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2009年6月20日 (土)

義経千本桜・すしや by 片岡我當一門 in 大阪市中央公会堂

大阪市中央公会堂(<br />
 中之島公会堂)<br />
 ですし屋
大阪市中央公会堂(<br />
 中之島公会堂)<br />
 ですし屋
旧中之島公会堂・1918年竣工。当時はまだ珍しい指名コンペを勝ち取った若干29歳の岡田信一郎の作品だ。岡田信一郎は歌舞伎座の設計書でもある。資金を寄付したのは株の仲買商だった岩本栄之助。
しかし、1970年代には中之島一帯が再開発されてしまいそうな危機もあった。あれこれあって、保存が決定したのは1988年。この時にも多くの市民から寄付が集まった。やるときはやる、大阪の文化の象徴だ。

今日は90年の歴史で初めての歌舞伎上演とか。それが片岡我當一門の鑑賞教室というのはこの上なく嬉しい。
床が、文楽の床と似た位置にあり↑、残響時間が長く、普通の歌舞伎上演と異なった音の指向性が感じられた。

心の準備があったので、今日は動転しなかったが、上村吉太朗ちゃんは、六代君と権太伜善太郎で、弥助役の吉弥丈の若君だ。もう、公演も終盤なので、落ち着いてました。
さて、絵にあるような殿御の吉弥丈は、本当にたよりなさげな上方の優男で、リアリティーと情愛の松嶋屋のすしやの華だった。要するに、「なにがなんでも弥助実は平維盛卿を助けよう。」という人々が繰り広げるヒューマンドラマが主筋だ。何回も見ているのに、今日、やっとわかった次第である。維盛を助けたいという一心がどうして見えにくくなるのかな。これを表現できる我當丈にますます尊敬の念を強めた。
近江之丞桃六…。どないしょー。

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コメント

>ムンパリさま
6月は汗かく、恥かく、義理かくで光速ターボ観劇月間でした。殆ど仕事並みの遊びとエントリ更新速度です。
この日もオフ会を見送ってしまったのが心残りです。また、遊んでくださいね。
で、吉弥丈、そうでしょ。ええひとオーラ全開です。雲井の上のお方の雰囲気でした。

投稿: とみ | 2009年7月 2日 (木) 08時23分

とみさま。日々スンバラシイ光速更新ですねー!!
このエントリも発掘しました(笑)。
大阪市民歌舞伎、私は初観劇でしたがいい舞台でした。
解説付きのお芝居も、気軽に見られるチケット代も、
床本付きの番付もありがたいです〜。
建物とも不思議に調和していたような気がします♪
吉弥丈の弥助さん、よう似合うてはりました。
たしかにわるい人はダーレもいないんですねぇ。

投稿: ムンパリ | 2009年7月 1日 (水) 23時36分

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