« 夕靄の東山 | トップページ | 消されたヘッドライン »

2009年5月23日 (土)

重力ピエロ

Main_large監督:森淳一
原作:伊坂幸太郎、脚本:相沢友子
出演:加瀬亮、岡田将生、小日向文世、吉高由里子、岡田義徳、渡部篤郎、鈴木京香
おはなし
仙台市で連続放火事件が起こっていた。 遺伝子研究をする兄・泉水と、弟の春は放火犯を追う。2人は、現場近くに必ず残されるグラフィティアートの関連性に気付き、犯人の意図を探るが…。
実は、家族には過去に辛い出来事があった。すべての謎が解けたとき、過去から今へと繋がる家族の苦悩と絆が明かされる。

直木賞候補になった伊坂幸太郎氏の同名ベストセラーを映画化。兄の泉水、弟の春、共に英訳はSpringとなる兄弟に加瀬亮さんと岡田将生さん。
泉水の視線で放火事件の謎と家族の秘密を追う展開で物語は進む。兄弟愛と家族の絆は、グラフィックアート、遺伝子配列記号、24年前の不幸な事件の地名、ガンジー、チャイコフスキー等の偉人の肖像と凝ったモチーフで象徴される。
謎解きのコードが、キリスト教の教義、風水など一般的な知識に基づくものではなく、遺伝子記号とちょっとついて行きにくいところが泣きのツボ。考え抜いた原作の香気が漂う。さりげなくいい台詞も一杯だ。

|

« 夕靄の東山 | トップページ | 消されたヘッドライン »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

>SwingingFujisanさま
コメントありがとうございます。重いですが、重大なことは軽く言うんだよというポリシーや家族の絆に打たれます。最近はいい映画が続きます。枯れるときもありますのでそれなりにチェックですね。評判見て終わる頃に行くのがええようです。

投稿: とみ | 2009年5月28日 (木) 14時58分

お久しぶりです。
この映画、昨日見るつもりだったのですが、歌舞伎座千穐楽の翌日でエネルギーがなくなってしまい…
とみ様がご覧になったことで、やっぱり、なんとか日程を組んで、見たいと思うようになりました。

投稿: SwingingFujisan | 2009年5月28日 (木) 11時24分

>ミチさま
二人の出した答えが同じというのが重いです。兄弟愛ですね。賛否両論あろうかと思われますが、考えたり感動したりすることから、人が人としてあり続けることなんだと思いました。

投稿: とみ | 2009年5月26日 (火) 00時00分

とみさん、こんにちは~♪
何気なくいいセリフがいっぱいなんですよね。
頼りなさそうなんだけど、実は男気があって包容力に溢れた小日向パパがとてもよかったです。
もちろん息子たちふたりもね!

投稿: ミチ | 2009年5月25日 (月) 23時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 重力ピエロ:

» 映画 【重力ピエロ】 [ミチの雑記帳]
映画館にて「重力ピエロ」 伊坂幸太郎の同名小説の映画化。 おはなし:遺伝子研究をしている大学院生の奥野泉水(加瀬亮)は、弟の春(岡田将生)から奇妙な話を聞く。春は街の落書き消しを仕事にしていたが、その現場と最近続いている連続放火事件のそれが、すべて共通しているというのだ・・・。 伊坂作品が続々映画化さていますね〜。この原作は5年前に読んでます。 『アヒルと鴨のコインロッカー』や『フィッシュ・ストーリー』のようなトリックのあるタイプの作品は中村義洋監督によって上手く映画化されていたのも記憶に新... [続きを読む]

受信: 2009年5月25日 (月) 23時04分

« 夕靄の東山 | トップページ | 消されたヘッドライン »