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2010年1月30日 (土)

アバター

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監督:ジェームズ・キャメロン
出演:シガニー・ウィーヴァー、ゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントン、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョバンニ・リビシ
あらすじ
下半身不随になった元海兵隊員のジェイクは、死亡した双子の兄が取り組んでいたミッションを引き継ぐことを決意し、惑星パンドラに乗り込んだ。その任務とは、独自の言語と文化を持った住民が暮らす土地から貴重な鉱石を採掘するため、住民を移住させることだ。このため、パンドラの住人ナヴィ族と人間の遺伝子から造られた肉体に意識を送り込んで操作し、住民の仲間となって彼らを懐柔するというもの。
新しい肉体を得て、新しい仲間、勇敢な恋人とともにナヴィの戦士として成長を遂げるジェイク。しかし、壮絶な闘いが始まった。パンドラの自然と文明を救うためジェイクは、ナヴィの戦士として地球軍と戦う。

ナヴィ族は、アメリカン・インディアンにしか見えない。ここでは地球人が「エイリアン」だ。アバターと人間のリンクは「マトリックス」しているし、ラブストーリーとしては「ポカホンタス」、ボーイミーツガールは「クレイジーフォーユー」、異文化との交流は「ダンス・ウイズ・ウルブズ」、さまざまな映画のええとこどりを行い、娯楽のため、良かれと思われることはなんでも実行した超大作だ。音楽も、アメリカ先住民風の哀切で壮大なメロディーラインで、闘いの場は分厚くエキサイティングだ。極彩色の動植物のCGの美しさは夢のよう。
先進文明による武器で先住民の生命と文化を破壊し、略奪の限りを尽くしてきたアングロサクソン系の人間たちの行為を手厳しく批判する強烈なメッセージに驚く。そっか。合衆国民は明々白々のメッセージも真摯に受け止められるんや~。若者が重いメッセージをうざく感じない国民性は見習わないといけないようだ。
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