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2010年5月10日 (月)

家族で「摂州合邦辻」を幕見。菊様v.s.しのぶ姉上さまの姉弟フェードル競演妄想で盛り上がる。

家族で「摂州合邦辻」を幕見。菊様&しのぶ姉上さまの姉弟フェードル競演妄想で盛り上がる。
9日は、家族で、大阪松竹座團菊祭五月大歌舞伎、昼の部「摂州合邦辻」を幕見した。菊様&しのぶ姉上さまの姉弟「フェードル」競演妄想で盛り上がったので以下にφ(.. )メモメモ

「フェードル」は、フランスの劇作家、ジャン・ラシーヌ作の悲劇。初演は1677年1月1日。ラシーヌにとっては、最後の世俗的悲劇とか。
あらすじ
アテナイのテゼー(テセウス)王の王妃フェードル(パイドラ)は、夫の留守中に、義理の息子イポリート(ヒッポリュトス)に恋心を告白し,拒まれた恥辱の報復に、イポリートから不義を仕掛けられたと夫に告げた。イポリートは黙って戦地に向かい、壮絶な戦死を遂げる。フェードルは毒をあおって果てる。

それぞれの役に宿命が想定されている。フェードルは,クレタのミノス王とミノタウルスを生んだパシパエの娘で,欲情に破滅するよう運命付けられている。イポリート(母はアマゾンの女王)は,潔癖で頑なな若者で,アルテミスの純潔を敬い,アフロディテのエロスを憎んだため、アフロディテの呪いを受け,愛欲に報復される。
ギリシャ悲劇においては、神の前に無力な人間という運命悲劇の枠組みのところ,ラシーヌは、人間洞察の深さ、悲劇的構成の巧みさにより、心理劇の傑作として再構築している。
お芝居は、わずかな期間で、人間関係がダイナミックに動いてました。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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おとみの妄想劇場
アンドロマックは劇団四季が上演しているのでフェードルもいかがざんしょ。想像可能なところで…。
テゼー/山口嘉三さん
フェードル/野村玲子さん
イポリート/田邊真也さん
アリシー(イポリートの意中の姫)/都築香弥子さん
エノーヌ(フェードルの乳母)/丹靖子さん

文学座系版ではこんな感じに
テゼー/西岡徳馬さん
フェードル/寺島しのぶさん
イポリート/北村有起哉さん
アリシー(イポリートの意中の姫)/検討中
エノーヌ(フェードルの乳母)/梅沢昌代さん
これは見たい。

歌舞伎版は今月でキマリ
テゼー/三津五郎丈
フェードル/菊之助丈
イポリート/時蔵丈
アリシー(イポリートの意中の姫)/梅枝丈
エノーヌ(フェードルの乳母)/東蔵丈

まだ実現していない玉様玉手ならこんなところで
合邦/歌六丈
玉手/玉三郎丈
俊徳丸/菊之助丈
浅香姫/右近ちゃん
おとく/吉弥丈

奴入平/團蔵丈

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