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2010年10月20日 (水)

乱暴と待機・ありえないような迷惑な人たちが織り成すありえるシチュエーションです。

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監督・脚本・編集:冨永昌敬
原作:本谷有希子
出演
浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の原作者として知られる劇作家・ 本谷有希子の同名戯曲を「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬監督で映画化。

木造平屋建ての公営住宅に引っ越してきた失業中の番上は隣家に住むジャージ姿で読経するおかしな女性と出逢う。その女は兄と暮らしているという。身重の妻はその女性と因縁ありの関係のようだ。その女の兄という男がさらにおかしいうえ、兄弟ではなさそう。男は女と番上との情事を天井から覗いている。一触即発の4人の行き着く結末は…。

天井裏から覗く、覗かれるという関係しか築けない複雑な男女の愛を、近所に引っ越してきた若夫婦の視点から描く荒唐無稽なコメディ。4人の演技が摩訶不思議というかシュールでひたすらおかしい。ハタ迷惑なカップルにひどい目に遭わされる一見普通の夫婦もよくよく見れば変な人たちだ。
どんなお役でも素敵な浅野さん。いい役者さんです。しかし、ご近所には住みたくないです。
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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

>悠さま
美波さん、何をお召しでも美しいです。シュールな物語ですが、現実の方がもっと愚かしいことを知っていることが笑えます。

投稿: とみ | 2010年10月23日 (土) 15時48分

相手のこころを思いやり、相手にこう思ってほしい、ってな、みんながもたれあった日常を、極限化すると、たしかにこうなるよねってな物語でした(^^)。美波さんの美しさには魅かれますが、ご近所さんになりたくはないです(;;)

投稿: 悠 | 2010年10月22日 (金) 22時22分

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