文楽4月公演開幕しました。桜も開花、名水・二つ井戸の史跡が整備されています。
初日、夜の部の祇園祭礼信仰記と桂川連理柵を観賞してきました。
祇園祭礼信仰記の圧巻は、津駒大夫と寛治師匠の床に豊松清十郎さんの雪姫。両手を縛られている状態で足で桜の花びらを集め鼠の絵を描き、その鼠に縄を噛み切ってもらいます。赤姫が持ち役の清十郎さんらしい清純で健気な雪姫でした。雪姫は人妻ですが首は娘ですね。
桂川連理柵では、勘十郎さんの長右衛門の苦悩と男ぶり。検非違使の首ですから、分別と男気のある壮年です。勘十郎さんはどんなお役もパーフェクトですが、心中宵庚申の半兵衛、桂川の長右衛門のような意志的な男が心中に走るときがワタクシは好きです。
終演後は、同志とお好み焼きをほおばりながら、人形浄瑠璃談義で盛り上がりました。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
にほんブログ村
| 固定リンク
「文楽」カテゴリの記事
- 文楽初春公演初日行ってきました(2015.01.04)
- 竹本住大夫師匠が引退を発表なさいました(2014.03.01)
- 文楽初春公演(2014.01.13)
- 文楽地方公演 in 京都 まだ朝顔が咲いているんです。(2013.10.07)
- 鑑賞教室を一度しか拝見できなかった反動で、若手会はしっかり確保しました。(2013.06.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント