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2012年1月23日 (月)

90ミニッツ このシチュエーションで喜劇として成立させはる三谷さん、西村さん、近藤さんに拍手

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22日(日)マチネ
パルコ・プロデュース公演「90ミニッツ」
作・演出:三谷幸喜
キャスト(二人芝居)
救急病院の整形外科副部長/西村雅彦
交通事故で重傷を負った少年の父/近藤芳正
あらすじ
1人の少年が交通事故で救急病院に搬送された。重傷だが意識もしっかりしており命に別条はない。整形外科の副部長は、駆けつけた少年の父に手術の同意書に署名するよう要請した。しかし、父は信教上の理由から輸血を拒否する。90分以内に手術を行わないと少年は失血による合併症により危険な状態になる。署名を迫る医師と頑なに拒む父親との息詰まる攻防の行方は…。

舞台は医局。天井から、ずっと一条の水が滴る。手術室と医局をつなぐ電話があり、手術室でクルーが、副部長の電話を待っているというプロット。
人の生死のかかった重いシチュエーションで、父の愛と医者の倫理、魂の救済と人道の対立であるかに見えるが、実は妻や地域社会に精神的に支配されたダメ親父とリスク回避と保身に走る医師の本性がむき出しになり、礼節も忘れた罵倒戦となる。
三谷芝居の面白さは、90分間堂々めぐりしながらも、一方が優勢になるかと思うと他方の強烈な反撃となる舌戦のラリーで飽きさせない。
エゴをさらけだし、極限まで自己のパーソナリティと向き合った末に発揮する人間力みたいなものを信じようという主題とワタクシは観たが、観た人それぞれに疑問や課題を突き付ける戯曲だ。演じたお二人が素晴らしかったことは言うまでもない。
芸術の創造力の勝負や芸術家の傲慢が主題の戯曲は好きくないけど、むき出しの人間性の勝負だったので、すっきりしました。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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