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2012年7月 1日 (日)

宝塚月組公演・29日ソワレ・ロミオとジュリエット・明日海りおさんのロミオです。

Photo
三井住友VISAカード ミュージカル『ロミオとジュリエット』
作:ジュラール・ギュルスブルック
潤色:小池修一郎
キャスト
ロミオ/明日海 りお
ジュリエット/愛希 れいか
ティボルト/龍 真咲
ロレンス神父/英真 なおき、乳母/美穂 圭子
キャピュレット卿/越乃 リュウ、キャピュレット夫人/憧花 ゆりの
モンタギュー卿/綾月 せり、モンタギュー夫人/花瀬 みずか
ベンヴォーリオ/星条 海斗、マーキューシオ/美弥 るりか
ヴェローナ大公/輝月 ゆうま、パリス/紫門 ゆりや
愛/煌月 爽矢、死/珠城 りょう

上演のたびに細々したところがパワーアップしてくる宝塚版ロミジュリ。29日ソワレは、休日とあって立ち見もでる超満員でした。普段見慣れない若い男性の観客もおられました。東宝ホリプロ版を御覧になって宝塚にも足を運ばれるお客さんもおられるようです。その方々はロミジュリは役替わりものという刷り込みがあられるのか、なぜフィナーレで違う人がロミオになって出てくるのか不思議がっておられました。

明日海さんのロミオは、雰囲気、ビジュアルなど、絵にかいたようなロミオ、どこから見てもロミオで素敵だったことは申し上げるまでもありません。劇団さんが多少の矛盾を押してダブルキャストになさったこともうなずけます。
問題をひとつあげるとしたら、モンタギュー派を束ねるリーダーシップを発揮する「世界の王」のセンターのダンスが弱いように感じました。これは、東宝ホリプロ版でもそうでしたので、そんなもんかで済むと考えられます。ちえさんロミオの特色なのでしょう。
瀬名じゅんさんを尊敬し、赤のお衣装が鬼のように似合われる龍真咲さんのティボルトが、当然とはいえトップスターらしい華やかさで、月組の今を観客に納得させておられました。超難曲も楽勝でした。
僕は怖いリプライズあります。あれがないと涙も引っ込みます。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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ついこのあいだの雪組のロミジュリ。それなのにもうロミオと正ジュリエットは卒業ということに思い至ってしまます。宝塚歌劇も作品主義にシフトしておられるのでしょうか。

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