70万ヒット記念リクエストエントリ・ガリバーが訪ねた小人の国と巨人の国・青少年旅行村 in 近江高島
ガリバー旅行記は、アイルランドの風刺作家ジョナサン・スウィフトにより1726年に初版が出版されました。出版されるやいなや、奇想天外なプロットと愉快な大冒険、ウイットとエスプリに富んだ物語は、大人から子供まで大人気となり、それ以来現在に至るまで版を重ね続けています。近年は、児童文学として、ガリバーが小人国と大人国で大活躍する1部と2部しか知られていませんが、その先の3部と4部では、奇人の国や馬の国に行きます。
宮崎駿アニメの名作天空の城ラピュタの起源は、この小説に登場する中空に浮く都市ですし、馬の国に登場する家畜人はヤフー(日本人を意識かも)といい、まわりまわって検索サイトの商標になってます。リリパット・アーミーという劇団もありますね。大企業による寡占をガリバーともいいます。後の文化に影響与えてますね。
まず、近江高島駅に降り立つと、高さ7.5mの巨大なガリバー像がお出迎え。琵琶湖をかたどった池の中に立つガリバーが数隻の船を引っ張り、お城に向かって歩いている。駅から山手へ10キロの所にアウトドアリクレーション施設「ガリバー青少年旅行村」があります。ガリバーハウスを中心に、博学の国、遊戯の国、大人の国、小人の国、強者の国の5つの国から構成されていて、ここにもガリバー像がシンボルとなっています。
今年の春は、ジャック・ブラックさん主演のコミカルな映画も公開されてました。
さて、ガリバーはどこに…。原作では日本の観音崎に来たことあるとかという情報もありますが、われら滋賀県人にとっては、湖西の高島市でキマリです。姉妹都市は合衆国のミシガン州ですが、ガリバーが御縁でアイルランドとの民間レベルの音楽による交流も行われています。
映画撮影に使われた巨大なスニーカーが今年は登場しています。機械で動く遊具はなく、体を使った遊び、手作りの楽しみ、自然との交流がテーマの村です。
例年は11月いっぱいあいていますが、今年はリニューアル工事のため、8月末で休園となりました。平成24年4月にリニューアルオープンします。
映画では、バーミューダトライアングルからワープしますが、びわ湖に漕ぎ出すとリリパット国に着くような気がします。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 永観堂の夜間拝観行って来ました!(2013.12.02)
- 26日は白鷹には行けなかったですが、今津浜の今津灯台を見てきました(2013.10.28)
- 新参者を道連れに日本橋人形町周辺を訪ねてみました。目的は「挑む」観劇。(2013.09.08)
- 迎賓館です!(2013.09.07)
- 雨の白川の柳。京都の春は忙しわぁ〜(2013.03.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
るみさま
これほど親しまれていながら全容や真意が伝わっていない物語も珍しいのではないでしょうか。ともあれ、世界中の子どもたちやクリエイターのイマジネーションを掻き立ててくださいます。類型がなく、スウィフトさんの発想というのが素晴らしいです。はじめ、ホメロスのオデッセイかなとも思ったのですが、そうでもないとのことでした。
すぐ近くに畑の棚田というビュースポットがありますが、また、あらためて行ってみます。
写真頑張ります。
投稿: とみ(風知草) | 2011年9月 3日 (土) 20時33分
とみ様、暑い中をありがとうございました。
ガリバー旅行記をまた読んでみようと思います。
昔に読んだっきりなので、大人になって読んだらまた違った味わい方が出来るんじゃないかと思います。
高島駅のガリバーさん、琵琶湖をかたどった池の中に立っているんですね!
ガリバー青年旅行村もいろんな国があって楽しそうです♪
子供だけじゃなく、大人でも楽しめそうですね。
今年は休園との事ですが、来年行ってみたいなと思います。
まだスニーカーがあると良いのですが。
稲穂も実って、これから黄金色の美しい景色に変わってくるんでしょうね。
その頃に一度滋賀を訪れたいです。
投稿: るみ | 2011年9月 3日 (土) 18時44分