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2009年4月

2009年4月30日 (木)

グラン・トリノ

Main_large原題:Gran Torino
監督・製作:クリント・イーストウッド
製作:ロバート・ローレンツ、ビル・ガーバー
製作総指揮:ジェネット・カーン、テアダム・リッチマン、ティム・ムーア、ブルース・バーマン
脚本:ニック・シェンク
音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーブンス
主題歌:ジェイミー・カラム
キャスト
クリント・イーストウッド、ビー・ヴァン、アーニー・ハー、クリストファー・カリー、コリー・ハードリクト、ブライアン・ヘイリー、ブライアン・ホウ、ジェラルディン・ヒューズ、ジョン・キャロル・リンチ他
おはなし
元自動車技術者のウォルト(クリント・イーストウッド)は、朝鮮戦争で朝鮮の少年兵を幾人も射殺したトラウマを持ち、教会にも行かずに、地域から孤立していた。妻に先立たれ、2人の息子たちとも疎遠で、引退後は老犬との無為な暮らしだ。ある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、隣家のアジア系移民の弱っちい少年タオ(ビー・ヴァン)とはつらつとしたその姉他一家との交流が始まった。

『ミリオンダラー・ベイビー』以来、4年ぶりにクリント・イーストウッドが監督・主演を務めたヒューマンドラマ。主人公(ポーランド系)は人種的偏見に凝り固まった国粋主義の食えねえジジイだ。白人社会の秩序を乱す者として、アジア系やアフリカ系の少年にすぐキレて銃で脅す。イタリア系の散髪屋の親父に毒付く。青二才と神父をバカにする。息子とその嫁や孫にも当たり散らす。ただ、こまめに散髪し、車を磨き、芝を刈り、星条旗を掲揚し、お家も綺麗にし、向いのお家の汚いのまで許さない。痩せ我慢と自分だけの正義を生きる支えにしているウォルトだったが、温順なモン一族との友情を通じて暖かな心を取り戻す。
遠くの親類より近くの他人…。ウォルトは、タオ少年とその家族を救おうと、生涯分の優しさと矜持を賭ける。実は救われたのは、タオ少年ではなくウォルトだった。
少年もジジイも同じ男。男のあり方を教える姿がほのぼのと可笑しい。エンドロールの歌も監督が歌っておられるようだ。グラン・トリノは、合衆国の力とウオルトそのものを象徴して優雅だ。映画を知りつくした監督の映画を愛する人々への花束のような監督の美学が詰まった作品だ。
監督の作品は絶対だという神話は揺るがない。まさか、出演はこれきりではないでしょうね。

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2009年4月29日 (水)

ウェストサイド物語 in 浜松アクトシティ マリアにもリフにも優しい阿久津トニー

ウェストサイド物語 in <br />
 浜松アクトシティ
しばらく東海地方に滞在のウェストサイドクルー。29日(祝)は、楽器の街・浜松のアクトシティでマチネ1公演。一度目の近畿に最も近づくポイントなので、浜松市へ出掛けた。

アクトシティ大ホールは、オペラハウスのような豪華な劇場で、残響時間が長いのにもかかわらず、台詞もクリーンに拾い、常設劇場での上演が気の毒になるほど音が綺麗に響く。皆さん歌唱力が上がっておられることもあって別物のようだ。特に、トニーのナンバー・マリ〜アのように超高音域でピアニシモに終わる局面、サムシングカミングでぶつ切れになりそうな危ないところを難なく乗り切れる。阿久津さんはもはやライバルはない。
また、4面舞台の最新鋭機構に地方公演用のコンパクトな装置がミスマッチなのも愛嬌がある。
さて、眼目の田邊さんのリフ。スレンダーで削ぎ落としたような印象は復員兵か、切れの良いダンサーか。トニーとの戯れあいは巧すぎ。しかし、リーダーとしての突っ張りはもう一月待ってあげたい。新しいメンバーはそれぞれ新鮮な印象だが、京都劇場でステージ数を重ねられた花田さんのマリアは、声量、パワーなどヒロインに相応しい輝きで4階席(7階相当の高さ)まで圧倒しておられた。阿久津さんが露骨に優しいのは言うまでもない(アンドロマックには優しくなかったゼ。)。あー、福井さんに相手役へのこんなラブラブビームがあれば…。
見終わった瞬間に、明日も見たくなるウェストサイド物語。静岡公演もキープしておけばよかった。

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家康公が青壮年期を過ごした浜松城

家康公が青壮年期を過ごした浜松城
浜松市の中心市街地はコンパクトであっという間に回れるかわいいコミバスが運行している。
静岡の駿府城と異なり小高い丘の上に建ち、桜の名所とか。

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2009年4月26日 (日)

