まだ見るか「ウェストサイド物語」。「ロミオとジュリエット」と「ウェストサイド物語」の主要なナンバー比較
今週は地元のシネコンで映画「ウェストサイド物語」が上映中なので、ふらふらと行ってしまいました。何度も書いていますがロミジュリ系には極端に弱いです。今月はミュージカル「ロミオとジュリエット」が上演中なので、考えていた仮説を確かめてきました。
ナンバー対応表は以下のとおり
ロミオとジュリエット ウェストサイド物語
ヴェローナ アメリカ
憎しみ クール
いつか(R&J) サムシング・カミング(T)
世界の王 ジェット・ソング
僕は怖い(R) −
天使の歌が聞こえる(R&J) マリア(T)
本当の俺じゃない(T) −
結婚だけは アイ・フィール・プリティ
バルコニー(R&J) トゥナイト(T&M)
綺麗は汚い クラプキ巡査どの
あの子はあなたを愛している(N)
エメ ワンハンド・ワンハート
街に噂が −
決闘 トゥナイト五合唱
マーキューシオの死(M&R) −
ひばりの歌声(R&J) サムホエア(影ソロ)
どうやって伝えよう(B) −
明日には式を あんな男に(A&M)
罪人、エメ サムホエア
綺麗に符合していますね。こうしてみるとロミジュリを際立たせているのが「僕は怖い」であることが分かります。ロミオは死と表裏一体の生を見据えるメンタリティを持っていますが、トニーの「今夜」に見たものは愛だけでした。
バーンスタインさんの時代は、ダンサーさんとシンガーさんは区分されてましたから、ベルナルドのナンバーはありません。
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宝塚版と東宝版の大きな違いの謎がひとつ解けました。
刃傷沙汰の後の「僕は怖い」のリプライズがない!これは「サムホエア」イリュージョンに相当します。ウェストサイドでは、唯一の現実ではない世界(映画版は無い)です。
涙噴出に備えて身構えていたら「憎しみ」~「エメ」になります。
マーキューシオもティボルトも幻影となって踊りません。ロミオには現実しかありません。
小池センセは、宝塚版では、スター4人を見せるという意図があられたので、「僕は怖い・リプライズ」を拵えられたのでしょう。「ウェストサイド物語」の「サムホエア」イリュージョンと符号していたので分かりやすいですね。
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