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2009年12月 1日 (火)

宝塚宙組公演「カサブランカ」 in 宝塚大劇場

Photo作・演出:小池修一郎。
おはなし
原作は、ハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマン主演のあまりにも有名なラブロマンスムービー。
第二次世界大戦下のモロッコのカサブランカ。ヨーロッパを占拠したナチスから逃れ、アメリカへの亡命のチャンスを待つ人々が集散する街だ。
1年前からこの街でカフェを経営するアメリカ人リックは、パリにいた頃に愛しあったイルザと再会した。イルザは、反ナチス活動家ラズロの妻となっており、追われる2人に対し、リックはかかわりにならないようにふるまうが…。

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渋い原作にもかかわらず、生徒さんをたくさん舞台上に並べ、宝塚らしい華やかさに満ちたミュージカルに仕上がっている。回り舞台を駆使したシークエンスも飽きさせなく、幕前芝居や暗転がないのがいい。
クライマックスの空港のシーンへの緊張感の畳み掛けも劇的だ。後悔の残る愛を心深く抱いて生きている女なら、号泣させられるものがある。
さて、映画の名曲といえば何といっても“As Time Goes by”。劇中でのこの甘い曲の使い方も効果的。
また、国歌対決のシーンも名場面の一つと言える。「ラインの護り」を歌うドイツ軍に対し、フランス人たちが「ラ・マルセイエーズ」を歌い始め、盛り上がった。コーラスも分厚い。
御披露目の大空祐飛さんは、トレンチコートに中折れ帽が似合って渋い。クールでタフで内に熱さを秘め、文句なしに格好いい。大人のおじさんを演じられるトップスターさんは久々かも。
リックの恋敵で、レジスタンスの戦士を演じるのは蘭寿とむさん。きれいな二枚目でいて、反戦活動家の存在感を発揮する人になっていた。主演娘役さんも手堅くお上手。バーグマンに負けたところで不名誉ではない。
いつもこれくらい、愛を持って作品作って欲しいな。

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ミュージカル」カテゴリの記事

コメント

>D.D.さま
楽しかったですね。ちょっと椅子とテーブルが多いように思いましたが上手く回ってました。もいっぺん見たいです。
大空さん素敵です。本当にいいお披露目公演でした。

投稿: とみ | 2009年12月 3日 (木) 23時31分

>獅子丸さま
回り舞台はいいですよ。上手く使って欲しいですね。

投稿: とみ | 2009年12月 3日 (木) 23時18分

「太王四神記」のときにも回り舞台の使い方に感動しましたが、今回も「小池先生スゴすぎ!」と感動しました。2階の端の方のまで観る人ずべてを楽しませよう、という思いが伝わってきます。

それと宙組生の群衆コーラスの迫力に「オペラみたい!」って圧倒されました。みんな大きいし(笑)

投稿: D.D | 2009年12月 3日 (木) 17時53分

きょう獅子丸が回り舞台っぽい後悔♪

投稿: BlogPetの獅子丸 | 2009年12月 2日 (水) 15時12分

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