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2011年9月26日 (月)

文楽 冥途の飛脚 The Lovers' Exile

Photo
製作・監督・編集/マーティ・グロス
撮影/岡崎宏三、小林秀昭
音響・音楽監修/武満 徹
日本側製作/安武 龍
演出通訳/エイデルマン敏子
録音/西崎英雄
1979年製作/日本語原文字幕/87分/
出演者
淡路町の段
     大夫   竹本織大夫(現 竹本源大夫)
     三味線  鶴澤燕三(五世)
  封印切の段
     大夫   竹本越路大夫
     三味線  鶴澤清治
  新口村の段(「恋飛脚大和往来」より)
     大夫   竹本文字大夫(現 竹本住大夫)
     三味線  野澤錦糸(四世)
  人形
     忠兵衛  吉田玉男
     梅川   吉田簑助
     八右衛門 桐竹勘十郎(二世)
     孫右衛門 桐竹勘十郎(二世)
     妙閑   吉田文雀

25日10時の部を拝見。
1979年、京都・太秦撮影所に作り上げた舞台セットで、竹本越路大夫、竹本文字大夫(現・竹本住大夫)、竹本織大夫(現・竹本源大夫)ら、当時又は後に人間国宝となられた名人たちの出演による人形浄瑠璃「冥途の飛脚」及び「恋飛脚大和往来」を上演。その模様をカメラに収めた。完成後、劇場公開されないまま長らく上映機会を失っていたが、2011年、オリジナルフィルムからデジタルリマスターを行い、32年の時を経てスクリーンに甦った。

息詰まるラブラブ感~♪この日は映画館でおわぞんさまに拾っていただき、河内長野ラブリーホールまで連れてっていただきました。また、日頃、ツイッターで交流させていただいている皆様にもお会いでき、文楽三昧の濃ゆ~い一日でした。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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考えられない豪華キャストによる「冥途の飛脚」。それにつけても、芸を継承する力には驚嘆!五世燕三さんは六世燕三さんに、四世錦糸さんは五世錦糸さんに音が受け継がれています。スクリーンの若き日の源大夫さんを拝見して藤蔵さんが語っておられるかと思いました。玉男さんの忠兵衛のオトコマエなこと、二世勘十郎さんの孫右衛門の渋いこと。
ええもん見せてもらいました。

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コメント

やたけたの熊さま
ライティングも密やかで美しく色っぽかったですねえ。この時代、見られるすべはなかったですが、人生の損です。

投稿: とみ(風知草) | 2011年9月27日 (火) 13時04分

淡路町の織大夫さん(源大夫さん)、なんと40歳代でしたね!
先代・燕三さんと、迫力の床でした。

清治さんなど30歳ちょっと。
いやーお若い!

越路師匠、玉男師匠、
とてもお懐かしく思いました。

この映画はヘンにこちゃこちゃ編集していないので、
とても好感をもちました。

投稿: やたけたの熊 | 2011年9月26日 (月) 21時45分

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