十三人の刺客
監督:三池崇史
製作総指揮:ジェレミー・トーマス、中沢敏明、平城隆司
原作:池上金男(池宮彰一郎)
脚本:天願大介
音楽:遠藤浩二
撮影:北信康
キャスト
役所宏司、山田孝之、伊勢谷友介、沢村一樹、古田新太、六角精児、石垣佑磨、高岡蒼甫、波岡一喜、近藤公園、窪田正孝、伊原剛志、松方弘樹、吹石一恵、谷村美月、内野聖陽、岸部一徳、平幹二朗、松本幸四郎、、稲垣吾郎、市村正親
あらすじ
残虐を好み、殺戮のための殺戮を繰り返していた明石藩主・松平斉韶の暴虐を訴えるため明石藩江戸家老・間宮は老中土井の屋敷前で切腹した。この事件を受け、幕府内では極秘裏に次期老中の職が決まっている将軍の弟・斉韶の暗殺が画策され、御目付役・島田新左衛門がその命を受けた。
新左衛門は早速刺客集めにとりかかるが、彼の前に斉韶の腹心・鬼頭半兵衛が立ちはだかる。鬼頭はかつての同門で好敵手だった。
島田は参勤交代の帰国の道中を狙い、落合宿で待ち伏せる。刺客は13人、敵は300人。決死の襲撃が始まった。
豪華キャストに惹かれて出かけたが、剣劇アクション映画だ。延々と続く殺陣だが全く飽きさせない。欲を言えば一人一人の剣技を特色づけて欲しかったところだが、その分はドラマでカバー。極悪非道の藩主を演じる稲垣さんの存在感が凄い。
映画は高齢者の娯楽だ。この秋は豪華時代劇が一杯で、ニーズに応えていいように思う。
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