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2009年5月

2009年5月31日 (日)

下京区七条西洞院界わいの洋風建築群

Fw:かって銀行だったセカンドハウス七条西洞院店
旧村井銀行七条店(セカンドハウス七条西洞院店)
京都市下京区七条西洞院界わいには西洋建築を活用したカフェ、レストラン、うどん店が3棟ある。重厚ながら親しみやすいスケール感で、周辺の仏具等を商う京町家と馴染んで、まちの点景としての存在感を示す。これは、吉武長一の設計、旧村井銀行七条店(現セカンドハウス七条西洞院店)である。
村井銀行は、京都出身の「たばこ王」村井吉兵衛が設立した銀行である。日本専売公社にタバコ事業を譲渡した後、吉兵衛は村井銀行を核とした村井財閥を形成する。村井銀行は、全国展開する中堅銀行となる。七条支店は、1914(大正3)年に建築されたものであり、外観は、レンガの上から石貼りやモルタル塗りがされ、重厚な石造りの建築物となっている。
金庫内部
銀行として使われていた当時のまま、階段や金庫室、応接室が残っている。
ケーキ
現在この建物は、セカンドハウス七条西洞院店として使われている。

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2009年5月30日 (土)

図書館で借りた本0530

図書館で借りた本
□奇妙な恋の物語 阿刀田高選
□東京建築散歩
□三國志曹操伝 塚本靑史
□ことばの切っ先 葛西聖司
□早刷り岩二郎 山本一力
□きものって、楽しい! 平野恵理子
□三世相 松井今朝子
□父と娘の往復書簡 松本幸四郎・松たか子
□わたしの風姿花伝 河内厚郎
□仁左衛門恋し 小松成美

二度借りしているものもありそうだが、今回はこれらとした。

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2009年5月28日 (木)

ムサシ MUSASHI in シアタードラマシティ・新作夢幻能という極上のもてなし

P0304_15月9日(土)ソワレを本当に運良く観劇させていただいた。この公演は今年一番の話題作だ。生半可な努力で玉砕と撃沈を繰り返し、もう駄目かと諦めていたところ、スキップさまに声を掛けていただき、一も二もなく、駆けつけさせていただいた。今頃アップでは、遅いと御叱りを受けなければなりますまい。
でも、このテーマで何故プロットがムサシか、分かりましたよ。

戯曲:井上ひさし (吉川英治「宮本武蔵」より)
演出:蜷川幸雄
音楽:宮川彬良
出演
宮本武蔵/藤原竜也、佐々木小次郎/小栗旬
筆屋乙女/鈴木杏、沢庵宗彭/辻萬長、柳生宗矩/吉田鋼太郎、木屋まい/白石加代子、平心/大石継太、浅川甚兵衛/塚本幸男、浅川官兵衛/高橋努、忠助/堀文明、只野有膳
あらすじ
プロローグ
慶長17年(1612)4月13日正午、舟島で宮本武蔵は佐々木小次郎と果し合いを行い、一瞬のうちに武蔵は小次郎の脳天を割った。武蔵は、とどめを刺さず「お手当てを!」と立ち去る。
本編
それから6年、元和4年(1618)夏、鎌倉・佐助ヶ谷の宝蓮寺開山の参籠禅が始まろうとしていた。主催は寺の住持・平心。賓客に、京の大徳寺長老であり武蔵の師でもある沢庵、将軍家指南役・柳生宗矩、大檀那の木屋の後家・まいと筆屋の当主・乙女。そして武蔵も禅を組んでいた。
そこへ、一命をとりとめた小次郎が果し状を持って現れ、参籠禅が明ける3日後の朝に決闘することとなる。小次郎は武蔵の逃亡を阻止するため、宝蓮寺で3日間同宿することになったので、ややこしい話が始まる。

こんなおしばいでした
2005年「天保12年のシェイクスピア」、2007年「薮原検校」、2008年「道元の冒険」と「表裏源内蛙合戦」でタッグを組んだ魂の劇作家・井上ひさし氏が書き下ろした戯曲を、蜷川幸雄氏が、当代一の役者さんを揃えて演出する。何とも豪華なお芝居だ。
井上ひさし氏が描くのは、吉川英治氏の小説に登場する二人の剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎。歴史に「もしも」はないが、小次郎が一命をとりとめていたとしたら、そして二人が再び相まみえたとしたらという魅力的なシチュエーションを設定し、一癖も二癖もあるキャラクターが絡んで、抱腹絶倒、悲喜交々、上を下への大騒動となる。二人の対決に、今日的かつ普遍的なテーマを重ね合わせ、あっと驚く趣向で、有無を言わさず観客をねじ伏せる。

プロローグの舟島からメイン場面の宝蓮寺への時空の移動が幻想的だ。舞台奥から竹が迫り、寺の堂宇が流れるように動き、竹藪を分け入り禅寺にたどりついたかのようなシークエンスを見せる。装置は、拝殿と渡殿だが、能舞台と橋掛りの構図になっていて、何かやってくれそう。