歌舞伎鑑賞教室 in 南座・感動の千秋楽

昨日は、鑑賞する方が緊張していたので、心から楽しむつもりで本日の千秋楽に出かけた。席も気合を入れて2階最前列中央。
千秋楽ならではの吹っ切れた舞台だった。中啓の舞では鐘への執着を見込む決まりの形で見せ、あまり怖い怖い顔をなさらない。どこまでも折り目正しく吉弥丈らしい。長唄のくだけた調子になったところが昨日と異なりぐっと表情が若々しく華やいだものに…。毬を追う表情にも勢いがあった。
待ってましたの「恋の手習い」。大人の女性が恋の知り初めの頃を懐かしむ風情をしっとりと。廓の色模様と清姫の恋を重ね合わせる重要な場面だが、すっかり手のうち。控え目な女性ほど思いは深く、悲しみは密やかに。ライバルはあの方だけと見た。死角があるとすれば、人間離れがしていないことだけか。妖怪変化、あやかしの者という非現実感に乏しい。いい意味でリアリティのある女性の悲しみの表現者であることと裏腹の欠点なので、個性と好き好きの問題であろう。
激しいお稽古でかなり痩せられた様子でお顔もすっきり小顔になられて、恋に悩む風情がお似合いだ。
山づくしから鈴太鼓は、渾身で踊っておられ、観客の心をつかんで疾走しておられた。最後の見得も、怖すぎず達成感を見せすぎた晴れ晴れではなく、行儀の良い丈のお人柄がうかがえるいい表情だった。

カテコでは全員揃って鳴り止まない万雷の拍手と美吉屋の掛声が飛び交うなか、厳かに幕。ここで初めて素の表情に戻られた。

もう5月3日から花形歌舞伎が開幕する。また、元のしどころの少ない老女の役割を担われる丈だが、京都の春を桜とともに彩っていただいた舞は忘れない。

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図書館で借りた本0426

図書館で借りた本0426

□壁抜け男 マルセル・エイメ
□うたう警官 佐々木譲
□欲望という名の電車 T・ウイリアムズ
□平家物語 高木信
□着物でわくわく12ヵ月 きくちいま
□ほっこり京都時間 とよだもとゆき
□輝きの一瞬 中島らも他
□シェイクスピア伝 ピーター・アクロイド
□日本の駅舎とクラシックホテル
□ミステリー迷宮道案内

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2009年4月25日 (土)

歌舞伎鑑賞教室 in 南座 秘めた恋ほど深く激しい吉弥丈の花子

20日初日の鑑賞教室も明日で千秋楽。14公演も殆ど満席ということで、美吉屋の春は満開だ。
解説 桂九雀
京鹿子娘道成寺
 白拍子花子 上村吉弥
 強力 片岡千志郎
 同   片岡千次郎
 後見 片岡當吉郎
 同   上村純弥

所家さんにずらっと並んでいただきたいところだが、上方歌舞伎の本隊は歌舞伎座に御出演ということで、強力二人で所家二十人分の御働きをなさっておられた。後見二人も獅子奮迅の働きのところをさりげなく。
道行は無く、問答無用で、御舞候へということに。強力さんたち、安直じゃないかえ。
第二段乱拍子から花子が舞始める。烏帽子は飛ばさず、中啓に乗せる形。きりっとした佇まいの吉弥丈の持ち味にぴったり。鐘への恨みは慎ましく深く程よい。
「いわず語らず」の若い娘は若干苦戦。欲目、贔屓目、応援団モードに見ても、恋を知り初めた娘のときめきはお得意ではない。「恋のわけ里」の毬歌は振りの面白さがあるので、可愛さ勝負に持ち込まずクリアー。振り出し傘は花子のみで、強力は素踊り(v^ー゜)ヤッタネ!!
圧巻は「恋の手習い」のクドキ。舞踊というより恋の物語を演じる場面なので、ここでは情熱を抑えながらの濃やかな丈の芸風が生きる。贔屓目抜きでも勝負可能と見た!!!
「おもしろや四季の眺め」の羯鼓の山づくしも、マラソンなら32キロ地点のきつさと言われているが、幾度かのかどかどの決まりがきっぱりとしておられたので、技術以上に気力でいい見映えに。
「ただ頼め」の手踊は省略。賢明か。
「園に色よく」の鈴太鼓の早乙女の踊りを経て「鐘入り」になり、鐘の上で赤金の鱗模様の衣装で見栄。
初役で1日2公演は、ハーフマラソン1日2回、1週間続けられたくらいの体力を使われたとお察しします。力入りました。(._.)アリガト

客席も、おおむね綺麗ねというお声で満足で帰られたのでホッ。想像以上にパワフルながら、深く静かに潜行する恋の執念を演じておられた。♪

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終演後はお抹茶で祝杯!お抹茶

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2009年4月24日 (金)

スラムドッグ$ミリオネア

Sdm_ma_large_2原題:Slumdog Millionaire
監督:ダニー・ボイル
製作:クリスチャン・コルソン
原作:ビカス・スワラップ
脚本:サイモン・ボーフォイ
音楽:A・R・ラフマーン
キャスト
デヴ・パテル、マドゥール・ミタル、フリーダ・ピント、アニル・カプール、イルファン・カーン、アーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカール、アズルディン・モハメド・イスマイル、ルビーナ・アリ他
おはなし
現代のムンバイ。人気テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、最終問題の一つ前まで正解し、賞金を獲得したジャマール(デヴ・パテル)だったが、スラム街育ちの無学な青年が正解を知るはずがないと、主催者に警察に引き渡された。ジャマールはなぜクイズの正解がわかるのか、警察の過酷な尋問によって、ジャマールの半生が明らかになっていく。翌日の最終問題に出演できるのか。

