« 善き人・善人がとてつもない大きな不幸を呼び寄せることは、ままあります。 | トップページ | 旧東海道石部宿の町並み 国立文楽劇場初日桂川連理柵を拝聴する前に寄ってきました! »

2012年4月 5日 (木)

サルトルとボーボワール 哲学と愛 知性と社会的地位の男か愛と快楽の男か。ボーボワールほどの女性でもどちらかおひとりしか選べなかったようです。

Photo
原題:Les amants du Flore
監督:イラン・デュラン・コーエン
脚本:シャンタル・ド・リュデール、エブリーヌ・ピジエ
撮影:クリストフ・グライヨ
キャスト:アナ・ムグラリス、ロラン・ドイチェ、カル・ウェーバー、キャロリーヌ・シロルディ、ディエ・サンドル、ウラジスラフ・ガラルド、レティシア・スピガレッリ、クレマンス・ポエジージュ、リアン・ボームガルトネル、サラ・スターン
あらすじ
1929年、パリ大学哲学科で出会ったサルトルとボーボワールはお互いの才能に惹かれ合い、大学を卒業後に共同生活を始める。サルトルはボーボワールに、お互いを最優先としながらも、他の関係を認め合うという自由恋愛を提案した。女性に選択肢のない社会に疑問を抱いていたボーボワールは、その提案を受け、長い長い愛憎と栄光の人生に踏み出す。

事実上の夫婦として公私にわたり影響を与えあった哲学者ジャン=ポール・サルトルとシモーヌ・ド・ボーボワールの私生活を描いたドラマ。
興味深かったのが、シモ-ヌの家庭と生い立ち。母の持参金目当てに結婚した知的生活無能者の父は、実は母の持参金がほとんどなかったことから、母を下女のように支配していた。暴君と奴隷のような関係の両親を見て育ったことから、シモ-ヌは結婚制度に反感を抱くようになる。しかし、父の病死後、母が古臭い家屋を処分し、近代的なアパルトマンに引っ越し、司書の資格を取るため学習し、ゆくゆくは働くという。さすが、この母にしてこの子ありという変貌が愉快なところ。
主演のアナ・ムグラリスさんは迫力ある美人さんです。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
にほんブログ村 演劇ブログ 演劇(観劇)へ
にほんブログ村

二人の性生活にかなり踏み込んで描いてました。数を求める男と深い快楽を求める女の性のあり方と哲学との関係が少し危うく感じられましたが、多くの女性が共感し、溜飲がさがる善い映画でした。

|

« 善き人・善人がとてつもない大きな不幸を呼び寄せることは、ままあります。 | トップページ | 旧東海道石部宿の町並み 国立文楽劇場初日桂川連理柵を拝聴する前に寄ってきました! »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サルトルとボーボワール 哲学と愛 知性と社会的地位の男か愛と快楽の男か。ボーボワールほどの女性でもどちらかおひとりしか選べなかったようです。:

« 善き人・善人がとてつもない大きな不幸を呼び寄せることは、ままあります。 | トップページ | 旧東海道石部宿の町並み 国立文楽劇場初日桂川連理柵を拝聴する前に寄ってきました! »