メランコリア・気ままな妹と堅実な姉の生き様を描く2幕劇です。
原題:Melancholia
監督:ラース・フォン・トリアー、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」、「アンチクライスト」
脚本:ラース・フォン・トリアー
撮影:マヌエル・アルベルト・クラロ
製作国:2011年デンマーク・スウェーデン・フランス・ドイツ・イタリア合作
キャスト
キルステン・ダンスト、シャルロット・ゲンスブール、アレクサンダー・スカルスガルド、ブラディ・コーベット、シャーロット・ランブリング、キーファー・サザーランド
あらすじ
コピーライターのジャスティンは、姉夫婦のゴルフ場もある豪華な邸宅で、盛大な結婚披露宴を開く。優しい夫、順調な仕事と皆から祝福され幸福感に満たされる一方、別れた両親の奇矯な振る舞いに親近感を覚え、絵に描いたような幸福に虚しさを感じていた。そして、とうとう緊張の糸が切れ何もかも投げ出してしまう。
そんなとき、巨大な惑星「メランコリア」が地球に向けて近づいていることが判明。ジャスティンの心は徐々に軽やかになるが、それに反して姉のクレアは、恐怖に動転する。
巨大惑星の接近で終末を迎えつつある地球を舞台に、人々の孤独と絶望、魂の救済をワーグナー作曲の「トリスタンとイゾルデ」の壮大なメロディにのせて描き出していくドラマ。主人公ジャスティン役のキルステン・ダンストが2011年・第62回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。
1人の女性の人生の節目と地球滅亡を対比させ、人間の究極の願望や個々人の心の在り処を明らかにしていきます。起こっている事件はあまりにも巨大すぎるのにもかかわらず、画像は静謐で美しいです。
地球が2つの月のある星だったら楽しいだろうなと思わせてくれる映像が気に入りました。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
にほんブログ村
| 固定リンク
« ヒューゴの不思議な発明・イントロからあまりの美しさに泣けます。新しいノートルダム・ド・パリだよ! | トップページ | 西の建築探偵・円満時洋介さんと巡る河原町三条界わいの武田五一・酒好き遊び好きの洒脱なセンセだったそうです。 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ナショナル・シアター・ライヴ2014『コリオレイナス』(2014.04.26)
- グランドシネマ日本橋 植木屋さん、飴細工やさん、巡査さんもかっこよろしいんですよ!(2014.03.30)
- アナと雪の女王(吹き替え2D) ブランケットを借りて鑑賞しましょう。すぐに字幕3Dが見たくなるので、併映されている館でみよう。(2014.03.15)
- 風立ちぬ(2013.08.13)
- 華麗なるギャツビー バズ・ラーマン版(2D字幕)(2013.08.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント