来年の南座歌舞伎鑑賞教室は美吉屋の「国訛嫩笈摺」吉太朗ちゃんの「ととさんの名は…」
京都もんかつ上方歌舞伎ファンにとっては、顔見世興行の次に楽しみなのが南座歌舞伎鑑賞教室だ。毎年ならは4月に行われるが、来年は2月となっている。
主演は上村吉弥丈で、毎年、素晴らしい舞台を見せてくださっているが、いよいよ演目は「傾城阿波の鳴門(どんどろ大師の場」だ。人形浄瑠璃の決定版の狂言であの「ととさんの名は…」である。これは上村吉弥丈が自主公演みよし会で、勝負演目としてかけられたもので、子役のおつるちゃんの存在がとっても重要。上村吉太朗ちゃんのデビューとなった記念すべき演目でもある。
あれから3年、吉太朗ちゃんは片岡我當丈の部屋子となり、正式に歌舞伎役者としてのスタートをきられた。今年の顔見世と年明けの大阪松竹座がお披露目だが、これまでも、霊験亀山鉾などで重要なお役を務めておられる。美吉屋の総力を挙げての公演で、美吉屋の力を見せる勝負公演となること間違いなし。
2月10日〜14日で10公演。
国訛嫩笈摺(くになまりふたばのおいずる)
どんどろ大師の場
十郎兵衛女房お弓 上村 吉 弥
巡礼お鶴 上村 吉太朗
可能な限りぜ〜んぶみるぞ〜。どんどろ大師にお詣りにいかんと…。
歌舞伎 |
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