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2009年5月15日 (金)

天使と悪魔

Sub13_large監督:ロン・ハワード
原作・製作総指揮:ダン・ブラウン
キャスト
トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、ステラン・スカルスガルド、コジモ・ファスコ、アーミン・ミューラー=スタール、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ他
おはなし
カトリックの総本山ヴァチカン。教皇が亡くなりコンクラーベが始まろうとするとき、4人の枢機卿が誘拐された。一人ずつ処刑し、最後はヴァチカンを消滅させるという犯行声明が秘密結社イルミナリティから送られてきた。一方、科学者ヴェトラは素粒子の研究から反物質というとてつもないエネルギーを発する物質の生成に成功するが何者かに奪われる。宗教象徴学の権威ラングドン教授は、イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。イルミナリティとは、17世紀、ヴァチカンの科学者への弾圧の陰で結成された秘密結社で、ヴァチカンに復讐を企てているという。ラングドンとヴェトラは、彼らの拠点を探すため、ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが…。

ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となる歴史犯罪ミステリー。キャストが国際的で豪華。ヴァチカン、ローマ市街地の寺院に隠された図象による暗号を解読しながら物語は進むので、建築や美術がふんだんに登場する。前作同様、歴史ミステリーを解き明かす愉しみとサスペンスのオイシサが詰まってまず間違いなかった。

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コメント

>ななさま
ダヴィンチのときは狂信の怖そうな方出ておられましたね。今回は、危なそうでしたが、知的な俳優さんで良かったです。聖女テレサの法悦の彫刻が美しかったです。
パラシュートでの降下画面も天使が降臨したようでかなり感動しました。

投稿: とみ | 2009年5月18日 (月) 23時51分

とみさま
この手の作品は大好きです。
サスペンスと観光旅行の二つを体験した気分になれますから・・・。
前作の「ダヴィンチ」も,私の中では「合格点」だったのですが
今作はそれ以上にいい出来だったと思います。エンタメ度が。

投稿: なな | 2009年5月18日 (月) 21時26分

>悠さま
世海中を飛んだ前作と異なりヴァチカンとローマ市内だけでもおいて行かれそうになりました。こういう知的好奇心に訴えかける作品がヒットするのは健全ですね。

投稿: とみ | 2009年5月17日 (日) 21時22分

バチカンの教会、彫刻、教会、教会内部、あつまる人々をみるには、ぜひ、映画館でって映画でした。なぞときは、あまりわからなかったのですけど(^^;)

投稿: 悠 | 2009年5月17日 (日) 19時30分

>ミチさま
ヴェトラがヴァチカンの権威を気にしていないところがツボでした。ガリレオ文書とベルニーニの謎かけとイルミナリティの活動拠点の関係は置いてゆかれました。本を読むための基礎知識とイメージ収集にとどまりました。
一時イコノロジーにもはまりましたし、ベルニーニの彫刻は大好きなので本読んでみます。

投稿: とみ | 2009年5月16日 (土) 10時49分

こんにちは~♪
ヴァチカンやローマ市内の寺院をいっぱい見られただけでも良かったです。
教会の中で火が燃えたり、保管所の文書を破ったりするのを見てちょっとハラハラしました。
天使たちの指差す方角・・・・っていうのがこじつけでしたが面白かったです(笑)

投稿: ミチ | 2009年5月16日 (土) 07時48分

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» 映画 【天使と悪魔】 [ミチの雑記帳]
映画館にて「天使と悪魔」 ダン・ブラウンの同名小説の映画化。『ダ・ヴィンチ・コード』に続いてロン・ハワードが監督。 おはなし:教皇逝去にともない、新教皇を選ぶ儀式コンクラーべが開始されたが、有力候補の枢機卿4名が誘拐されてしまう。ヴァチカン当局は宗教象徴学者ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)を呼び寄せ、事件捜査の助言を求めるが・・・。 前作『ダ・ヴィンチ・コード』は情報量の多さとヨーロッパ観光とラングドンの超人的閃きに呆気に取られているうちに映画が終わってしまいました。 今回も宗教用語... [続きを読む]

受信: 2009年5月16日 (土) 07時45分

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