浮世絵にゃんとも猫だらけ展 - 歌川国芳を中心に-
動物の中でも最も人と寝食を同じくする猫は、人に馴れ易く愛玩されて、国の盗人にもたとえられる鼠を退治するなど、一家に一匹必需であるとされてきました。
浮世絵の美人画には、赤い縮緬で作った首玉(首輪)と鈴を与えられ、可愛がられる猫の姿が多く見られます。
しかし、浮世絵に登場する猫はそうした可愛がられるだけの猫ではありません。人の生活に近かったため、擬人化され、時には人気役者の似顔で人間らしく振舞い、物語の化け猫として、また年経て不思議な力を得た魔物としても登場します。
こうした猫たちを最も描いたのが、愛猫家として知られる歌川国芳でした。本展覧会では歌川国芳を中心に、猫を扱った浮世絵版画、約120点を一堂に展覧いたします。江戸の人々と猫との楽しく愉快な暮らしぶりに触れていただける展覧会です。
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コメント
>hitomiさま
6月6日に書きました。ぜんぜんたいしたこと書いてませんのでお気遣いなく。
牡丹亭からもう2年ですね。京都の舞踊公演は見逃せません。
投稿: とみ | 2010年6月30日 (水) 00時07分
すみません。とみの様レベッカの記事を探しています。午前中、玉様、南座公演の記事読ませていただいたのですがコメントする頭が今はなくて(疲労とあちこちの痛み、年ですね)失礼しました。今まで歌右衛門丈の関扉はテレビ等で見ましたがほとんど初めての鑑賞だと思います。あちこちで難解という声を聞きました。
お隣の方が中国の方で昆劇を見たいとおしゃってました。また母から招集かかったのでのちほど、参ります。
投稿: hitomi | 2010年6月29日 (火) 14時05分
>hitomiさま
遅い時刻まで開いていますのでいいですよ。
浮世絵は美人画や風景がやはりよろしいようですが、パロディ大好きもんとしては、楽しめました。
投稿: とみ | 2010年6月29日 (火) 12時59分
>hitomiさま
ご無事のご帰還おめでとうございます。
玉様らしい香気があふれる公演でした。歌右衛門丈から玉様に代変わりした立女形のお役にして、若い頃からの当り役ですから、力も入るというものです。
レベッカは名古屋と大阪では3ヶ月の隔たりありますもの。
投稿: とみ | 2010年6月29日 (火) 08時35分
会期中無休だったのですね。残念です。
投稿: hitomi | 2010年6月29日 (火) 08時06分
わお、たまりません、和猫ちゃん!御紹介ありがとう!
とみ様、ごめんなさい。レベッカにコメント頂いているのを今気が付きました、楽天はコメントが少ないのでうっかりしていました。
シルビア・グラブさん、凄いでしょう、岡さんとのコンサートもたまりませんでした。
玉様とレベッカのマチソワだったのですね。
先日、南座で半年ぶりに玉様の舞台拝見。完全な一人旅で行く前は予約する気もならず生きて帰れたので急に観たくなりました。三十三間堂や建仁寺をウン十年ぶりに鑑賞して。ボケた頭で予約したので月曜日、美術展は観られませんでした。
投稿: hitomi | 2010年6月29日 (火) 08時02分