですが、オペラはいいみたい。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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ほとんど謹慎してますが、これだけは聞きたかったんです!
指揮:佐渡裕
演出:飯塚励生
装置:イタロ・グラッシ
衣装:スティーヴ・アルメリーギ
照明:マルコ・フィリベック
日本語訳詞:森島英子
プロデューサー:小栗哲家
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