「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督が、スラム育ちの青年の過酷な半生を描いたヒューマンドラマ。インドの外交官ビカス・スワラップによる原作小説を、「フル・モンティ」のサイモン・ボーフォイが脚色。第81回アカデミー賞では作品賞、監督賞ほか最多8部門を受賞。

世界が選んだ映画ということでまずは拝見。トータルでクイズになっていながら、各設問ごとに青年の過去が明らかになるミステリープロットの脚本が凝っている。副筋の運命の恋も芳しい香辛料だ。幼い時、宗教抗争に巻き込まれ、兄と二人孤児となり、窃盗、詐欺、不法就労、殺人と生き延びるためにスラム街を駆け抜け、クイズ番組の椅子に座るまで、逃げて逃げって走って走る姿をカメラが追う。音楽も多国籍風にしゃれていて疾走感を高める。

爆発する人口、密集市街地の不衛生、孤児の多さ、暴動と貧困と犯罪の真っ只中を逞しく生きる子供達を暖かい目線で追っているのが救いだ。インド映画お約束のシーンもあり悲しみもリセット。

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2009年4月23日 (木)

美女と野獣 in 京都劇場開幕・初日から完璧!

美女と野獣 in <br />
 京都劇場開幕o(^<br />
 ∇^o)(o^∇<br />
 ^)o
初日駆け付けた!
アンデルセンからビーストに、変わり身早い佐野さん!
B&Bは、カップル、家族連れ、幸福感溢れる客席で特に華やか。(*^□^*)わーい。

23日(木)開幕
木村花代さんは明るい声と丸い目でベルのイメージにぴったり。佐野さん、想像よりずーと甘く優しい声で、特殊メイクのおかげでお顔もやさしげに見える(≧ヘ≦)ボカッ。あれだけのメイクでも表情がよっく見えるところはさすがだヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;。ガストンさんはええ人に見えるところが難点だが劇団四季ならそれでよし。ルミエールはオトコマエ、バベットはセクシー、マダムたちは立派、ムッシュー・ダルクは不気味…完璧だぁ。
初日とは思えないチームワークの良さと段取りの良さ、装置とも衣装とも小道具ともつかない舞台上のグッズの扱いの巧みさ、初日ならではの緊張感、達成感、高揚感…みーんなあった。
最初の20分くらいは舞台も客席も若干硬さが感じられたが、主要キャラが出そろってから一気に楽しい展開に!ビーアワゲストで最高潮。観客が拍手のタイミングに慣れていないところがあったが、カテコではスタオベで果てしなく幕が上がった。あんまし感情は露さへん京都もんやけど、ええもん見せてもろたら、ちゃんと敬意を示します。

これ見た後は、当然、ビアホールで乾杯したくなる。ジョッキをカーンと鳴らし、初日を祝った。

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キャッツは横浜へ

果報は寝て待とう
公式に、横浜みなとみらいに、今年の11月からとあった。新設ということは、現在と同じ空間や装置が確保されそうだ。ちょっと遠征のエリアも広がりいいかも。

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2009年4月20日 (月)

文楽4月公演第2部・四段目・歓喜の合唱から愛の勝利へ

四の切り
運命に果敢に立ち向かい破れて潔く殉じる者、運命の悪意に弄ばれた非業の死、残された者の永遠に癒えることのない悲しみ。すべてを引き受けて語る大夫さんは、共に戦い共に嘆く客席の庶民目線だ。もう、これ以上不条理な死は見たくないといった三段目までから、四段目になると俄然様相が変わりにわかに視界が開け目の前が明るくなる。
華やかな幸福感に満ちた寛治師匠が芯をとる三味線。こ〜いとちゅうぎはどちらがおもい〜で、いきなり、ほっとして涙がこぼれる。第四楽章は歓喜の歌で始まる。洋の東西を問わず合唱は確かに効果ある。
ここは、25年前と変わらずますます若々しい簑助師匠の静ちゃん。静は十代という実年齢を納得させていただけるのは、全ての芸能ジャンルの中でも簑助師匠だけかもしれない。千本桜の肩衣がおしゃれ。片や年齢不詳のお役が似合う当代勘十郎さんは四百歳の若い狐。主従ではなく擬似恋人ごっこが似合うお年頃だ。

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文楽4月公演第2部・三段目・渾身のリレー

すしや
椎の木、小金吾討死、すしやと休憩なしの2時間45分♪

主人公のいがみの権太は、歌舞伎では座頭が魅力をたっぷり見せるのに比べ、文楽ではほんまに悪い奴に見えてしまうのと、夫婦のラブラブ度もあっさりめにびっくり。目当ての幸助さんの小金吾討死も捕手との殺陣に華やかさは乏しい。清友さんの三味線も闇を表現され重い。ふむふむ、これが文楽ならではの端場ということらしい。確かにこの方がスッキリとする。
床が回り、住大夫師匠が登場し、人気の高いすしやが始まる。簑助さんのお里ちゃんがあどけなくかわゆらしいながら、しっかり者で人情の機敏もわかる理想の娘を表す。枕の扱いで笑わせ泣かせる。