一見、善男善女の客人たち。柳生宗矩は能狂いで、「かちかち山のタヌキの仇打ち物語」を完成させようと座禅もそわそわ。木屋の後家は元女猿楽師で、やんごとないお方の思い人だったとか。得意な演目は「蛸」で、劇中劇ならぬ劇中狂言が見せ場だ。
参籠禅に果し合いはいかんと、修行に五人六脚を始めたり、乙女の仇討のため剣術の稽古に皆でタンゴを踊ったり、想像を絶する肉体的しんどさらしい(プログラムより)。
とうとう、実は、小次郎は「まい」の私生児で、皇位継承権18位と、とんでもない与太話まで持ち出し、なんとか果し合いを回避させようとする。
なんだか変sign02と次第に意気投合する武蔵と小次郎が楽しい。

さて、話はころっと変わって、能に夢幻能という美しい様式がある。神、鬼、亡霊など現実を超えた存在がシテとなり、通常は前後2場構成で、ゆかりの土地を訪れた旅人(ワキ)の前に主人公(シテ)が化身の姿で現れる前場と,本来の姿(本体)で登場して思い出を語り,舞を舞う後場で構成されている。本体がワキのゆめまぼろしに現れるという設定が基本。芸術的妙趣と鎮魂の祈りを込めた普遍性の高い構成だ。

井上ひさし氏のあっという趣向とは、「武蔵と小次郎以外は、不慮で理不尽な死に見舞われた名もない男女で、霊魂が、この世の無意味な殺し合いを嘆き、争いをやめさせるまで成仏できない。」という素晴らしい設定だ。ここで、剣聖がワキで戦国の世の庶民がシテと、立場が逆転する。世阿弥に挑戦するかのような新作夢幻能が目の前に忽然と現れる。世阿弥の時代は戦乱の世。死者は滅びず生者と近しく共存していた。氏は、あれからも、平和は局地的かつ一時的なもので、戦いは続いていると考えておられる。
このため、ワキとワキツレは宿命のライバルで、どちらかが倒れるしかない組み合わせでなければ、夢幻能の民主化というか逆転の妙味が際立たない。装置も、そういえばはじめから能楽堂で、シテ1は怪しげな新作能(爆)の完成に未練を残しておられ、この男が井上ひさしさんと考えると楽しい。シテ2が文芸の創作に妄執して成仏できない娘というのも素敵だ。

亡霊たちは超人的な力ではなく、ミョーに卑近な楽しいお芝居で、「命を粗末にしてはならない」、「生きること自体がすばらしい」というメッセージを語ってくれていたのだった。分かり易すぎるメッセージを、考えられる最高水準の演劇で見せてくださったという贅沢さもこのムサシの鑑賞ポイントだ。
こんだけ楽しませてやったのだから、君たち、先輩の言葉はきけsign03と井上ひさしさんに訴えられているようで、シンミョーにならざるを得ない。

二人は無言のまま武装解除する。エピローグでは、亡霊たちが成りすましていた本物の柳生宗矩たちが現れるという、極めて蜷川芝居らしい幕切れとなる。
カテコは、必要以上に観客に愛嬌を振り撒かない出演陣の美しい姿に陶然となり、演劇の力の凄さに快く圧倒され、一日の幸福に感謝した。
どなたさまよりスキップさまに感謝いたしましたぁ!

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2009年5月26日 (火)

公式にウェストサイド物語クルーの北海道の様子がアップ

公式にウェストサイド物語クルーの北海道の様子がアップ
福井さんは地元テレビに生放送で出演とか。公演では、曇りのないクリアな空に抜けるような歌を聞かせておられることだろう。
去年の今頃はまだ京都に来たはらへんかったー。

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2009年5月25日 (月)

劇団四季・ウィキッドが大阪四季劇場で10月11日開幕

アクセサリー

公式に発表になっていた。
記者会見は、ブログ記者も招待されていて、不肖ワタクシも当選したが、仕事が休めずに参加を断念(涙)crying
濱田さんか樋口さんが来たはったんやろなweep。写真は、今日、最後まで望みをかけるつもりで付けていたエメラルドカラーのアクセサリー。
USJの年間パスポートの購入は早まったかも。

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2009年5月24日 (日)

通し狂言 小笠原騒動 in 京都四條南座

Minamiza0905b_handbill5月4日(月)に拝見したきりだが、その後の評判も上々のようで嬉しいかぎりだ。
京都四條南座五月花形歌舞伎
小笠原諸礼忠孝通し狂言 小笠原騒動
主な配役

犬神兵部・岡田良助/中村橋之助
小笠原隼人・奴菊平/片岡愛之助  小笠原豊前守・飛脚小平次/中村勘太郎
お大の方・小平次女房お早/中村七之助
隼人妹小萩・林数馬/中村 壱太郎
良助母お浦/上村吉弥
良助女房おかの・小笠原遠江守/市村萬次郎
おはなし
豊前国・小笠原家では、お家乗っ取りを企む執権・犬神兵部と、兵部と密通している側室お大の陰謀が着々と進んでいた。短慮な藩主の小笠原豊前守が狩りで、神の使いとされる白狐を射ようとするのを、忠臣小笠原隼人は押し止め、日々の軽挙妄動を諌めるが、豊前守の逆鱗に触れ閉門を言い渡される。
隼人は、かつての腰元お早に、分家小笠原遠江守への密書を託すが、兵部の足軽・岡田良助に殺され密書を奪われる。
一方、良助の家族は、赤貧のなか、お早の怨霊に悩まされ、良助の改心を願いながら自決する。一度に家族を失った良助は、真人間になり、兵部の屋敷から密書を取り戻し、遠江守への元へ走る。
お早の夫・飛脚の小平治は、良助の改心を知らず、水車小屋で激闘の末、良助を討つが、今際のきわの良助から遠江守へ届ける兵部一味の連判状と訴状を託される。
そこへ遠江守の行列。小平次は直訴をするのだが、一発の銃声が…。

