新橋演舞場六月大歌舞伎夜の部千秋楽・豪華でした。
吹雪峠
三人の俳優さん全員の格好良さを見せられるかが成否のキーと思いました。愛之助丈が助蔵を儲け役になさったことでヒューマンドラマになりました。
夏祭浪花鑑
立派な大人が、真剣になればなるほど犯罪の深みにはまるという痛々しいお話でした。しかし、全員立派、全員役不足気味という感想を持ってしまうのは何故でしょ。江戸の大歌舞伎の贅沢さが羨ましいぞ。
色彩間苅豆
清本の演奏、聞き惚れました。あいせつでじょうじょうとしていて持っていかれます。主演のお二人の舞踊は間違いないところですから、色模様が堪能できました。残酷な男が似合う染五郎丈、被虐が似合う時蔵丈ですから、うひひで〜す。
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コメント
きゃー、平幹さまがコクーンに。そういえば、初日、日下武司さん、下村尊則さんが客席においででした。
ベンチに安倍寧さんの隣に座ったので、みなさんあいさつされてましたが、どなたかわからない~状態でした。残念。
あー、毎週末見たかったです。
すぐ、東京行きたくなります。
投稿: とみ(風知草) | 2011年7月 1日 (金) 12時27分
千穐楽、いらしていたんですねの
愛之助さんの団七を見てみたいですわ(意外と上方の役者さんが演じられることが少ないんですね)。
「かさね」はきれいでしたね~。私もうひひ~でした
客席が暗いとお感じになったのはやはり節電によるものでしょう。私は慣れてしまってあまり感じませんでしたが…。ある程度の暗さに慣れてしまうと、今まではムダに明るかったのかしらと思います。でも今はいいけど冬は淋しくなるかも(冬の暗いのって、心の豊かさが失われるようであまり好きではないのです。当分、そんなこと言っていられませんけれど)。
コクーンの千穐楽に平幹二朗さんがいらしていました。静かに、しかし存在感たっぷりにご観劇でした。
投稿: SwingingFujisan | 2011年7月 1日 (金) 00時11分