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18日は、BB会(国立文楽劇場開場25周年記念文楽ブロガーの会)が予定されており、わたくしも参加したいと思っておりましたが、諸般の事情で失礼させていただきしました。まだ周年イベントは始まったばかり。次のチャンスがあればきっと参加します。やたけたの熊さま、花かばさま、まゆみこさま、Mさま、Kシスターズさま、ご挨拶だけで失礼しました。藤十郎さま、すれ違いで残念でございました。

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2009年4月19日 (日)

鴨川ホルモー

Kamogawahorumo_main_large監督:本木克英
出演:山田孝之、栗山千明、濱田岳、芦名星、石田卓也、斉藤祥太、斉藤慶太、荒川良々、石橋蓮司
おはなし
2浪して京都大学に入学した安部は、早良という美形の女子に惹かれ「京大青竜会」という正体不明のサークルに入ってしまった。それは、千年に渡り伝承されてきた鬼や式神のバトルで勝敗を決める競技「ホルモー」のサークルだった。
「鹿男あをによし」の万城目学の最高傑作とされている原作を分かりやすく映像化。シチュエーションは、京都、陰陽道と凝っているが、基本は青春スポーツものだ。ライバルが蘆屋、友達が篁、トラブルメーカーが早良、先輩が菅原とそれらしいネーミングもゲーム感覚だ。野球、サッカー、バスケものに比較し、架空のゲームはルールが分かりにくいのでいつ感情移入するか見極めにくいが、趣向は十分楽しめた。

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2009年4月18日 (土)

W.S.S.全国公演初日のキャスト

フィガロ
気になるキャストを公式でチェック。トロイの王子たちはウエストサイドの不良少年に。いよいよ田邊さんのリフだ!長い夏のツアーなので、皆さんのご無事とご健康をお祈りする。
ジェット団
リフ/田邊真也、トニー/阿久津陽一郎、アクション/西尾健治、A-ラブ/大塚道人、ベイビー・ジョーン/大空卓鵬、グラジェラ/高倉恵美、エニイ・ボディズ/木内志奈
シャーク団
マリア/花田えりか、アニタ/増本藍、ロザリア/鈴木由佳乃、ベルナルド/萩原隆匡、チノ /畠山典之
大人たち
ドック/石原義文、シュランク/山口嘉三、クラプキ/牧野公昭

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2009年4月17日 (金)

島津創業記念館・18日と19日は無料公開

島津創業記念館・18日と19日は無料公開
高瀬川の北端・木屋町二条は、島津製作所の創業の地であるとともに、明治初め、京都府が欧米の最新技術を導入した実験所や工場など多くの産業諸施設を設立した近代科学発祥の地でもある。木造の2階建ての社屋の外観は、初代、二代目が居住し、店舗としていた当時の面影を今に伝え,島津創業記念館として有償公開されている。
平成21年4月18日(土)、19日(日)の2日間は,科学技術週間に協賛し無料公開を行うそうだ。
『科学技術週間』(4/13〜4/19):『発明の日』(特許法が公布された日) 4月18日を含む1週間のことで,各地で科学技術に関心をもってもらうイベントが開かれる。

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2009年4月16日 (木)

文楽4月公演第1部・渡海屋・大物浦の段

大物浦
文雀さんの女房おりう実は典侍局は25年前から変わらずとか。典侍局の若々しく美しいこと。白布を敷くため船底への上がり降りも元は天皇の乳人らしく上品。知盛は、銀烏帽子、白地織物の直垂、波模様の白の紗の水干、銀欄の大口袴。悲壮感漂う武将の滅びの美学の結晶。立派だぁ。手負いになって検非違使から文七になる。オトコマエだぁ。
この公演の眼目が、このたび切り場語りに昇進された豊竹咲大夫さんの晴れの舞台。勇壮、悲痛、哀切、温情ぜ〜んぶ引き受ける大きい語りで感動を持っていかれる。燕三さんの三味線は、風、波、怒り、悲しみ、後悔、諦念と多彩に感動を増幅させる。他の舞台芸術なら、主演級役者2人の対決で見せるが、大夫と三味線と人形という手間ひまを通じて有情無常、悲喜こもごも、ごちゃ混ぜの感動を喚起させ、英雄的な気分になる。
幼帝を義経に託し、昨日の敵は今日の友と海中に身を投じる知盛の一瞬の安堵も空しく、義経の船は難破し、幼帝は水底の都へ…。わーん。
全編の主題の尊い犠牲やリベンジが報われないことの連鎖はどこまで続くのか。大物浦レポはこちら

