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2010年8月15日 (日)

松尾塾子供歌舞伎公演2010 in 国立文楽劇場Aプロ

可愛くて本格的。文化と行儀作法を歌舞伎のお稽古を通じて子供たちに伝える松尾塾の公演を今年も拝見した。国立文楽劇場の初日、Aプロ。詳しくは公式ページに記載。
今年は、「伽羅先代萩」のパロディ版で歌舞伎座さよなら公演にもかけられた「実録先代萩」、七月の大阪松竹座でもメインとなった「引窓」、「藤娘」、「越後獅子」を揃えたラインナップ。

一、実録先代萩  竹本連中  
(じつろくせんだいはぎ)
            伊達家奥殿の場

      (だてけおくでんのば)
歌舞伎座御名残大歌舞伎でかけられた、より実際の事件に近いとされている重ノ井の子別れのような筋運び。
立女形の浅岡の奈都季さんは健気さが、さばき役の岳さんは吉右衛門丈のようなあたたかさと情愛が光った。65分間、ずっと真ん中で威厳を保っていた亀千代君の龍太ちゃん、御苦労さまでした。御局衆、腰元衆のお行儀の良さにドッキリ。 
二、双蝶々曲輪日記
竹本連中
(ふたつちょうちょうくるわにっき)
  引窓の段
  (ひきまどのだん)
放生会の踊りから始まる。長さといい難度といい、今公演メインがこれ。先日も大阪松竹座で上演されたばかりだから、床も力入っている。
実は物語のストーリーを引っ張っているのは嫁のお早と母・お幸の会話によるものということに初めて気付いた。この間まで新町につとめていたことがうかがえる色っぽい優花ちゃんのお早、じっくり聴かせる台詞廻しがさえる哲平ちゃんのお幸に感心。主演らしいさわやかさの慧さん、母恋の少年と男達ての揺らぎがいい感じの陸人さん。
いいお芝居でした。     
三、舞踊  長唄連中
上 藤娘
(ふじむすめ)
松尾塾オリジナル振付の七人藤娘。なかなか艶っぽい振りだが、可愛い子供たちが踊ると絵のよう。
下 越後獅子
(えちごじし)
追い出しは、町の童として初舞台の小さな子どもたちも登場する越後獅子。親方と四人の少年たちのパワフルな舞に拍手喝采!
たぶん、客席の皆さん、ここまで本格的とは予想されてなかったのか、感嘆と称賛に満ち満ちてました。

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コメント

>哲平さま
役者がそろっての引窓でした。家族の要ですから大変なプレッシャーだと思います。東京でも頑張ってくださいね。
世話物はクリアでしたから、来年は盛綱陣屋の覚寿、渡海屋の典侍の局など時代ものの大役に期待します(^^)v。

投稿: とみ | 2010年8月17日 (火) 12時08分

>諒さま
後見ではさぞ緊張なさったことでしょう。弟さんたちを見る目も違って来られたのでは…。
南方の大役を務められた慧さんは、家族の絆を大切にする優しさが感じられました。

投稿: とみ | 2010年8月17日 (火) 10時50分

今年も公演を見に来て下さってありがとうございました。

今年、ぼくは3つもお役をいただきましたが、一番難しくて
一番頑張ったのが、引窓のお幸です。
だから、おとみさんに、ぼくのお幸を見てもらえて嬉しいです。

きれいなお菓子もありがとうございました。
諒くん、慧くん、薫くんの上口三兄弟と一緒にいただきました。
美味しかったです。

東京公演も頑張ってきます。

本当にありがとうございました。

投稿: 哲平 | 2010年8月16日 (月) 23時20分

おとみ 様

今晩は。
やっとお会いすることができた、と母から聞きました。観にきてくださりありがとうございます。

今年は後見をさせていただきましたが今までで一番緊張しました。

差し入れのお菓子、哲平からから分けてもらっていただきました。おいしかったです。

これからも後輩達の応援をよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

                                  上口 諒

投稿: りょう | 2010年8月16日 (月) 22時41分

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