同志社大学新島旧邸の春
京都市上京区寺町通丸太町上るに建つ同志社大学創始者・新島襄邸。1875年、新島はこの地の華族の邸宅を間借りし、生徒8人で同志社英学校を開校した。後の1878年に当地にコロニアル様式の和洋折衷の自邸を建築、大学に寄贈され現在に至っている。
3月の公開に先立って拝見したが、梅花が咲き誇り、日差しも暖かく、暑い京都に相応しい
造りを実感できた。
新島襄は、寒梅をこよなく愛した。風雪をしのぎ、百花の兄としてどの花よりも一番咲き咲く寒梅を、苦節試練に耐えながらも、世の先覚者となった自身に例えたとされている。
庭上一寒梅 庭上の一寒梅
笑侵風雪開 笑って風雪を侵して開く
不争又不力 争ず又力(つと)めず
自占百花魁 自ら百花の魁を占む
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