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2012年10月12日 (金)

宝塚雪組公演『JIN-仁-』、 『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』初日・さよならの始まりと思えばじーんとなります。

Photo
グランステージ『JIN-仁-』
原作:村上もとか
脚本・演出:齋藤吉正
キャスト
南方 仁(現代の脳外科医)/音月 桂
橘 咲(旗本の娘)・結命(仁の恋人)/舞羽 美海
坂本 龍馬(元土佐藩士)/早霧 せいな
勝 麟太郎〔海舟〕(徳川幕府の軍艦奉行)/北翔 海莉
橘 恭太郎(旗本、咲の兄)/未涼 亜希

あらすじ
人気劇画の「JIN-仁-」の宝塚ミュージカル化
現代東京の脳外科医・南方仁は、恋人の結命を亡くし、医者の職能に限界を感じていた。ある日、頭に重傷を負った謎の男の開頭手術をしたことから、幕末の江戸の町にタイムスリップしてしまった。そこで出会った橘家の兄妹、土佐藩士の坂本龍馬、幕臣の勝海舟らと交情を深めながら、コレラやそう毒と戦い、この時代で生きてゆこうと決意する。しかし、時代の流れは風雲急を告げ、親しい人たちも運命に身を投じる。

宝塚歌劇の初日は久々です。招待客さん、団体さん、各スターさんのファンクラブの皆さんと、たいへんなにぎわいで、ロビーやホワイエは華やいだ雰囲気です。音月さんと舞羽さんのさよなら公演ですので、始まれば後は終わりに向かって砂時計が落ちてゆきます。しっかり楽しんできました。
影ソロで音月さんのええ声のお歌が聞こえてきただけでじわーんとなります。のびのある美声にぴったりの主題曲がまたいいのです。この時代、この場所で自分に与えられた運命を全うしようという音月さんのさよならと符合します。恋人の咲役の舞羽さんとのラブラブのシーンもたくさん(舞羽さんがどこまでもついて行きますっというパターンですが。)。組のみなさんや、海舟役の同期の北翔さんとの交流やデュエットソングの見せ場もふんだん。装置や照明も心こもってました。ヒューマンドラマですから、登場人物が多く展開も早いですが、ドラマをみたはる方ならついていけそう。
ついこの間御披露目だった気がしますが、これも宝塚。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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ショー・ファンタジー『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』
作・演出:中村 暁

仁がいつもより5分長い分、ちょっと時間を詰められたショーですが、内容はしっかりしています。早霧さんのダンスの見せ場、デュエットダンスも3回ありましたし、黒燕尾もあります。主題曲もいいです。

何が無いって。引き継ぎのダンスです。そうえいば、全組を拝見しているわけでないワタクシは、前トップさんのサヨナラ公演に次期トップさんがいない状態を拝見したことがありません。しかし、昨今は特別なことではないようです。

御挨拶は、いつものようににこにこと明るい、いつもと変わらない桂さんでした。

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