ウェスト・サイド・ストーリー来日版。ゴキゲンなナンバーが聞けました!
脚本&ブロードウェイ・リバイバル演出:アーサー・ローレンツ
音楽:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム
初演時演出&振付:ジェローム・ロビンス
ツアー演出:デイヴィッド・セイント
振付再現:ジョーイ・マクニーリー
キャスト
トニー:ロス・リカイツ
リフ:ドリュー・フォスター
アクション:ジョン・ドレイク
マリア:イヴィ・オルティーズ
アニタ:ミッシェル・アラビナ
ベルナルド:ジャーマン・サンティアゴ
8月12日の千秋楽に行ってきました。
作品の生みの親の1人である脚本家のアーサー・ローレンツがこだわりを持って初演版の舞台を復活させた最新プロダクション!48年ぶりのブロードウェイ版来日公演!
箇条書きにしますね。
来日版、オリジナル版の良さ
1 シャーク団がスペイン語を話します。「テ・ア・ドーロ・アントン」こうでなくてはいけません。
2 トニーの歌がめちゃ上手。英語の歌詞、イントネーションにメロディラインがあっていることをさっぴいても素敵。変拍子、転調をものともせず、フォルテシモの声量、ピアニシモの正確さ、緩急も聞かせてくださいます。コンサート形式でもいいように思いました。
3 アイ・フィール・プリティのシャークスガールズがとびっきりキュート。歌合戦も愉快。
4 ジェッツのコミックソングのクラプキ巡査がノリノリで最高。大人をおちょくる態度が不遜です。クールもいいかな。
5 お衣装がとっても綺麗。
もの足りないかな
1 幕開きの抗争の緊張感が足りません。
2 サムホェア・シークエンスで、血まみれのベルナルドとリフが登場しません。現実に返り、犯してしまった殺人に思い至らないのはあかんように思います。
3 アニタのいたぶり方とアニタの怒り、エニィボディズの恐怖は、新演出が凄まじかったので、気持ちもの足りません。
4 ラスト、トニーを担ぎあげるシーンがありません。ロミジュリ、シェイクスピアということをお忘れなく。リアリティと虚構の狭間に観客は涙するものです。
この日に劇団四季のウェストサイド物語が秋に上演という情報がアップされました。あの日から毎日、ウェストサイド談義が続いています。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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結論。楽しさは格別だけどドラマが弱いです。
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