ロミオとジュリエット・フランコ・ゼフィレッリ版 若さとひたむきさが切り札。1968がロミジュリに洗脳された年でした。
原題:Romeo and Juliet/Romeo e Giulietta
監督・脚本:フランコ・ゼフィレッリ
原作:ウィリアム・シェイクスピア
撮影:パスカリーノ・デ・サンティス
音楽:ニーノ・ロータ
製作国:1968年イギリス・イタリア合作映画
キャスト
オリビア・ハッセー、レナード・ホワイティング、マイケル・ヨーク、ジョン・マッケナリー、ミロ・オーシャ、ローレンス・オリビエ
あらすじ
15世紀中頃、ルネッサンス真っただ中のイタリア北部の町ベローナ。2大名門として知られるモンタギュー家とキャピュレット家が血で血を洗う抗争をする最中、モンタギュー家の息子ロミオとキャピレット家の娘ジュリエットは、舞踏会で出会い、一目で恋に落ちた。
2人は敵どうしの家と知りながら、燃え上がった心を抑えきれず結婚式を挙げるが、その直後、ロミオを憎むキャピレット家のティボルトが広場で待ち受けていた。
- また観た。どんだけロミジュリ系に弱いねん。
主役のロミオとジュリエットには、映画史上もっとも若い英国の俳優が抜擢。当時16歳だったレナード・ホワイティングさんと、15歳だったオリビア・ハッセさんーということで、大変話題になっていました。
台詞やエピソードも大胆に編集、流麗で哀切な音楽、絢爛豪華な極彩色の画面、若者の衣装はヴァチカンの衛兵風、都市と建築はイタリアルネッサンスの本物、何より主演二人の若さと美しさ、レナード・ホワイティングさんのまっぱ、リアリティのある流血の惨事と、これでもかのサービスでした。
が、日本ではオリビア・ハッセーさんのエロ清純な美しさとひたむきさに人気沸騰しましたね。積極的で一途なジュリエット像が時代とマッチしていたのでしょう。色あせない豊穣な若さにまたまた感動しました。
やはり刃傷沙汰は、教会を出て3時間後でなければなりません。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
当時は子どもだったから、シェイクスピアの現代への翻案は理解できても、時代を100年遡るというのが理解できなかったし、ルネッサンス時代にザ・モレスカという鈴を使ったダンスが流行っているのも知らんかった。もったいない見方していました。
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