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日本で最初に映画が上映された元立誠小学校

日本で最初に映画が上映された元立誠小学校
高瀬川沿いの元立誠小学校。現在は,京都市立高倉小学校分校として,さまざまなイベントや元学区のまちづくりの拠点として活用されている。
この界わいは,豊角倉了以の高瀬川開削による水運の発達と共に,材木,木屋,米屋などの商家が発展し,延宝2年には先斗町が出現した。幕末には,維新の舞台となり,池田屋跡,海援隊屯所跡,土佐藩屋敷跡,坂本龍馬の暗殺された近江屋跡など数多くの史跡が残されている。 
近代においては,明治30年、稲畑勝太郎(当時京都モスリン紡績会社監査役。関西日仏学館の創立者)が、友人のリュミエール兄弟が発明したシネマトグラフと興行権を譲り受け、京都電灯会社の庭(元立誠小学校学の南)において、日本初の映画上映が試みられた。
歴史に彩られた町並みも,変貌しつつあるが,地元のみなさんのまちづくりの意気は軒昂である。

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ある公爵夫人の生涯

Duchess_03_large原題:The Duchess
監督・脚本:ソウル・ディブ
衣装:マイケル・オコナー
キャスト
キーラ・ナイトレイ、レイフ・ファインズ。シャーロット・ランブリング、ドミニク・クーパー、ヘイレイ・アトウエル
おはなし
18世紀後半のイギリス。新大陸や欧州では、市民の力が台頭していたが、英国は貴族社会が健在だった。貴族の令嬢ジョージアナ・スペンサーは、歳の離れた大貴族のデボンシャー公爵のもとへ嫁ぐことになる。良縁に喜んだジョージアナであったが、夫は妻に全く関心を示さず、男子を生むよう求めるばかりだった。社交界の花となり、駆けごとや政治に夢中の彼女の前に、同じ苦しみを持つエリザベスと、首相を目指す進歩派のグレイがあらわれる。
故ダイアナ妃の祖先デボンシャー公爵夫人の生涯を映画化。「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「つぐない」のキーラ・ナイトレイが、公爵夫人の精一杯の人生を熱演。第81回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したコスチュームが眼目。

主人公の美しさ、目を見張る衣裳に救われるが、閉塞感に押し潰されそうなジョージアナに感情移入して拝見すると、「うぐぐぐ」である。後出しじゃんけん的な胡散臭さはない。夫も愛人もイノセントで常識を体現しているにとどめた描き方が良心的だ。
20世紀のダイアナ妃も乗り越えられなかった貴族社会のくびきは、当然ながら重いが、容姿に恵まれ生命力溢れながら、世間から隔絶され実家にも頼れない孤立無援なスペンサー家の娘の宿命は充分伝わった。

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2009年4月15日 (水)

大阪松竹座では市川海老蔵丈の特別舞踊公演

Nabana20086平成21年6月3日(水)~10日(水)(予定)
一、雷船頭(かみなりせんどう)
二、保名(やすな)
三、歌舞伎十八番の内七つ面(ななつめん)
こちらも海老蔵丈の様々な美しさを堪能できる演目ばかり。こちらは一週間あって土日もあるが、激戦は同じと思われる。

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今年の坂東玉三郎丈の南座特別舞踊公演はベストセレクション!

Yamafuji2今度こそ、玉様の六条御息所が見られる。そうでしょうそうでしょう。そうでなければ。京都の人に闇を見せたことに気がついてくださったんや〜。
8月20日(木)及び21日(金)午後1時
一、 雪
二、 葵の上
三、 鐘ヶ岬
楽しみにしている舞踊公演。例年なら3月又は5月に2週間あるのだが,今年は夏に2公演だけ(涙)。
しかし,演目は,丈の自薦であろうと察せられるものばかり。昨年、吉例顔見世興行の夕顔の巻での闇夜の烏〜感を払拭してくださるはず。
葵祭には、舞踊公演成功祈願とチケットが買えますようにと祈りに行こうっと。

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2009年4月14日 (火)

4月文楽公演第1部・珍しい堀川御所の段と伏見稲荷の段

堀川御所
掃射砲のような三味線で劇的に25周年の幕開け寿いだ後、「通し狂言義経千本桜」初段の切り「堀川御所の段」が始まる。簑二郎さんの静御前が白拍子姿でかわいらしく、素直なええ子ぶりを発揮。
しかし、この段の主題は、鎌倉方の上使・川越太郎が、義経の妻・卿の君(平時忠の養女実は川越の娘)の命を差し出させる苦悩(文司さん)となっている。そんな川越の苦渋を水泡に帰す弁慶の軽率な行動が恨めしい。「弁慶上使」から続くような辻褄の合わないようなストーリーだ。義経千本桜は、全編、尊い犠牲やリベンジが報われないことの連続だが、なんせ初めて。おおそやったんかの連続だ。
鳥居前は、歌舞伎でも通し狂言のときには見かける。登場人物紹介と説明台詞的な場面で、歌舞伎では荒事の隈どりの忠信実は源九郎狐だが、文楽では源太で登場する。勘十郎さんの主演オーラぶっちぎり感が漂う。
ここで昼の部終わっても文句言わへんところだが、このあと正味渡海屋があるのだからどこまでも豪華なプログラムだ。

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2009年4月13日 (月)

レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-

11_large原題:赤壁 決戦天下(みょーなサブタイトルより分かりやすい。)
監督:ジョン・ウー
脚本:ジョン・ウー、チャン・カン、コー・ジェン、シン・ハーユ
音楽:岩代太郎
キャスト
トニー・レオン、金城武、リン・チーリン
チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン
中村獅童、チャン・フォンイー他
おはなし
赤壁で対峙する両軍に疫病が広がっていた。劉備は戦意を喪失し、蜀軍の撤退を決意。呉には孔明だけが残る。周瑜は10万本の矢の工面を孔明に課し、孔明は周瑜に魏水軍の司令官2人の謀殺を課す。一方、孫建の妹尚香は大胆にも魏軍に潜入し、間諜の役目を果たしていた。そこで、蹴球の得意な純朴な兵士と友達になる。
赤壁の戦いがいよいよ始まった。周瑜の妻小嬌は、兵と民の命を救いたいと単身曹操に撤退を願いに出向く。

素敵な英雄たちのアクションはもちろんのこと、果敢な女性たちの大活躍が文句なしに楽しめる一作。軍略と諜報戦はちゃっちゃと片付いてしまい、孔明さんの出番は少ないが、その分、苛烈で詩作に秀でながら、好色でワキの甘い曹操の奸物ぶりを見せ、ドラマに厚みを増している。
トニー・レオンさまが男前だったことは申し上げるまでもない。なんであないに憂いを帯びた瞳なんざましょっ!

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2009年4月12日 (日)

花の生涯/梅蘭芳

Sub11_large監督:チェン・カイコー
脚本:ゲリン・ヤン / チェン・クオフー / チャン・チアルー
衣装:チェン・トンシュン
音楽:チャオ・チーピン
キャスト
レオン・ライ、チャン・ツィイー、スン・ホンレイ、チェン・ホン、ワン・シュエチー、ユィ・シャオチュン、安藤政信、ウー・カン、シー・シャオマンパン・ユエミン、チェン・ポー、六平直政他
おはなし
メイ・ランファンは北京の京劇の家に3代目として生まれ、早くに両親を亡くし、叔父に育てられる。叔父も不遇のうちに死し、伝統を頑なに重んじるワン・シュエチーの一座で女形を務めていた。ある日、彼は西洋で学問を受けた文化を司る役人チウ・ルーパイの講演を聞き、京劇にもリアリティのある感情表現が必要と痛感する。一方、メイ・ランファンの芸の虜となったチウ・ルーパイは官職を捨て、メイ・ランファンと共に京劇の世界に革新を図ろうと義兄弟の縁を結ぶ。師弟対決に勝利し、孤高の芸道を歩み続けるランファンは心も孤独だった。そんな彼の魂を揺さぶったのが京劇の男役女優モン・シャオトンだった。

『さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)』のチェン・カイコー監督が、激動期の中国で芸一筋に生きた不世出の名優メイ・ランファンの青年期から壮年期を描いた伝記映画。

青年時代のメイ・ランファンは伝統芸能の新星ユィ・シャオチュン。彼は立役だが映画出演のため女形の技術を習得されたとか。可憐で健気でピュアな逸材で、舞台上の華麗な舞姿とクリーンな歌唱で魅せてくれる。壮年期は香港のスター、レオン・ライが憂愁に満ち品格のある人物として登場。
日本軍が悪役として登場し、文化も誇りも破壊しつくそうとする戦略の生贄に京劇を標的とする。日本の俳優さんの見せ場があり、極悪非道、東洋鬼だけには終わらせておられないのでちょっと安心。

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2009年4月11日 (土)

ポスターのこの首、何というのかしらん?

ポスターのこの首、何というのかしらん?
娘でも老女形でもない。どさくさ紛れにこの際、言わせてもらえるなら、ワタクシメに似ている気がして、気になります。

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外も中も桜吹雪の国立文楽劇場・開場25周年記念の1年がスタート

国立文楽劇場開場25周年記念の1年がスタート
4日から開幕した25周年記念興行は、寿式三番叟と通し狂言義経千本桜。昼夜入れ替えなしで堀川夜討から。通しで拝見すると、けっこう義経公の登場場面が多く、宿命というか恩愛の絆の縦糸が強く感じられた。
それにつけても、清治師匠を芯に七丁七枚の三番叟の床の迫力と緊迫感はどうだろう。師匠の音を写し伝える七丁の鋭さに普段使わない脳細胞シナプスが弾かれ活性化した。7段ロケットというか青白い炎を上げる戦う三味線!物騒な修辞は礼を欠くのでこれ以上わーわー申し上げないが、頭の芯が残響で痺れている。3列33番の師匠ラブ席をこれからも狙うぞ。
しかし、しかしである。本日は、残念なことに、翁の綱大夫さんが急病で休演のため、翁・呂勢大夫、千歳・文字久大夫の代演だった。びしっとしまったものだったが、綱大夫師匠のご回復を願わずにはいられない。人形は、和生、清十郎、玉女、勘十郎の中堅ベストメンバー。最前列なら鈴で払い清めてもらえる。
また、さすが、寛治師匠の五丁五枚の道行初音旅はめでたくはんなりとした幸福感のある音色。こちらも、4列34番師匠ラブ席。人形をよっく拝見するため別の席でもいちど行きたいが…。
大盛況で何よりだが良いお席はなさそう。
それにつけてもハヌルさま、よくお目にかかれますね。

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2009年4月10日 (金)

