宝塚雪組公演・ロジェ・ロックオン! in 宝塚大劇場
ミュージカル『ロジェ』
作・演出:正塚晴彦
出演:水 夏希、愛原実花、未沙のえる 他
おはなし
インターポールに所属するロジェは、幼い頃、ナチス戦犯に家族を殺害され、亡父の友人とその男を24年間追い続けてきた。刑事として武器密売事件の犯人を追ううちに、戦犯を亡命させる組織の存在に行きあたり、敵の存在が知れる。そんななか、同じ組織を追う女と出逢う。
正塚晴彦センセによる水夏希サヨナラ公演のためのオリジナル作品。正塚センセらしく、さしたる大事件もなく淡々と進みどんでんがえしもない。非情に見える男が実は人間らしい温情派という、ファンが期待する水夏希さんの人となりを見せるお芝居で、安心して見ていられる。
恋人も親友もいないというところが若干悲しいが、新しい生き方を見つけなければという決断がさわやかだった。ワタクシ的には、スーツ姿で踊っていただけたので満足。
皆さんに慕われておられますね。うるうるになります。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
ショー『ロック・オン!』
作・演出/三木章雄
ロックンロールのオープニングが、華やかでかっこよろしい。ジャズ、クラシックなど場面や曲も変化に富みお買い得感いっぱい。
男役の燕尾服の群舞はよいのだが、振りがあまりびしーとカッコ良いとはいえないような…。愛原さん、音月さんとのデュエットダンスの難度も低い。
と、贔屓だけに注文も多いが、お似合いのショーで卒業できることは本当にありがたいことと感じる。心から御卒業お祝いします。
| 固定リンク
「ミュージカル」カテゴリの記事
- 宝塚雪組公演全国ツアー・ベルサイユのばら・8日ソワレ(2014.03.08)
- 早霧せいなさんが宝塚雪組のトップスターに!(2014.03.04)
- ロミオ&ジュリエット14日(月)マチネ(2013.10.16)
- レ・ミゼラブル大阪千秋楽・福井さんが挨拶したはる~(2013.09.26)
- 劇団四季Song & Dance 感謝の花束 17 日ソワレ(2013.08.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
>かしまし娘さま
いよいよご卒業ですね。伝統を生真面目に守る健気なスターさんでした。後継の男役さんたちも格好よくなって来られました。雪組をこれからも定点観測します。
ロミジュリ99が思い出されます(涙)。巡って新しいロミジュリ、これが宝塚はんですね。
投稿: とみ | 2010年9月 7日 (火) 20時01分
とみ様
ショーが破格の楽しさでした。
三木しぇんしぇ~の意気込みというか、
歌劇団の気合というか…。
色々とこれからもゴタゴタしそうな予感アリアリの雪組ですが、
水夏希というトップがせっかく育てたこの組を、
砂上の楼閣と言わせないように、きばってもらいたい!
なんてったって、やっぱ男役揃ってますもん、雪!!
目が離せないです。
投稿: かしまし娘 | 2010年9月 6日 (月) 17時20分
>スキップさま
達成感いっぱいで卒業なさるお姿にうるうるになりました。
華やかな容姿、恵まれた体格、心とろかす歌唱力、明晰な台詞回し、ファンタジックなダンス力に恵まれたわけではありませんが、愛と精進と気配りで雪組を支えて来られました。トップになられてからも常に高い目標にチャレンジなさってました。
盟友たちは先に卒業なさって、若い明日のスターさんたちに見送られてのご卒業です。
前の公演でどぼどぼに泣けましたので、今回は嬉しい涙です。
投稿: とみ | 2010年7月12日 (月) 13時00分
とみさま
御贔屓の水さんのスーツ姿、堪能いたしました。
ほんとにステキでした♪
黒燕尾群舞は数だけで押して来た感じでしょうか(笑)。
水さんとのお別れはさびしい限りですが、まわりの
新しいスターさんたちの息吹も感じられた公演でした。
投稿: スキップ | 2010年7月11日 (日) 23時54分