「小笠原騒動」は10年前に南座にて、中村橋之助、中村翫雀、中村扇雀、市川染五郎の花形カルテットで復活上演し、水車小屋の本水を使った立ち廻りの迫力が評判を呼び、その後、新橋演舞場、御園座、博多座と全国でも上演された。今回は、一昨年「霧太郎天狗酒醼」で好評を博した新花形カルテットに、萬次郎、吉弥、壱太朗が参加し、京の初夏を彩る。

橋之助丈は岡田良助を当たり役としておられ、今回も悪党ながら実は家族思いという側面を情感たっぷりに演じられ、もう一役の極悪人は立派なフェイスが映えて座頭の風格を示された。愛之助丈は忠臣を颯爽と演じられ生締めの拵えがお似合いだ。もう一役の狐さんとの早替わりも鮮やかで、こちらの拵えもらぶりー。勘太郎丈は、鷹揚なお殿さま、若々しい飛脚、どちらもびしーと通った背筋と眼差しが素敵。七之助丈は善悪の美女を演じ分けられたが、ワタクシ的には金色の豪華な打ち掛けの悪女の方が買い。壱太郎丈はピュアな武家娘と花の若衆で、カルテットに迫る勢いだ。萬次郎丈と吉弥丈は、良介の妻と母で、若手中心の舞台に奥行と深みを添える危なげない好演。とびっきり健気な子役さんも加わり、ともすれば地味な愁嘆場を見せ場としておられる。
ただ一度の感激だったが、ムンパリさまのおかげで、勘太郎丈のアストリートのような太腿筋を至近距離で拝めてラッキー。あ、スリリングな梯子を使った立ち回りでも、お江戸の四天さんたちの偉観(太腿筋と上腕二等筋)を堪能した。
と、何もかも及第点という舞台なので、これからも花形の演目として演じ続けていただきたい。

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消されたヘッドライン

Main_large_3監督:ケヴィン・マクドナルド
原作:ポール・アボット
キャスト
ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン、ジェイソン・ベイトマン、ロビン・ライト・ペン、ジェフ・ダニエルズ、マリア・セイヤー、ヴィオラ・デイヴィス他
おはなし
ワシントン・グローブ紙の記者カルは、コリンズ国会議員秘書の事故死に関連するスキャンダルを追っていた。カルは、同じ日に起きた麻薬売人とピザ配達人の殺害事件との関連に気づく。カルと国防の民営化に懐疑的なコリンズ国会議員とは大学時代からの親友で、コリンズの妻アンをめぐり微妙な関係だった。たたき上げ記者カルは、ウェッブ版の記者デラ、編集長のリンらとグローブ紙を挙げてスクープを追う。

巨大な陰謀を追う記者たちの戦いの日々を描くBBCテレビの人気ドラマをケヴィン・マクドナルド監督が映画化。ベテラン記者にラッセル・クロウ、花形議員にベン・アフレック、新進のウェッブ版記者にレイチェル・マクアダムス、老舗紙の売上を気にする編集長にヘレン・ミレンら豪華キャストだ。軍事の民営化をめぐる巨大マネーと国粋マインド、真実の追求と新聞の売上、重い主張と大衆の興味、友情と恋愛と情報源。さまざまな対立軸を巻き込んで二転三転、二重三重の金と暴力が錯綜する。
主演の古風な記者カル役のラッセル・クロウの魅力全開。かまわぬヘアー、無精ひげ、メタボ体型と、金や権力に無縁の武骨さがそれらしく、愛国主義の旗手・スター議員のベン・アフレックの底の浅さとワキの甘さもポイント。
こういう男二人の友情と対決のおはなしはまず間違いなく楽しめる。新旧新聞ウーマンが揃ってゴシップ好きというのも何気に楽しく、カルのような記者には住みにくい世の中というのが気に入った。

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2009年5月23日 (土)

重力ピエロ

Main_large監督:森淳一
原作:伊坂幸太郎、脚本:相沢友子
出演:加瀬亮、岡田将生、小日向文世、吉高由里子、岡田義徳、渡部篤郎、鈴木京香
おはなし
仙台市で連続放火事件が起こっていた。 遺伝子研究をする兄・泉水と、弟の春は放火犯を追う。2人は、現場近くに必ず残されるグラフィティアートの関連性に気付き、犯人の意図を探るが…。
実は、家族には過去に辛い出来事があった。すべての謎が解けたとき、過去から今へと繋がる家族の苦悩と絆が明かされる。

直木賞候補になった伊坂幸太郎氏の同名ベストセラーを映画化。兄の泉水、弟の春、共に英訳はSpringとなる兄弟に加瀬亮さんと岡田将生さん。
泉水の視線で放火事件の謎と家族の秘密を追う展開で物語は進む。兄弟愛と家族の絆は、グラフィックアート、遺伝子配列記号、24年前の不幸な事件の地名、ガンジー、チャイコフスキー等の偉人の肖像と凝ったモチーフで象徴される。
謎解きのコードが、キリスト教の教義、風水など一般的な知識に基づくものではなく、遺伝子記号とちょっとついて行きにくいところが泣きのツボ。考え抜いた原作の香気が漂う。さりげなくいい台詞も一杯だ。

