ジェイン・オースティン/秘められた恋
Becoming Jane
監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:アン・ハサウェイ、ジェームズ・マカヴォイ
おはなし
イギリスの女流作家、ジェイン・オースティンの生涯一度の激しくも切ない恋。後の作品に多大な影響を与えた恋を、ジェインにアン・ハサウェイ、恋人の法曹家トムにジェームズ・マカヴォイ。
ジェイン・オースティン氏の小説は、未婚女性の結婚への夢とあこがれ、直面する困難を綴った私小説風で、結末は結婚で大団円となるが、ジェイン自身は生涯ただ一度の恋を諦め、生涯独身を通し、短い生涯に6編の小説を残した。
「プライドと偏見」、「エマ」、「いつか晴れた日に」と英国風オースティン映画は拝見しているが、ハッピーエンドと分かって観る映画と違って伝記は痛々しい。
知性とユーモアは女性にとって邪魔になる才能とされていた時代、機知に優れたジェインに、愛のない結婚も、愛だけが糧の結婚もできようはずがなかったということはよくわかる。主演女優はもう少し美しくないほうが説得力があったかも。アン・ハサウェイさん、お綺麗でした。
J.マカヴォイ氏は恋愛ものの相手役がはまります。↑よかったらポチッお願いします。
ジェイン・オースティン(Jane Austen、1775-1817)
18世紀から19世紀イングランドにおける田舎の中流社会を舞台として、女性の私生活を結婚を中心として皮肉と愛情を込めて描き、イギリス小説の頂点とされる。主要作品は『分別と多感』『高慢と偏見』『エマ』『マンスフィールド・パーク』『ノーサンガー僧院』『説得』の6つの長編小説。
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