文楽地方公演 in 京都
19日土曜日、京都府立文化芸術会館に来られた文楽座一行の公演に行ってきました。3月11日は、埼玉県越谷におられたようです。
桐竹紋壽さんは休演で、曽根崎心中のお初は吉田和生さんの代演でした。
当日券を購入しての鑑賞でしたが、思いのほか、床下のお席で拝聴することができました。国立文楽劇場よりかなりこぶりですので、よかったように思います。
さすが、京都ということで、舞妓さんとおねえさんが鑑賞しておられまして、大夫さん、三味線さんは眼福だったのではなかったでしょうか。
昼の部
解説は紋臣さん
「仮名手本忠臣蔵」二つ目の段、身売りの段、早野勘平腹切の段、
「釣女」
文楽では、与市兵衛女房には名前はありませんが、見せどころはいっぱいです。特に勘平さんがおちいってからが見せ場です。勘壽さん、大活躍でした。
眼目の釣女。醜女ちゃんの首は、普通のお福ちゃんより大きいのか、和生さんのお顔とシンクロして迫力ありました~。
夜の部
解説は一輔さん
「曽根崎心中」生玉社前の段、天満屋の段、天神森の段
曽根崎は何べん聴いても泣けます。咲大夫さんと燕三さんの天満屋の段は緊張感ありました。虎の尾を踏む思いがびしびし伝わります。
こちらは、きれいきれいなお初。官能と激情のお初ちゃんではなく、徳兵衛に殉じるという気迫の娘でした。
【主な出演者】
豊竹咲大夫、竹澤團七、鶴澤燕三、吉田玉女、吉田和生
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