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2009年5月22日 (金)

夕靄の東山

夕靄の東山
三条大橋を少し上がったビルの屋上から東山をのぞむ。意外なほど山が近く、山紫水明の都であることを実感する。
四条大橋は北に菊水ビル、南に南座と華やかな意匠の建築物が見られるが、質実にまとまった三条京阪近辺の建築物も善戦している。

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2009年5月21日 (木)

京都新聞の記事「平安神宮、鮮やか構想図 , 伊東忠太の直筆9枚発見」

京都新聞の記事「平安神宮、鮮やか構想図 ,<br />
 伊東忠太の直筆9枚発見」
京都新聞に,伊東忠太氏の直筆による平安神宮の設計図が発見という記事があった。直ぐに公開して頂けるようだ。

1895(明治28)年に創建された平安神宮(京都市左京区岡崎)の基本設計図とみられる彩色図面9枚が、21日までに同神宮倉庫から見つかった。同神宮は、日本建築史学の開拓者で近代建築に日本的要素を本格的に取り入れた伊東忠太(1867―1954年)の建築家デビュー作。調査した京都国立近代美術館によると、これまで実施設計図の存在は知られていたが、構想段階の図面が確認されたのは初めて。伊東の直筆とみられ、日本近代建築史研究の貴重な資料となりそうだ。

図面は6月9日から左京区の京都国立近代美術館で開催される「前衛都市・モダニズムの京都展」に出展されるとかo(^∇^o)(o^∇^)o。

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2009年5月19日 (火)

劇団四季・アイーダ四季劇場「海」で10月3日開幕

公式に発表になっていた。
記者会見は、濱田さん、五東さん、阿久津さんの3人。動画もアップされ、パワフルなお歌が聴ける。
大阪の初演から6年、京都開幕から4年(ρ_;)。そもそもこのブログを開設した動機は、京都四季劇場でアイーダが開幕したため、福井さんの定点観測のためだった。ラダメスでは一度も来られなかったが、トニーでは滞在だった。
ということで、年明けくらいに行けば、福井ラダメスに会えるかな。

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2009年5月18日 (月)

THE CODE 暗号 in 京都シネマ・林監督挨拶付き・監督まで菊之助丈の瞳にくらくら

Thecode_subsubl_s_large監督・脚本:林海象
出演:尾上菊之助、稲森いずみ、佐野史郎、宍戸錠、松方弘樹

創業60年の老舗「探偵事務所5」には5から始まる3桁の番号で呼ばれる探偵たちが所属している。暗号解読の天才・探偵507に、上海支部から新たな暗号解読の依頼が届く。これまで見たこともない複雑な暗号に魅入られた彼は上海へと向かい、依頼人である歌姫・美蘭に接触するが…。

監督の舞台挨拶と菊之助さんのビデオレターありの回に鑑賞した。「私立探偵 濱マイク」の林海象監督による探偵ドラマ「探偵事務所5」シリーズの劇場版第2弾。インターネットシネマの先駆けとして大ヒットしたシリーズの集大成。

天才的な暗号解読の才能を持つ探偵507役を、尾上菊之助さんが務める。

探偵の制服を着ていても気品とふんわりオーラが漂う菊之助さん。林監督まで美貌と妖しい目線にくらくらされたとか。出演依頼前は制作側一同、監督のジョークと思っていたらしい。撮影中も、ファイティングに積極的過ぎる未来の人間国宝に気を使ったようだ。

もう一つの見所は、宍戸錠さんと松方弘樹さんのガンアクション。渋い。

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2009年5月17日 (日)

「安珍清姫の鐘」鋳造650年記念法要 in 岩倉妙満寺

「安珍清姫の鐘」鋳造650年記念法要 in <br />
 岩倉妙満寺
能の道成寺、歌舞伎舞踊「京鹿子娘道成寺」で知られる鐘は、鋳造以来2百年は紀州の道成寺にあったが、秀吉の時代に寺町が整備された頃、京都の妙満寺に移されたという。
5月17日は、今年で650年という節目の法要が行われ、金剛流の奉納舞と道成寺院代の絵解き説法が行われた。
道成寺を舞う者が必ず参る実物の鐘は意外に小ぶり。妙なる音といえども音量は小さめとか。
しかし、鐘にまつわる伝承や仏法説話が芸術として生成され、道成寺ものとしてあらゆる邦楽の最高峰に君臨し、繰り返し上演されることで鐘の音は世界に伝播しているという。物語の威力に感じ入る。
さて、紀州出身の上村吉弥丈が、京都の南座で4月に道成寺を舞われるにあたり、紀州の道成寺と京都の妙満寺双方に参られたのは何ともゆかしいことと、じわんとなった。
はい、今日は吉弥丈の成功のお礼参りである。
そして、願わくは、坂東玉三郎丈の一世一代が南座で上演していただけますようというあつかましい祈念もさせていただいた。

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2009年5月16日 (土)

