文楽劇場シアタートーク
初日が待ち切れず、国立文楽劇場で開催された「文楽劇場シアタートーク」に行った。
第81回となるこのイベントだが、今回は25周年を記念して豪華版とか。
上演される新作「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)」をテーマに、脚本・演出の山田庄一さん、作曲の文楽三味線の人間国宝、鶴沢清治さんらを迎え、対談や演奏で、多角的に作品の魅力を語るものだ。司会は産経新聞社の亀岡典子氏。
初日より一週間早く、オーバチュアが聞け、主演のプロスぺロー、ミランダ、ファーディナンドの三体の人形拵えが見られた。もちろんそれぞれを使われる、玉女さん、勘十郎さん、和生さんも対談に参加された。
ネタばれになるので、内容は記さないが、面白いエピソードがひとつ。勘十郎さんと和生さんは、昨日ロシアから帰ってこられたのだが、東京上空で嵐に巻き込まれ、飛行機が成田と羽田、どちらに着陸できるか右往左往し生きた心地がしなかったとか。嵐はこわいもんと貴重な体験をなさったようだ。
かなり、シェイクスピア劇を意識した一般的な演劇と同じような演出もあるとか。
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コメント
>やたけたの熊さま
お二人は、玉女さんが呪術で巻き起こしたんかと思うたと笑っておられました。
しかし、舞台に登場した三体はポスターにも登場しておられるようにまともな(爆)人形です。妖精や怪物はどんなのでしょうね。
投稿: とみ | 2009年7月12日 (日) 09時42分
怖がりのわたしは、機中で「本日は大気が不安定なため
大きく揺れることが予想されます」とアナウンスが流れるたびに
ビビリます。
ロシア公演からの帰りに、飛行機が嵐に見舞われて
ご一行たいへんでしたね。
テンペスト=「あらしのちはれ」ですから、
嵐のあとは、良いことが続きますよね、きっと。
投稿: やたけたの熊 | 2009年7月12日 (日) 08時21分