ほんに今宵は節分か 祇園にお化けが出るわいな
月もおがめず白雪の
節分の夜、祇園一力の前に(たぶん)八百屋お七と吉三郎姿の芸妓はんが…。いや、お嬢吉三とお坊吉三の拵えかも。
天気悪くなかったらも少し上手く撮れたはず。今年はギャラリーも少なめだ。あーさぶ。三人吉三見たかったよー。
節分の「お化け」は、東京の浅草、大阪の北新地など花街に残る風物で、舞妓や芸妓が、スタンダードな拵えではなく、変わったコスプレを行う。
数十年前まで、一般家庭でも邪気を払い福を招く儀礼として行われていたが、今は花街の行事になってしまった。ワタクシも子どもの頃、いちま人形のようなキテレツな着物着せられた記憶がある。いつもと違う姿にはパワーが宿るという信仰だか、確かにそうかもしれない。
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コメント
>SwingingFujisanさま
これからの歌舞伎座はすべてラスト○○○、一世一代の●●●が続くことでしょう。ぜひぜひ見届けてくださいませ。
2月1日は、中村七之助丈の鷺娘、初役の初日でした。一番ご心配なさってたのは御父君でしたでしょう。そーだったのかと泣けました。
投稿: とみ | 2009年2月 6日 (金) 21時01分
「三人吉三」が2月にかかり、節分の日にご覧になり、そしてちょうどそのときが玉三郎さん初役とは、あの名台詞はとみ様の中でも深く印象に残るものとなったのではないでしょうか(一度しかないことですものね)。
節分の「お化け」という風習は知りませんでした。
投稿: SwingingFujisan | 2009年2月 6日 (金) 13時37分