ゲキ×シネ新感線☆RX「五右衛門ロック」

Gekicne_1024_768_2作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
作詞:森雪之丞
キャスト
古田新太、北大路欣也、松雪泰子、森山未来、江口洋介、川平慈英、濱田マリ、橋本じゅん、高田聖子、栗根まこと他
おはなし
豊臣秀吉の命を狙って捕縛され、釜ゆでの刑に処されたはずの大泥棒・石川五右衛門。実は、情婦の真砂のお竜と手下共の手引きで逃げ伸び、南の果てにあるという秘宝“月生石”を求めて船出する。しかし、彼らを追う役人・左門字もろとも猛烈な暴風雨に襲われた五右衛門たちは、南の島に流れ着き、島の王クガイに捕まってしまう。

昨年夏に上演された劇団☆新感線の「五右衛門ロック」が早くもゲキシネに。一回しか拝見できなかった者にはありがたい。生バンドが舞台上で演奏する迫力のロックがシネマになっても十分な迫力で楽しめる。特に歌詞がよく聞き取れ、そんな歌やったんかとナットク。
中島かずきさんの脚本は人物に筋がびしーと通っていて明快で台詞もかっこいい。特に五右衛門ロックは女性2人が対決するシーンが見所と今頃分かった。
そういえば、江口さん、今映画でGOEMONになっておられるんだった。

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びわ湖ホールの夏

今年の夏は、兵庫県立文化芸術センターにおいて、来日ミュージカルmoon3「ウェストサイドストーリー」とmoon1「コーラスライン」、それから劇団四季のmoon2「ウェストサイド物語」の全国公演の関西滞在と心は兵庫県に飛んでいたが、地元の滋賀県立びわ湖ホールに、楽しみなミュージカルが来演する。
アッッパレじゃ!のかしまし娘さまに教えていただいたコレ
TSミュージカルファンデーションfullmoon「天翔ける風に」
原作:野田秀樹「贋作・罪と罰」より
構成・演出:謝珠栄
出演:香寿たつき、山崎銀之丞、戸井勝海、今拓哉、阿部裕、平澤智、剱持たまき他
滋賀公演
 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール中ホール 9月3日(木)19:00
ドストエフスキー嗜好、野田秀樹ファン、謝珠栄ファン、宝塚歌劇フリーク、普通のミュージカル好き、ミュージカルは苦手なストプレ派、どの宗派の方がどこから切っても間違いなく満足度高い作品だったはず。かしまし娘さまとおとみが、ええゆうんやから間違いおません。平日の夜1公演と高い見逃しリスクに備えようっと。

毎年来てくださる公演もチェック
 7月12日(日)子供のためのシェイクスピア「マクベス」14:00
 9月 6日(日)松竹大歌舞伎近松座公演12:00、17:00

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2009年5月15日 (金)

天使と悪魔

Sub13_large監督:ロン・ハワード
原作・製作総指揮:ダン・ブラウン
キャスト
トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、ステラン・スカルスガルド、コジモ・ファスコ、アーミン・ミューラー=スタール、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ他
おはなし
カトリックの総本山ヴァチカン。教皇が亡くなりコンクラーベが始まろうとするとき、4人の枢機卿が誘拐された。一人ずつ処刑し、最後はヴァチカンを消滅させるという犯行声明が秘密結社イルミナリティから送られてきた。一方、科学者ヴェトラは素粒子の研究から反物質というとてつもないエネルギーを発する物質の生成に成功するが何者かに奪われる。宗教象徴学の権威ラングドン教授は、イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。イルミナリティとは、17世紀、ヴァチカンの科学者への弾圧の陰で結成された秘密結社で、ヴァチカンに復讐を企てているという。ラングドンとヴェトラは、彼らの拠点を探すため、ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが…。

ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となる歴史犯罪ミステリー。キャストが国際的で豪華。ヴァチカン、ローマ市街地の寺院に隠された図象による暗号を解読しながら物語は進むので、建築や美術がふんだんに登場する。前作同様、歴史ミステリーを解き明かす愉しみとサスペンスのオイシサが詰まってまず間違いなかった。

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2009年5月14日 (木)

鑑識・米沢守の事件簿

Sub6_large

監督:長谷部安春
出演: 六角精児、萩原聖人、市川染五郎、水谷豊、寺脇康文、紺野まひる、片桐はいり、伊武雅刀
おはなし
警視庁の鑑識・米沢守は、別件の捜査で収集した東京ビッグシティマラソン参加者の映像の中に、失踪した妻に似た女を発見し、そのデータをもとに、その夜、女性のアパートを確かめに行った。次の日、女性の変死事件の通報で、現場に急行してみると、死者はその女だった。
そして、米沢はその女性の元夫、千束署の刑事・相原誠と出会う。早すぎる自殺の結論に疑問を持った二人は、極秘の捜査を開始した。失った妻への思いを共有し、この事件(ヤマ)限定の相棒となった二人の前に立ちはだかったのは、警察機構の暗部だった。
相棒のスピンオフものだ。ロングラン中で評判が良いようなので駆け込み鑑賞したところ、やはり外れなかった。ほとんど、六角さん、萩原さん、紺野さんの3人を中心に進むヒューマンドラマだが、豪華な脇役、華麗なチョイ役がミステリーらしい香気を添える。難しい科学捜査や派手なチェイスはないが、杉下右京ばりの心理戦で真犯人をあぶりだすのが痛快だ。
フツーの人役の市川染五郎さんがフツーなのがうれしい。

