宝塚雪組公演・情熱のバルセロナ・リオデブラボー
ミュージカル・ロマン『情熱のバルセロナ』
-スタンダール作「パルムの僧院」より-
脚本/柴田侑宏 演出/中村一徳
1982年、大地真央、黒木瞳のお披露目公演として上演された。スタンダールの「パルムの僧院」のプロットで、パルムをバルセロナに翻案したラブロマンス。
知性と容姿に恵まれた怖いものなしの青年が、権謀の餌食となって死刑を宣告されるが、周囲の献身により、僧院で生きることとなる。
主人公・フランシスコ/水夏希、警視総監の令嬢・ロザリア/愛原実花、バルセロナ大公/未来 優希、フランシスコの叔母・社交界の花/晴華みどり、バルセロナ宰相・ルイス/彩吹 真央、フランシスコの友人・政治犯の詩人・ラファエル/緒月遠麻
地方公演は、若い方や女役さんがいいお役で輝いておられるのを拝見できるのがいい。物語を動かしているのは、社交界の華リンダ叔母上。未亡人で大金持ち、宰相のルイスと公認の恋人どうしでありながら、大公に狙われている。しかし、命かけて守りたいのは甥のフランシスコという美味しすぎる設定。叔母上の美貌のおかげで命まで危うくなる甥はえらい迷惑な話だ。
若さに輝き、世間知らず。大地真央さんへのあて書き、27年前というのが、かなり分が悪いのは否めないが、手堅く宝塚らしいラブロマンスで大過なく終了。
![]() 演劇・観劇・ミュージカル |
ラテン・ロマンチカ『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』
作・演出/齋藤吉正
ブラジルの大都市リオ・デジャネイロに繰り広げられるロマンティックなラテン・ショー。
“リオのカーニバル”の喧騒、裏通りに暮らすストリート・チルドレンの夢他…。
Blue Moon Blueの月明かりの赤い花の一場面が挿入されブラボー
レイナが水さん、蛇が彩吹さん、赤い花が愛原さん
迷彩服の水さん、蛇のコスチュームの彩吹さん、丈の高い赤い花の愛原さんが素敵!
今年の雪組公演最後に相応しいライブ感満載のステージ。地元出身の彩吹さんは、ショーの最中も素に戻っておられ…。もちろんカテコでは恒例の地元出身のジェンヌさんの紹介があった。
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