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2013年3月13日 (水)

遠い夏のゴッホ 命は自然の一部、恋は造化の摂理。しかし、セミ の恋は人知を越えます。

Photo
3月9日(土)ソワレを新歌舞伎座で見てきました。
作・演出:西田シャトナー
キャスト
ユウダチセミ
ゴッホ/松山ケンイチ、ベアトリーチェ/美波、アムンゼン/筒井道隆、ブリギッタ/彩乃かなみ、スタスキー/福田転球、スチュワート/和田琢磨
ヤマアリ
エレオノーラ/安蘭けい、ゼノン/手塚とおる、バンクォー/竹下宏太郎
昆虫たち他
イルクーツク(クワガタ)/石川禅、セルバンテス(カマキリ)/細貝圭、ジンバチ(ミツバチ)/小松利昌、アンドレイ(カブトムシ)/鷲尾昇、ラングレン(クモ)/保村大和、ホセ(ミミズ)/吉沢悠、ブックハウス(カエル)/田口トモロヲ、トカゲ、アリ他/照井裕隆、遠山大輔、遠山裕介、山名孝

あらすじ
ユウダチゼミの6歳の幼虫ゴッホは、地中で同じユウダチゼミの幼虫ベアトリーチェと将来を誓い合った仲だったが、実はゴッホは7歳。羽化して地上に出てしまう。森のなかでは様々な虫たちが短い夏を精いっぱい生きていた。
ゴッホは、地上に出てしまえば7日しか生きられないことを知ってしまう。次の夏、ベアトリーチェに再び会うためには、秋、そして冬を生き延び次の夏まで生きなくてはならない。セミの運命に逆らい、生き延びるための懸命に戦うゴッホだったが…。

松山ケンイチさんは初舞台だそうです。しかも主演。周りは商業演劇、ミュージカル、宝塚歌劇、小劇場等で百戦錬磨の俳優さんばかり。しかし、松山さんは、印象的で瑞々しいゴッホを愉しんで演じておられ、観客をハッピーにさせてくださいました。ピュアで瑞々しいのですよ~。舞台映えするルックスですしぃ。
なんせ、セミですから幼虫から死まで演じなくてはなりません。幼虫時は青森なまりや幼いしぐさ、青年の逞しさと傷つきやすさ、瀕死の老境まで目が離せません。お衣装も寓意的で可愛らしいです。

相手役のベアトリーチェを演じる美波さんは、舞台での実績も豊富ですし、容姿もキュート、お声も冴えてます。安蘭けいさんは、セミをエサとして狙うアリたちの女王役で、ソロのお歌もたっぷり。クレオパトラばりの女王オーラです。かなみさんもイマドキの女の子らしいエロさが効いています。
唯一越冬可能な昆虫のクワガタは禅さん。相変わらず心やさしいちょい悪オヤジぶりがステキ!不思議ちゃんのミミズの吉沢さん、キレまくっているカマキリの細貝さん、まったり系のセミの筒井さん。
舞台上の全員が見た目がよろしいうえ、身体能力も高く、演技のテンションも高いです。歌、踊り、コロス、ファイティング、フライング盛りだくさんです。

いろいろありますが、基本はラブロマンス。命を懸けた純愛ものです。
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