« 寝ているフィガロを起こしたら怒られた | トップページ | 福岡シティ劇場55Steps まもなく開幕・ん、福井さんだ。 »

2009年11月15日 (日)

沈まぬ太陽

Sub6_large













監督:若松節朗
プロデューサー:岡田和則、越智貞夫、井口喜一
製作総指揮:角川歴彦
原作:山崎豊子、脚本:西岡琢也
出演:渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二
山田辰夫、香川照之、木村多江、西村雅彦、宇津井健他
おはなし
昭和30年代。ナショナル・フラッグ国民航空社員の恩地は、労働組合委員長を務め、労働闘争を行った結果、懲罰人事の処分を受け、カラチ、テヘラン、ナイロビと9年を超える海外勤務を命ぜられた。家族の苦悩は深く、恩地は焦燥と孤独に追いつめらる。共に闘った同期の行天は、組合を抜けて幹部職員の道を選ぶ。
本社へ復帰を果たした後も恩地の不遇は続いていた。そんななか、航空史上最大のジャンボ機墜事故が起きた。被害者の世話係を命じられた恩地だったが、組織の建て直しを図るべく就任した国見新会長の直属の配下となる。
にほんブログ村 演劇ブログへ
タイムリーなのか、バッドタイミングなのか。↑よかったらポチッお願いします。

なんとも、タイムリーというか、めぐりあわせが悪いというか、ナショナル・フラッグの航空会社の組織的腐敗と戦う信念の男の社会派大河ドラマだ。
キャストも、主演に国際的スター渡辺謙をはじめ、生涯の宿敵となった元親友に三浦友和、国航新会長に石坂浩二、航空機事故で息子夫婦と孫を亡くした老人に宇津井健など豪華だ。
インターミッションもある3時間を超える超大作のほとんどの時間、渡辺謙さんは出ずっぱり。若づくりも、現年齢も素敵。オーラ、目力、気迫、輝き、もうもう何もかも違う。一流の俳優さんをずらーっと揃えたから余計に、超一流が際立つといううれしい出来事だ。

|

« 寝ているフィガロを起こしたら怒られた | トップページ | 福岡シティ劇場55Steps まもなく開幕・ん、福井さんだ。 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

>ぴかちゅうさま
順風満帆、いい思いだけの人はいないと気付かれるところがいいですね。
太陽は沈んだのではなく別の大地を照らしていて、それは一続きのものと心から納得なさったんだと受け取りました。しかし、そのときはもう老境にさしかかったときというのが、一抹の淋しさを感じます。
渡辺さんと三浦さんがでずっぱりでしたが、日本映画でこの雰囲気というのがうれしかったです。

投稿: とみ | 2009年11月30日 (月) 08時22分

再びナイロビに送られた恩地が見た地平線に沈もうとする太陽が沈まぬ太陽に見えたというのはどういうことだろう?沈み続けることはないということ?とか考え続けました。「陽は沈み、陽は昇り」と「屋根の上のヴァイオリン弾き」の有名な歌も思い出し・・・・・・。
人間の社会も人生も常に希望に満ちた時ばかりではなく絶望の時ばかりでもない。その中でどう信念を保ち続けながら生きていくかということが問われるということかなぁと反芻しているところです。
それにしてもこの作品が映画化が実現して一番喜んでいるのは山崎豊子さんだと思います。キャストも豪華で嬉しかったし、企画に関わった皆さん全てに感謝とエールを贈りたい気持ちでいっぱいです。

投稿: ぴかちゅう | 2009年11月29日 (日) 22時24分

>スキップさま
世間を騒がせている再建問題…。なんだかタイムリーですね。日本映画も見始めると続けて見てしまいます。またお邪魔しますね。

投稿: とみ | 2009年11月23日 (月) 23時20分

とみさま
お訪ねするのがすっかり遅くなりました。
「沈まぬ太陽」見応えありましたね。
あの長編大作をよくまぁこれだけの長さに
まとめたものだと思います。
>一流の俳優さんをずらーっと揃えたから余計に、
>超一流が際立つといううれしい
ほんとにおっしゃる通りです。
これでもかというくらい豪華キャストですが
それに押されることのない主役の存在感、
渡辺謙さんお見事でしたね。

投稿: スキップ | 2009年11月23日 (月) 20時32分

>悠さま
沈まぬ太陽のタイトルは、航空機会社のことかなと思っていました。やっぱ佐倉義民伝です。直訴したものは討ち首という日本の伝統なのでしょうか。
渡辺謙さんのオーラ、全開でした。

投稿: とみ | 2009年11月17日 (火) 23時30分

>花かばさま
すみません。
実在の航空機事故、組織的犯罪、懲罰人事と盛りだくさんでした。家族の絆で乗り越えられたことも真実でありますように。

投稿: とみ | 2009年11月17日 (火) 23時22分

>やたけたの熊さま
ハズカシー。
真摯なコメントをいただきながら、大変失礼致しました。実在の方は、さぞや小説より過酷な半生を歩まれたことでしょう。仲間を思う心の発露と自身の安泰との折り合いは本当に難しいです。

投稿: とみ | 2009年11月17日 (火) 22時46分

みましたよ。耐えて耐えて、いっとき花があるけど、結局、報われない、忠臣蔵のような映画でした。
昔でしたら、高倉健の映画ですね。
私の中の、日本人のDNAが騒いでました(^^)。

投稿: 悠 | 2009年11月17日 (火) 22時14分

私の名前で返していただきましたが、やたけやの熊さんのコメントですよね。

御巣鷹山の事件を担当した当事者の生々しい内容の本を読みましたが、壮絶さが伝わって来ました。

羽田の整備上に飛行機の残骸や遺品の一部を展示しているそうです。

機会があれな一度行ってみたいと思いました。

本をこれから読もうと思ってます。

投稿: 花かば | 2009年11月17日 (火) 15時36分

>花かばさま
仲間を思う心が渋いです。恩地のステージが、たまたまユニオンだっただけで、佐倉義民伝だったかもしれないし、忠臣蔵だったかもしれません。体制の腐敗に一矢報いるエンターテイメントを好む者と実行者とは別物です。
考えるのですが語るのはためらいます。

投稿: とみ | 2009年11月17日 (火) 08時21分

先週劇場でみてきました。途中休憩のある映画は・・・「アラビアのロレンス」以来?記憶が飛んでます(笑)。
渡辺謙が演じる恩地委員長。モデルは小倉寛太郎という人だそうです。この人の講演記録を読むと映画そのものか、もしくはそれ以上の厳しい境遇にありながら、他の人のことに配慮し続けた人のようです。とてもとても、わたしなど考えも及ばない生き方をされた立派な方です。

http://minseikomabahongo.web.fc2.com/kikaku/99ogura.html

投稿: やたけたの熊 | 2009年11月16日 (月) 21時19分

>hitomiさま
見応えありました。見終わったあと、人と語り合えない微妙さがありました。若い方にも過去のことではないと思いました。
渡辺さん、光全部吸い寄せるお力ありますね。サバンナに立たれたお姿が最高でした。

投稿: とみ | 2009年11月16日 (月) 08時21分

私も観ました。原作は読んでないのですが見ごたえがありました。そして久しぶりに乗った飛行機がJAL,空港Pは5日間無料というサービスぶりでした。

投稿: hitomi | 2009年11月15日 (日) 21時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 沈まぬ太陽:

« 寝ているフィガロを起こしたら怒られた | トップページ | 福岡シティ劇場55Steps まもなく開幕・ん、福井さんだ。 »