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2009年5月12日 (火)

その男 in 大阪新歌舞伎座・平幹丈の子息は上川さんで決まり

200905_02_up5月2日(土)マチネ、大阪新歌舞伎座公演初日を上手のかぶりつきで拝見。
原作:池波正太郎「その男」、脚本:鈴木聡
演出:ラサール石井、音楽:上妻宏光
メインキャスト
幕臣の子息・虎之助/上川隆也 、その叔父・金五郎/六平直政、虎之助の師・池本茂兵衛/平幹二朗、幕臣の娘・礼子/内山理名、虎之助の親友/波岡一喜、薩摩藩士・半二郎/池田成志、さすらいの女/キムラ緑子
おはなし
黒船が来航した1853年、幕臣の子息でへたれの虎之助13歳は、継母にうとまれ大川に身投げした。しかし、謎の男・池本茂兵衛に助けられ、学問や剣の道を教わりながら旅を続ける生活が始まった。
6年後、別人のように逞しく成長して江戸に戻った虎之助は、生涯の友となる八郎、宿敵となる薩摩藩士・半二郎、後に妻となる幕臣の娘・礼子、人生を彩ってくれたさすらいの女・秀との出会いなど、青春真っただ中だった。
礼子との出会いは、池本の命により、男装の礼子を彦根まで護衛するもので、虎之助は恋心を抱き始める。彦根で池本に礼子を託したとき、虎之助は初めて二人が公儀隠密であったことを知る。
虎之助は自分も京に上り、風雲急を告げる時流に身を投じ存分に働きたいと請うが、池本は江戸に戻り、ただ生きよと厳命する。
しかし、愛する人々が激動の時代に翻弄されるなか、平穏に生きることは、腕に覚えのある虎之助にとって苦悩と煩悶の日々でしかなかった。

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2009年5月11日 (月)

今週から福井さんがトニー

(。≧∇≦。)

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2009年5月10日 (日)

蜉蝣峠 in 梅田芸術劇場・血の祝祭の欲望を背負って走れ!

Kagerou_touge_1b_55月6日(水)ソワレを梅田芸術劇場メインホールで観劇
いのうえ歌舞伎壊PUNK
「蜉蝣峠」
作:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
メインキャスト
蜉蝣峠で誰かを待つ男・闇太郎/古田新太、ろまん街の侠客・天晴/堤真一、天晴の情婦・お泪/高岡早紀、旅役者・銀之助/勝地涼、立派の子息・サルキジ他/木村了、盲目の飯屋・がめ吉/梶原善、立派の用心棒・流石先生/粟根まこと、立派の女将・お寸/高田聖子、ろまん街の侠客・立派/橋本じゅん 他
ものがたり
蜉蝣峠は地獄の分水嶺。照りつける強い陽射しのせいで大気が揺れ、見えるはずのないものが見えるという。
蜉蝣峠でじっと誰かを待つ男・闇太郎には若いころの記憶はない。そいつが何かに導かれるようにふらりと8里先のろまん街にやってきた。
ろまん街は、死んだ親分の跡目を継いだお寸立派の夫婦とお寸の弟・天晴の二つの組が抗争を繰り広げ、蟻地獄のように荒廃しきっていた。天晴れの情婦・お泪は、25年前、一揆で両親を失い、直訴に出かけたまま戻らない初恋の少年・闇太郎を待っていた。
さて、闇太郎に出会った盲目のがめ吉は、25年前の惨事を語りだす。それは、突然、ろまん街の大通りに、魔物のような大男が現れ、包丁で道行く者の首を切り落としたという。100人余りの人々が殺傷され、生き残ったのが、光を失ったがめ吉と記憶を無くした闇太郎だった。
お泪と闇太郎が出会ったことで、運命の歯車が回りだした。

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哀しみのコルドバ/Red Hot Sea II in 梅田芸術劇場

Revue_imgミュージカル・ロマン『哀しみのコルドバ』
作/柴田侑宏、演出/中村暁
メインキャスト
花形マタドール・エリオ/真飛聖、社交界の華・エバ/桜乃彩音、実業家・ロメロ/大空祐飛、エリオの師・ナバロ/夏美よう、エリオの婚約者・アンフェリータ/桜一花、エリオの友・ビセント/愛音羽麗
おはなし
コルドバの貧しい少年だったエリオは、マタドールとしてスペイン一の人気と実力を誇り、師匠の娘との婚約も整い栄光の人生を歩んでいた。しかし、マドリッドの夜会で、コルドバ時代の初恋の女エバと再会し、恋心が再燃する。エバは実業家ロメロの公然の愛人だったが、二人は想いを抑えることができず、ロメロの知るところとなる。そして、婚約を解消し、ロメロとの正式な決闘に臨むエリオを待ち受けていたのは皮肉な結末だった。

