文楽夏休み特別公演第3部 住大夫師匠,清治師匠の一日も早い御本復をお祈りします。
第3部 サマーレイトショー
曽根崎心中
近松門左衛門=作
野澤松之輔=脚色・作曲
生玉社前の段
文字久大夫,清馗
天満屋の段
切 源大夫,藤蔵
天神森の段
お初 呂勢大夫
徳兵衛 咲甫大夫
清治(清介),清志郎ほか
お初 簑助
徳兵衛 勘十郎
九平次 文司
7月29日に拝聴しました。翌30日から,休演なさいましたので,その前日のはず。体調がお悪かったとはとうてい感じられない気迫の舞台でした。いろいろありましたが,結果としてこの夏の公演は,御両所の休演,興業は大入り満員と喜べないものとなりました。
曽根崎心中は何度もかけられる大人気演目ですが,見るたびに感動が新となります。
元禄の大坂は,身分制度の固定,拝金主義の絶対化など全く今日の大阪的です。
男は奉公に縛られ,女は苦界に身を沈め,若者が夢を持てず使い捨てられる状況です。正直で口下手なものは,まかり通る詭弁という暴力の前に屈せざるを得ないとは,情けなすぎます。
それでも,女の愛を力に,死をもって個人の尊厳と生きてきた証を立てるところが人気の所以でしょう。弱い者が至高の存在となる大逆転。恋とは全てを超えるということを,ひと時でも信じさせてもらえるということで,お客様は劇場に足を運ぶのでしょう。
お初徳兵衛の道行は,近松の詞で泣け,三味線で泣け,人形の美しさで泣け,椅子から立てないほどのカタルシスがありました。生涯のデータベースになりました。
厳密には、かなり改訂されているようですね。ワタクシは、浄瑠璃の置きや謡曲なら次第、ミュージカルやオペラならプレリュードや間奏曲、ポップスならイントロで泣くタイプです。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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だしまきにでは、文楽のお話あまりできなかったのが残念でした。しかし、主催者の藤十郎センセ、素敵な技芸員さんをゲストに迎え、楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
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