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2011年2月23日 (水)

今日は五大力さんの日・伏見区醍醐寺では餅上げ力奉納が行われました。仁左さまの「盟三五大切」もっぺん見たかった〜。

五大力さんとは、開山以来、毎年2月23日に醍醐寺において、国民の平和を祈る法要「五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)」の行事で、呼び物の一つが餅上げ力奉納です。「力」を奉納し、無病息災を授かるといいます。
経説によりますと、この大法会(だいほうえ)のご本尊「五大力尊」は、「不動明王」(中央)、「大威徳明王」(西方)、「軍荼利明王」(南方)、「降三世明王」(東方)、「金剛夜叉明王」(北方)の五大明王の総称で、この仏様を信仰すれば、無病息災、家内安全になるようご加護下さいます。
国宝・金堂前に特設された舞台で、女性90キロ、男性150キロの餅に挑み、持ち上げた時間を競います。優勝者には持ち上げた餅がもらえます。

あまり色恋と関係なさそうなパワフルな五大力さんが、なぜ恋の守護神になったかというと、江戸時代に、女性が手紙を出すとき、相手に間違いなくこの手紙が届きますようにという願いを込めて、手紙の封じ目の所に「五大力」という文字を書くというのが、一般的に行われていたようです。
これがさらに発展して、女性が愛する男性へ誓文として、櫛やかんざし、三味線など、日用品に「五大力」と書くようになりました。
芸者に袖にされた薩摩藩士がキレて5人を殺害したという実際に起き事件を元に、並木五瓶が書いた、「五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)」というお芝居が当たりしました。鶴屋南北は同じ題材で、忠臣蔵の世界を綯い交ぜ、「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」を書いたのです。五大力の文字を入れたのが三味線から腕の入れ黒子に大胆に変えられています。

どちらも趣向は五大力です。五大力と書くだけなら、誰に心中立てしているか分かりません。それに画数が少ないので簡単に別の文字に書きかえられてしまいます。芸者小万の間夫の三五郎が「三五大切」と書き換えたのが、五人斬りの大惨事になってしまったんですね。

お店の屋号にもありますね。お客さんへの誠心を示すのか、無病息災・家内安全なのか分かりませんがええ言葉です。
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