1985
年に歌唱力に優れた峰さを理さんにより星組で、1995年にはカリスマダンサー安寿ミラさんにより花組で上演された柴田センセの名作。宝塚歌劇狂言はコンセプト、生徒さんの選考、教育は95年間一貫しているので、古いか新しいかではなく、良いか悪いかである。
結論。ストーリーはベタで品性に欠けながら、ひとつひとつの台詞は品格あふれる練られたものだ。印象的で流麗な歌曲の効果的なリプライズ、輻輳する重唱、メインキャストから脇の生徒にまで実力に応じたソロを配して申し分ない。主演の美しさを引き立てるソロダンスでは安寿ミラさんと重なって至福、眼福、ベリーハッピー。
真飛さんは長身小顔にノーブルフェイス。折り目正しいダンスと硬質な歌唱、ストイックで孤独な芸風がこの作品にベストフィットし、旧花組ファンとしては感涙もの(涙)。観客の心をわしづかみにする愛嬌に欠けるが、静謐が似合う逸材に相応しい当たり役を用意してあげて欲しい。

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大津市なぎさ公園のカフェ群「なぎさのテラス」

カフェ
大津市打出浜のなぎさ公園の中の、びわ湖ホールの西隣に4件のカフェ「なぎさのテラス」が4月23日からオープンしている。オープンカフェは大津市の中心市街地活性化基本計画の事業の一つとして、株式会社まちづくり大津が準備を進めてきたもの。
無農薬野菜がいただける「天使のカフェ」、イタリア料理店「アンチョビ」、スウィーツの「Coffee House ショコラ」、クラフトが並ぶアートカフェ「ウォームズ」、の4店舗。
ロケーションとビューは最高。グレードの高い建築群が並ぶなかにあって仮設感が親しみやすさを醸し出している。

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2009年5月 9日 (土)

レイン・フォール/雨の牙

Main_large監督:マックス・マニックス
出演:椎名桔平、長谷川京子、ゲイリー・オールドマン、柄本明
おはなし
日系アメリカ人レインの東京でのジョブは、要人たちを自然死にみせかけて殺すことだった。レインは3人目の仕事も簡単にしおおせるが、要人が所持していた内部告発データが記されたメモリーが見つからなかったため、要人の娘とともに、CIAに追われる。
二人は、東京中に無数に仕掛けられた防犯カメラをかいくぐって逃亡するが、CIAとの直接対決に活路を求める。

何気に拝見したが、カメラワークがスタイリッシュで東京の街かどが異次元の世界のように映る。主演の椎名さんも実に美しく画面に登場し儲けておられる。カメラさん頑張る。単純なおとみはいっぺんでファンになった。CIA極東局長役のおぢさんは、日本人部下を罵倒しまくる気の毒になるくらいの悪役で、ゲイリー・オールドマン氏はよく出演を承諾なさったと感じ入った。

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2009年5月 8日 (金)

ブログ開設4周年!!!!

ブログ開設4周年!!!!
いつも御高覧ありがとうございます。「風知草」は,2005年5月8日,闇の中に生まれました。本日で4年です。細々と続けられているのも,暖かい突っ込みと厳しいご賛同などブログを通じてご交流させていただいています皆様のおかげです。また、オフラインでもお目にかかる機会もいただき深く感謝しております。

さて,この一年は,諸般の事由で、エントリを作成及び推敲する時間が減少し、見っぱ、書きっぱ状態に陥ることが多くなりました。忙殺されていても、エントリをまとめると、確実に気分はリセット致します。このため、「目指せ!小野篁?!」突発夜間取材行等、奇矯な行動で京都の善男善女を怯えさせたこともあったかもしれません。
同じことをしていては進歩はありませんので、次の一年は、違うことしてみたいと考えています。

さて、写真は、玄関の「風知草」の鉢たち。フウチソウは、葉は枯れても根を残してカットすれば再生する多年草で、メンテナンスフリーです。バケツでバッシャーンと水をかけてもよろしい。難点は、見た目の茫々ぶりの割には高価なことだけ。初夏からが、風の吹くまま風任せの「風知草」の季節です。今は「ひこにゃん」に人気の王座を奪われた元祖滋賀県のゆるキャラ「信楽焼のタヌキ」をディスプレイして、4周年記念撮影。
やっぱ、夜中に「風知草」と「信楽焼のタヌキ」の写真を撮るのは奇矯な行動でしょうか。

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2009年5月 6日 (水)

チェイサー

Sub1_large原題:The Chaser
監督:ナ・ホンジン
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒチェイサー
おはなし
元刑事のジュンホは、店の女が相次いで失踪したので、横流しのワルを私的に追っていた。嫌がるシングルマザーのミジンを囮にしてそいつを捕まえようとするが連絡が途絶えた。ジュンホは、女たちが残した携帯電話の番号からヨンミンに辿り着き、叩きのめして、警察に引き渡す。
捕らえられたヨンミンが自白したのは、女を売り飛ばしたのではなく、時を同じくして起こっている連続猟奇殺人の方だった。しかも、最後の女はまだ生きているという。警察は、不法逮捕と証拠不十分で釈放してしまった。ジュンホは、ただひとり、女を救おうとヨンミンを追う。

くたびれた中年男が、夜の住宅街を息せき切って走る。追われるのは、警察を愚弄し、世の中や大人を舐めたイカれたシリアルキラーの若ぞうだ。韓国の暗黒面を、これでもかと醒めた目で描く追走劇は、ドラマとしても極限の緊迫感で迫る。
韓国No.1大ヒット!観客動員数500万人突破!!ディカプリオによるハリウッドリメイクも決定しているとか。
主演のキム・ユンソク氏のクソ野郎ぶりが凄い。正義の輝きのかけらもないおぢさんが、震撼する極悪の若者に敢然と立ち向かうところが絶賛のツボだろう。この作品も韓国旅行をためらうリアリティというのもグッド。