溝口肇さんのコンサート in 平安神宮紅しだれ

溝口肇さんのコンサート in <br />
 平安神宮紅しだれ平安神宮
花形チェリスト溝口肇さんのお顔も楽器も見えないが、紅しだれは信じられないくらい美しい。
コンサート会場に迷い込んでしまったのは早計だったが、おかげで最上級の夜桜見物が出来た。

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2009年4月 9日 (木)

日経新聞夕刊に、咲大夫さんが四ツ橋界わいをめぐる記事が掲載

今夜の日経新聞夕刊に咲大夫さんの記事が掲載されていた。日経Web関西にもアップされている。
今年から、切り場語りに昇格なさった豊竹咲大夫さんが、四ツ橋や文楽座跡、新町界わいの昔を、幼少時代のエピソードも交えて語っておられる。このあたりは、新町遊郭があり、冥途の飛脚もここが舞台だ。
「行き当たりばったりの男やね」と苦笑しながらも、咲大夫さんの言葉には情がこもっている。
昔の大坂は、とことん遊んで遊んで身代つぶしたお人には寛容な風土がある。そういえば、祇園で全財産を使い果たした吉井勇も神格化されている。滅びはるお人は、恋にではなくともいずれは破滅しはる運命。そんなら、恋に死ぬのがいっとうかっこええ。身分制が固定し拝金主義がまかりとおり閉塞感ある元禄時代。若者が見た刹那の夢を、鷹揚の心で語るに相応しい暖かさがあられる。
わーい。だんだん楽しみになってきた~。文楽劇場行く前にいってみよっと。

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2009年4月 8日 (水)

上村吉弥丈が 『京鹿子娘道成寺』ゆかりの妙満寺で霊鐘祈願法要

公式サイトに、きりっとしたお写真入りで掲載されている。
南座歌舞伎鑑賞教室の今年の演目は京鹿子娘道成寺だ。上村吉弥丈が、ゆかりの釣鐘が祀られている京都市左京区の妙満寺を訪れ、霊鐘祈願法要を行われた。この釣鐘は、正平14年(1359年)に寄進されたもので、今年で650年の節目の年とか。
また、3月には紀州の道成寺にも参られたようだ。

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2009年4月 7日 (火)

赤い城 黒い砂 in 京都四条南座

舞台
4日昼の部を観劇。宝塚版「二人の貴公子」はこちら
原作:W.シェイクスピア、J.フレッチャー
脚本:蓬莱竜太、演出:栗山民也
主なキャスト
黒の国の騎士ジンク/片岡愛之助、同カタリ/中村獅童
赤の国の王女ナジャ/黒木メイサ
赤の国の王クジャ/中山仁、武器商人/中島しゅう
牢番の娘/南沢奈央、牢番/田口守、姉/馬淵英俚可
おはなし
いつとも知れないアジアの砂漠。赤の国と黒の国は長年敵対関係にあり、果てしなく戦は続いていた。黒い国には、直情的なカタリ、策謀家のジンクという固い友情に結ばれた勇猛な二人の騎士が、赤い国には、美貌に恵まれ武勇に秀でた王女ナジャがいた。
3人は戦場でまみえるが、赤の国の兵器に撃たれた二人の騎士は、捕囚となる。
ナジャに一目で心を奪われたカタリ、カタリに心を寄せる牢番の娘、ナジャの側近となり赤の国で立身を図るジンク、赤の国の統治に心を砕くナジャ、戦火の下でそれぞれの夢と野望の行方は…。

シェイクスピアの晩年の名作といわれる「二人の貴公子」。テーバイの親友同士の二人の騎士が、アテネの王女に恋したことから敵対していく悲喜劇を、新進気鋭の劇作家、劇団“モダンスイマーズ”の蓬莱竜太氏が換骨奪胎して熱いヒューマンドラマとして翻案した。演出は定評高い栗山民也氏。

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蹴上のインクラインと長等の取水口・琵琶湖疎水桜航路

インクライン取水口

「琵琶湖疎水」は、京都と琵琶湖を結ぶ水路で、水道用水の確保と、水運の充実を図るために明治時代に建設された。インクライン(傾斜鉄道)は、船が上がれない急な坂を貨車を使って引っ張り上げるための線路で、廃線敷きに台車が残されている。つい先頃まで船が乗せられていたと記憶しているが、今は台車のみ。舟があると夢への船出を彷彿とさせいい感じだったので少し残念。
明治時代に京都を水上輸送都市にしようとした技術者達の夢の名残を、いつもはひっそりと伝えているこの産業史跡も、春の桜の時期には花のトンネルとなり、往時に夢を馳せさせてくれる。
下の写真は、琵琶湖側の長等の取水口。水運と発電の命脈は短かったが、京都市民の水道用水として今も生き続けていることを桜が語りかける。

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2009年4月 6日 (月)

花吹雪の高瀬川

花吹雪の高瀬川
高瀬川も三条を下がると、建築物は町並みと言える景観を見せてはくれない。しかし、満開の桜は、都名所図會の金雲、源氏雲の役目を果たすのか、全てを美しくまとめる。

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びわ湖ホールは3日間「びわ湖 音楽の春 “GIFT”2009」

