ベルギー王立図書館所蔵ブリューゲル版画の世界 in 美術館「えき」KYOTO
14日(日)時間を取って行ってきました。デパートは久々なので華やいだ気持ちになります。近代消費文化の華として百貨店はまちに要ります!(声を大)
老舗のデパートが撤退し,量販店が進出し,人の流れが変わりましたが,あらゆる階層に,もしかしたら幸福になれるかもしれないという夢を提供できるのはデパートですね。
寓意画ですし,精緻ですから1枚の絵を見る時間が長くかかります。しかも,読み解かなくては分かりませんから考えないといけません。見物衆は牛歩です。
ベルギー王立図書館所蔵ブリューゲル版画の世界
16世紀ネーデルランドの巨匠と呼ばれた画家ピーター・ブリューゲル(1525/30-69)。日本人にとても親しまれている画家です。ブリューゲルは聖書の世界、ことわざ、子供の遊び、民衆の祝祭、農民の労働をテーマに描いています。特に寓意をこめた作品では人間の弱点や愚行を諷刺とユーモア精神によって表現しています。
11/23(火・祝)までJR京都伊勢丹・美術館「えき」KYOTO
浮世絵好きの日本人の感性にフィットします。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
かつての近鉄百貨店(元丸物百貨店)。建て替わってヨドバシカメラです。
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コメント
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投稿: pharmacist | 2010年11月22日 (月) 15時50分
>S.F.さま
東京は渋谷でしたか。見応えありましたよ。繰り返し登場の妖怪キャラがポイントですね。
図録はお買い得ですね。
投稿: とみ | 2010年11月20日 (土) 20時07分
東京展は渋谷でしたので、渋谷苦手の私は見に行きませんでした。ところが、たまたま京都に出かけた娘が見てきて興奮・大感動しておりました。
寓意を込めた精緻なラインは見事だし、16世紀の作品でありながらきわめて現代的な印象を受けます。
というわけで、娘が買ってきた図録を繰りながら、やっぱり渋谷に見に行くべきだったかしらとちょっと後悔したのでした。
投稿: SwingingFujisan | 2010年11月19日 (金) 22時40分
>蘭鋳郎さま
絵巻物や戯画が大好きな日本人の感性にフィットするのか、見入る時間が長いです。
イメージの豊富なことには驚きます。自然と共存した暮らしだったんですね。
投稿: とみ | 2010年11月18日 (木) 12時22分
とみ様
ブリューゲル、見応えがありますね。会場で放送されていた「大きな魚は小さな魚を食べる」のCGアニメ?も楽しかったです。
時間があれば、もう一回見たい。1回ではゆっくり見る時間的余裕がありません。
投稿: 蘭鋳郎 | 2010年11月18日 (木) 02時19分