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2010年2月22日 (月)

人間失格・寺島しのぶさんはやはり心中のお相手

Photo
監督:荒戸源次郎
企画・製作総指揮:角川歴彦
原作:太宰治
撮影:浜田毅
美術:今村力
衣装デザイン:宮本まさ江
音楽:中島ノブユキ
キャスト
生田斗真、伊勢谷友介、寺島しのぶ、石原さとみ、小池栄子、坂井真紀、森田剛、石橋蓮司、室井滋、大楠道代、三田佳子、岡山智樹
あらすじ
太宰治生誕百周年を記念して製作された文芸大作。津軽の資産家の息子・大庭葉蔵は、幼い頃から自意識過剰で周囲となじめず、偽りの道化を演じていた。画家を志し、上京して高等学校に入学した葉蔵は、同じ画塾に通う遊び人・堀木と出会い、酒色におぼれた放蕩生活に陥る。心中未遂(自殺幇助)、勘当、アル中、自殺未遂、薬中、精神病院入院、転地療養と破滅と絶望に向かってひたすら堕ちてゆく。
太宰の自伝とも遺稿とも称され、映像化は困難と言われた原作を「赤目四十八瀧心中未遂」の荒戸源次郎監督が鮮烈な映像美にまとめあげた。

太宰の分身的存在の主人公を生田斗真が熱演する。破滅型の青年にしては美しく健康的だが、怒り、悲しみ、虚無に満ち、少しでも心の弱さを持つ人間にはその傷口から浸蝕するエイリアンのような不気味さ。こんな少年とも青年ともつかない魔物に人は魂も肉体も乗っ取られるんだ~。ヴィヨンの妻に比べ、破滅男が主人公なので、娯楽として感情移入しにくいが、純文学として十分堪能できる。
綺羅星のような女優さんが名を連ね妍を競う。昭和初期のアンティーク着物、耳隠しのウエービーヘアーが素敵。洋装はストレートボブのモガスタイルが映える。ファンタスティックな演出と映像もみどころいっぱい。
しのぶさま、ベルリン映画祭、最優秀女優賞おめでとうございます。心中が似合う女優さんNO1と勝手に決めさせていただいております。↓よろしかったらポチッとお願いしますm(_ _)m。
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