株式会社しがぎん経済文化センター文化事業部の25周年記念事業として、4月4日(土)〜4月6日(月)の3日間、滋賀銀行の歴代イメージキャラクターをはじめ、国内外のトップアーティスト、そして湖国ゆかりの俊英奏者たちが集い、びわ湖ホールの大・中・小ホールをフル回転して音楽三昧の3日間としてくれる。
メインは、6日の佐渡裕氏、ペーター・ルーカス・グラーフ氏によるハイドンと兵庫芸術文化センター管弦楽団のブラームス、5日の中村紘子氏のソロリサイタルだが、ワタクシは、5日の、「茂山千五郎家 びわ湖の春 狂言会」と「玉井菜採(ヴァイオリン)&稲垣聡(ピアノ)ベートーヴェンの世界」の2本を鑑賞した。

鎌腹
茂山千五郎家 びわ湖の春 狂言会
解説 茂山茂
佐渡狐
奏者 茂山千作
越後の百姓 網谷正美
佐渡の百姓 茂山正邦
後見 島田洋海

鎌腹
男 茂山千五郎
女房 茂山茂
仲裁人 網谷正美
後見 井口竜也

人間国宝茂山千作氏、茂山家の頭首千五郎氏他、ベスト・キャストによる「佐渡狐」と「鎌腹」の大曲。

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2009年4月 5日 (日)

和樂ムック『坂東玉三郎 すべては舞台の美のために』購入しました

41shlakbovl__sl500_aa240__2小学館・和樂ムック『坂東玉三郎 すべては舞台の美のために』を書店で購入した。和樂のバックナンバーを系統だって編集したもので、これまで重い本を引き出して眺めていたものがイッキ読み出来る。特集号は購入しても連載は全部は読めていなかったので大変うれしい。
御本人が美しいのはもとより、衣装、鬘、装置、小道具、音曲、愛用の品、ウエットスーツすべてこだわりと極限まで美を求める丈の美意識と気迫が凝集されていて見入ってしまう。ゆっくり読もうっと。
おまけに、押し隈の印刷が付いていて、拝見した限りでは、平面化してもコンパクトな御尊顔のようでまたまた感心!

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2009年4月 4日 (土)

「赤い城 黒い砂」観劇後、フランソワでプチオフ会

赤い城黒い砂観劇後、フランソワでプチオフ会
昨日から南座で開幕した「赤い城 黒い砂」、昼の部を観劇。W.シェイクスピアとJ.フレッチャーの合作による隠れた名作悲喜劇「二人の貴公子」を、新進気鋭の蓬莱さんが翻案し、定評高い栗山さんが演出するドラマで見応えありました。詳しくはのちほどとして…。
今日の京都は、満開の桜ながらあいにく本降りの雨。
名古屋都市圏からお来しのReのしろうさま、阪神間文化圏の星月夜に逢えたらのムンパリさまと3人で、京風洋風建築の喫茶店フランソワでプチオフ会の時間を過ごしました。フランソワは、西洋館のディテールを茶室のモジュールに凝縮した愛らしいお店で、はいから京都の時間を今に甦らせてくれます。写真は甘いジャムの洋梨タルトと濃厚な珈琲でお味もクラシカル。
本日のお芝居、連休の遠征計画、半年先の巡業追っ掛けと、あれも見たいこれも見たい談義で盛り上がりました。
ありがとうございました。

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2009年4月 3日 (金)

祇園白川の宵桜

祇園白川の宵闇
祇園新橋保存地区は、白川沿いのお茶屋の町並みと桜がライトアップされ、夢のような景観を見せてくれる。毎日がこんな日だったら、活気と輝きに満ちた世の中になるものを…と思ってしまう。

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2009年4月 2日 (木)

劇団四季の公式に「ソング&ダンス 55ステップス」の千秋楽カテコの動画が掲載

3月29日(日)、『ソング&ダンス 55ステップス』東京公演の千秋楽カテコの様子が公式にアップされている。普段のミュージカルと異なり、一人のショーマン或いはショーガールとして舞台に立つみなさんの素の声が聞ける。芝さんの声は特徴があるので、マイクはよく拾うのだが福井さんの声は癖がないから聞き分けにくい。
残念ながら東京公演は拝見できなかったが、大阪まで待つか名古屋まで迎えに行くかこちらも考えなくては…。
□名古屋公演 5月17日~6月28日
□大阪公演   7月開幕(予定)

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2009年4月 1日 (水)

劇団四季の公式に「ウェストサイド物語」全国公演の記者会見の動画が掲載

加藤敬二さんはじめ、メインキャストが居並んでの合同記者会見の模様が、公開稽古とともに、動画入りで掲載されている。
トニーは福井さんで、マリア役の花田さんとデュエットの場面が映ってる。田邊さんもリフ役で参加のよう。楽しみ!
春の北海道から夏の近畿までの長いロード。怪我と体調管理に留意し、よい舞台を全国にお届けいただきたい。
昨年、頻繁に見ていたことを思い出せば、ウェストサイド物語のない今年の京都は淋しい。さて、どこへ迎えに行こうか、そろそろスケジュールも考えなければ…。

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