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2011年5月12日 (木)

欲望という名の電車 阪急という電車に乗り、西宮北口で乗り換え、何とかやってきた梅田はごくらくでした。

Photo
作:テネシー・ウィリマムズ
訳:小田島恒志
演出:松尾スズキ
キャスト
秋山菜津子・鈴木砂羽・池内博之・オクイシュージ
猫背椿・村杉蝉之介・顔田顔彦・河井克夫・小林麻子・桔川友嘉・井上尚
あらすじ
ブランチは、「欲望」という名の電車に乗り、妹のステラの暮らすニューオーリンズへやってきた。姉妹は、南部の地主階級の出だったが、すでに家屋敷を失い、どうやら教職も解雇されたらしい。ステラの家に居候することになったブランチだが、狭いアパートでことごとくステラの夫スタンリーと衝突する。上流階級出身のブランチにとってステラの貧しい生活は衝撃であり、ステラの夫でポーランド系のスタンリーの粗野な言動には我慢がならない。そんな彼女の心に安らぎをもたらしたのが、スタンリーの親友ミッチだった。しかし、スタンリーがブランチの過去を暴いてしまう。

秋山ブランチは、美しく繊細で、痛々しいところが素敵。ぶちキレの怖さは諸先輩にゆずるとして、プライドの高さなど、リアリティがあり、共感を持てる役作りでした。
確かに、狭い家で、価値観の全く異なるものが、家族として同居するのはものすんごいストレスがあるのは分かりますが、不幸続きで心を病んだ女性をぼこぼこに痛めつけてもええということにはならないでしょ!
息が詰まりそうな緊迫感と徐々に高まるストレスのなかにあって、何度も爆笑シーンとにんまり小ネタ笑いで、息をつかせてくださいました。
また、元々、欲望電車は、生活感を醸し出すため、リアルセットを作り込みますが、今回も凝ったセットでした。加えて、効果的に映像を重ねあわせ、輻輳する心模様を重層的に見せてくださいました。

宝塚バウホールから、シアタードラマシティまで50分で運んでくださった阪急電車さんありがとうございました。同道いただいたスキップさま、楽しかったですね。

秋山さん、遂にブランチ役者、おめでとうございます。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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コメント

>SwingingFujisanさま
秋山ブランチは、最新最強ですね。しばらく、女優さんではスタンダードになられるのでは…。女形さんでは篠井さんがワンアンドオンリーであられます。
ブランチに共感できるだけに、境遇には身につまされますね。

投稿: とみ | 2011年5月16日 (月) 23時09分

秋山さんのブランチ、よかったですねえ。舞台としての「欲望~」は初めて見ましたので、この秋山ブランチが今後私の基準となります。「女優ってスゴいな」と思いました(男優ってスゴいな、とはなせか思わなかった)。
笑いの場面がうまく組み込まれていましたね。私には敷居が高いのではないかとかなりの緊張感をもって見に行ったのですが、面白く悲しく見ることができました。

投稿: SwingingFujisan | 2011年5月16日 (月) 14時01分

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