アスペクツ・オブ・ラブ京都劇場初日・中井アレックスは持ち重りのする恋人。女の翻弄されたい願望を満たしてくださいます。
画像は、公式からお借りしました。
原作:デビッド・ガーネット
演出:浅利慶太
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
振付:加藤敬二
あらすじ
南仏モンペリエ。兵役を目前に控えた17歳のアレックスは、あこがれの女優ローズの楽屋を訪ね、彼女をピレネーの麓にある叔父の別荘へと誘った。二人で甘美なひと時を過ごそうとしていたところへ、叔父のジョージが現れた。惹かれあうジョージとローズだったが、ジョージはもの分かりよく、ヴェネィアの愛人ジュリエッタのもとへ行ってしまう。再び2人だけとなったが、劇団からの電報が届いたローズは、アレックスのもとを去るのだった。
2年後。軍隊から戻ったアレックスはジョージのアパートを訪ね、ローズに再会する。ローズの心はジョージにあったが2人は情熱的な夜を持ってしまう。翌朝、追い返そうとするローズにアレックスは逆上し、拳銃を発射してしまう。やがて、再び戦地に戻ったアレックスの元へローズとジョージの結婚の知らせが届くのだった。
そして12年の歳月が流れ、アレックスは長い軍務から戻り、ジョージたちが暮らすピレネーの山荘に向かう。
石丸幹二さんのためにあるようなお役が主人公の恋多き男アレックス。前回拝見したのは、まだ堂島にMBS劇場があったときですから、物語と同じ年月が流れたのですね。保坂さん、光枝さん、堀内さん、井料さん、皆さん時の彼方です。
今年の主演は中井智彦さん、声量豊か、広い音域の歌うまさんで、ラウル、ビーストが持ち役です。一幕では、恋に一直線になる直情的な若者を目いっぱい歌いあげて演じておられました。自分の愛の価値を一番と考えるのは若い男の子の特権でしょうか。持ち重りのする男の子です。それだけにもの分かりのよいふりをするナンバーにきゅんとなりました。
佐渡さんもノーブルな美貌、長い手足、美声とそろい、アムネリスやグリザベラの方ですが、近年、若干お声にビブラートがかかるお声のやつれが感じられていましたが、中井さんとガンガン歌いこまれたのか、声量を取り戻されてました。
結論、リピート決定。
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