Dr.パルナサスの鏡

解説
「未来世紀ブラジル」のテリー・ギリアム監督によるファンタジードラマ。出演はパルナサス博士にクリストファー・プラマー、トニーに本作撮影途中で急死したヒース・レジャー。トニー役をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが継投し完成、公開まで取り付けた。鏡の中で別人に変身するという奇想天外なストーリーが、4人で一役というファンタジーを実現している。
現代のロンドン。人々の隠れた欲望を形にする魔法の鏡「イマジナリウム」を出し物に一座(娘のヴァレンティナ、曲芸師のアントン、道化のパーシー)を率いて旅する大道芸人パルナサス博士は、実は1000歳の老人だ。かつて、一人娘ヴァレンティナを16歳の誕生日に悪魔のニックに差し出すことを条件に永遠の命を手に入れていた。16歳の誕生日が3日後に迫るなか、ヴァレンティナは橋から吊るされていたトニーを助けた。記憶喪失の彼はそのまま一座に加わり、トニーとともに悪魔との最後の闘いに臨む。
トニーの記憶喪失前の人物像が分かりにくかったが、トニーは主人公のええ人には間違いなさそうだ。映画ならではの表現が、時代、場所を超えたイリュージョンにさそってくれる。パコと魔法の絵本、落下の王国等が好きな者ははまるぞ。
鏡の中で別人に変身するという奇想天外なストーリーが、4人で一役というファンタジーを実現しているが、これが全部ヒース・レジャー氏の特殊メイクだったらと思わずにはいられない。
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