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2011年10月 8日 (土)

特派員報告10月2日ソワレ宝塚雪組公演「仮面の男」&「ロイヤル・ストレイト・フラッシュ」

特派員は、「けちょんけちょんの評判やし行かへん。」と言っていたのを、「ダルタニアン」がとほうもなくカッコええし、良い席で安値で観られるよ。」と勧めたところ、「ほんまや」とどこからかチケットを調達して行ったようです。
ちなみに、特派員は☆新感線の「犬顔家の一族」、花組芝居の「かぶき座の怪人」、映画では「スクリーム」など、パロディ大好き派です(職業:メーカー勤務)。
結果、雪組版ロミオとジュリエットのときほど怒り狂わず、納得して楽しんできたようです。

・早霧ダルタニアンが秩序の回復役で、おいしいところを一人でかっさらって行かれたので、ファンとしてはホッとしました。
・弟の遺言状を届けてくれた無筆の洗濯女に、アトスが敬意と礼節を示す場面など、人権が配慮されている場面もありました。
・意図不明のチャリ場が、お客様の我慢の限界を超えて長く、誰も笑ったはりません。歯ぎしりが聞こえてきそうでした。笑いを取れなかったというのはコメディとして決定的な失敗です。
・パロディ場面の著作権問題は、制作者間において金銭で解決していただいたら良いので、客はあずかり知らしません。客の一言は「寒い!」です。
・暴君ルイの音月さんがダリ風?唇型巨大ベッドに女性を並べるのは、コード的にも不快、絵面としても悪趣味であかんでしょ。判断基準は、女性客が望むか否かです。特派員コードは、
 ○ちえさんのホセがねねさんのカルメンに突進して押し倒す(*´v゚*)ゞ
 ○紫吹淳さんのジゴロの周りをセクシーガールズが囲む。
 ×瀬名トート閣下が、就寝中の皇后の寝室のクローゼットから出てきて、いきなりベッドに仁王立ち。服脱ぎ始めるのはその場で射殺。
 ・東京公演は、不評の場面を手直しされると聞きました。リコールの姿勢を示されたことに、消費者として敬意を表しますが、半端もんをつかまされた大劇場の観客の気持ちはどないしてくらはるのでしょ。作品の良否にかかわらずチケットを購入するという独特の消費行動に甘えることなく、厳正な品質管理をお願いします。
特派員は、2008年6月の春琴抄のときからちぎさんを応援していたようです。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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