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2009年5月 4日 (月)

五月花形歌舞伎座通し狂言小笠原騒動 in 南座 & 大オフ会

五月花形歌舞伎座通し狂言小笠原騒動 in <br />
 南座 & <br />
 大オフ会
五月花形歌舞伎を御観劇に遠征の麗さま、みんみんさま、rikaさま、上方の観劇ブロガーのムンパリさま、かずりんさま、どら猫さま、ハヌルさま、ワタクシ。8人が4日(祝)昼の部を鑑賞しました。実は、麗さま、帰省のかしまし娘さまと、ビッグネームお二人がゴールデンウイークに関西におられるということで、上方ブロガーが相集まり歓迎しようということになり、集合地と集合時間を調整したものです。
このため、オフ会には、かしまし娘さま、スキップさま、きばりんさま、ひーさまも揃い、12人の大パーティとなりました。
で、行ったのはココ。日本で初めて国際結婚をしたモルガンお雪が夫の没後、晩年を暮らした京町家を活用したラーメン屋さん「五行」と、1930年代の近代洋風建築をコンバージョンした複合施設COCON烏丸のミッドセンチュリーを代表するヤコブセンの家具がしつらえられた「スーホルムカフェ」。京都四条南座は1929年の竣工ですから、築70年から100年の建築物で、観劇及び飲食をしていただいたことになります。
京都は、人気公演がいつも上演中というわけには参りませんが、ピンポイントで実験的な取り組みや京都にこだわった演目がありますので、その節はお立ちよりくださいませ。
みなさま、楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。

五行丸紅

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2009年5月 3日 (日)

GOEMON

Main_large監督・原案:紀里谷和明
プロデューサー:一瀬隆重、紀里谷和明
音楽:松本晃彦
キャスト
江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二他
おはなし
豊臣秀吉が政権を握った1582年、束の間の平和を楽しむ大阪城下、金持ちから盗んだ物を庶民に分け与える義賊・石川五右衛門が天下を騒がせていた。五右衛門は、紀伊国屋文左衛門邸から重大な秘密が隠された舶来の箱を盗んでしまい、その秘密を追う石田三成や徳川家康らとの戦いに巻き込まれる。五右衛門の出自、霧隠才蔵との確執、浅井茶々との縁、分厚いドラマが展開する。

「CASSHERN」の紀里谷和明氏が5年ぶりに手がけた監督第2作。豪華キャストが集い、CGを駆使して描かれる戦国時代のアナザーワールドが示される。ゴシックかロマネスクか、建築、衣装が和洋折衷にマシーンテイストを加味し、ゲームの中で遊ぶ楽しさがいっぱい。というか、映画の可能性がギューギュー詰まった娯楽巨編。映画館で見るべし。
平幹丈は千利休役で御出演。獅子を飼うを思い出してしまった。

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2009年5月 2日 (土)

その男 in 大阪新歌舞伎座・初日

その男 in <br />
 大阪新歌舞伎ざ初日
大阪新歌舞伎座は六月を最後に閉館となる。5月公演はそのひとつ前となる。4月に東京芸術劇場中ホールで上演されていた池波庄太郎の「その男」が大阪にやってきた。平幹丈の生涯最初の脇役の舞台。しかも、上川さん演じる若侍を父親同然に育む老剣客だ。
まず、二人の並びは絵になった〜としか言い様がない。この感動の取り方ずるいぞ。おうちでゆっくり反芻しよう。
小劇場、商業演劇、映像、さまざまなジャンルからの雄が揃い、ラサール石井さんの可愛らしいおもちゃ箱風、紙芝居風の演出と相まって幸福感一杯に劇場を出られる。

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2009年5月 1日 (金)

ミルク

Main_large原題:Milk
監督:ガス・バン・サント
製作:ダン・ジンクス、ブルース・コーエン
脚本:ダスティン・ランス・ブラック
出演:ショーン・ペン、エミール・ハーシュ、ジョシュ・ブローリン、ディエゴ・ルナ、アリソン・ピル、ヴィクター・ガーバー
おはなし
同性愛者であることを公表したうえで、米国史上初めて公職に就いた政治家ハーヴェイ・ミルクの半生を描いた伝記ドラマ。1970年代のサンフランシスコ。チャーミングな人柄でゲイやヒッピーたちに慕われるハーヴェイ・ミルクは、ゲイだけでなくマイノリティに対する権利と機会の平等を求め、世間の差別や偏見と戦いながら市制執行委員会の選挙に立候補して勝ちを収めた。これがミルクの戦いの始まりだった。

第81回アカデミー賞で、主演男優賞、オリジナル脚本賞の受賞作。始まって30分から50分ごろ、一瞬だれる時間帯があるが、それ以外は主人公の可愛らしさでどんどん押し、終わるころには泣いていることを忘れるほど引き込まれる。博愛主義で誰からも慕われる主人公を演じるショーン・ペン氏は、アイ・アム・サムでも愛されキャラを演じられたが、ハーヴェイ・ミルクでも臨界状態の男になりきる。
戦いをやめることはできないんだ。すべてのマイノリティが迫害を受けることのないように。合衆国は自由と平等の国だ。…当たり前に与えられているかと錯覚する自由や平等の重さがずっしり。

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