オカンの嫁入り
監督・脚本:呉美保
原作:咲乃月音・小説「さくら色 オカンの嫁入り」(宝島社文庫)
撮影:谷川創平
音楽:田中拓人
美術:吉田孝
編集:高橋信之
キャスト
宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太、絵沢萌子、國邑隼
あらすじ
陽気な母陽子とお堅い娘月子は母一人子一人で大阪の下町で暮らしている。ある晩遅く、陽子はダサめの若い金髪の男を連れて帰宅し「この人と結婚することにしたから」と言い放つ。困惑し怒る月子は、隣に住む大家のところに退避する。実は、月子は、職場のトラブルからのトラウマで電車通勤ができなくなっていて失業中である。そうこうしているうちに陽子の秘密が明らかになる。
舞台は大阪の京阪沿線だが、路地奥の木造家屋や坂道や石段の多い風景はは大阪市内の空掘界隈のようでもあり、陽子が勤めている外科医院は京都のようだ。
奔放な母と保守的な娘という典型的な組み合わせだが、大竹&宮崎の二人にかかると、リアリティのある愛すべきキャラクターになる。苦労人でありながら明るく気のいい研二、面倒見のいい大家のサク、陽子の理解者の外科医の先生と、ささやかだが幸福な日々が始まるかに見えたが…。
今を精いっぱい生きて愛する人との暮らしを大切にしようという真っ当なメッセージが込められ、じんわり暖かくなる。
佐藤アツヒロ、香寿たつき、三倉佳奈のミュージカル版もあるようだ。
大阪弁です。谷町、京阪沿線、京都などで撮影されたようです。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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コメント
>獅子丸さま
オカンが結婚するといえばそら困惑しますな。
投稿: とみ | 2010年9月21日 (火) 22時52分
困惑するの?
投稿: BlogPetの獅子丸 | 2010年9月21日 (火) 15時24分