二月花形歌舞伎 in 大阪松竹座22日昼の部・亀治郎丈の長い口上あり
舞台機構の不具合により、昼の部の開演が遅れたため、座長の市川亀治郎丈が「毛抜」の巻絹の拵えで口上をなさった。
立板に水のような弁舌で約15分。7年ぶりの道頓堀の変貌やお店の入れ替わりから社会経済への思い、仲間の結束や目標エトセトラ。
また、舞台は一期一会。役者の気と観客の気が呼応して迫力ある作品になるという醍醐味が他のメディアと違う楽しみとのこと。
開演は遅れたが、亀ちゃんのつかみが功を奏して、「毛抜」の弾正(中村師童丈)は愛嬌と親近感がびしばし伝わり良かった!!
かなり得した気分~♪
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コメント
>六条亭さま
はい、ラッキーでした。観客の態度として、15分前には着席し、筋書を通読又は、連れと芝居談義をして開幕を迎えないとあきません。朝一飛ばしもだめですね。
亀ちゃんの口上の効果で感じました。
投稿: とみ | 2009年2月24日 (火) 12時31分
>ハヌルさま
歌舞伎はメンバーが固定なので、顔と名前が一致しにくい年寄りには嬉しい娯楽です。とはいえ、挨拶されても時事ネタやプライベートネタは全て置いてゆかれる田舎者ですので、初めての人向きの亀治郎丈の挨拶はありがたかったです。
投稿: とみ | 2009年2月24日 (火) 12時20分
とみ さま
松竹座のような新しい劇場で舞台機構の不具合で開演が遅れるとは一体どうしたことでしょうね!?
でもそのお蔭で亀治郎さんの巻絹の拵えでの十五分にもわたる口上に場に立ち会えたとはとみさまはある意味でラッキーでしたね。立て板に水の口上とは、さすがに亀治郎さんです。
投稿: 六条亭 | 2009年2月23日 (月) 23時34分
ぅおっと~!そんなハプニングがあったのですね!!
生ならではですね。でもその口上が後に続く舞台に
功を奏したというのは、ある意味ラッキーですね!
さすが亀ちゃん! って、亀治郎さんが座頭だったのですね(苦笑)
浅草は恒例のお年玉のご挨拶があるし、昨年の博多でもありましたから、大阪でもあれば良かったのに~。
で、そのまま夜の部もずっと15分?30分程?押したんでしょうか?
投稿: ハヌル | 2009年2月23日 (月) 22時44分
>SwingingFujisanさま
コメントありがとうございます。
初心者且つもの知らずですのでハプニングやアドリブ、楽屋落ちネタなど芸以外を楽しむ素養がなく、面目次第もございません。
亀治郎丈の口上は媚びないいじらない潔いと最高でした。千秋楽レポお待ちしています。
投稿: とみ | 2009年2月23日 (月) 22時44分
>火夜さま
朝イチの演目はざわつきますし、すっとばす人もおられます。遅れてきた人も落ち着いて観劇できたのが良かったです。
違うものですね。プロローグが大事と思いました。
投稿: とみ | 2009年2月23日 (月) 19時41分
>スキップさま
巻絹が座長というのも異例でしょう。あのお姿、あのお声、見ものでした。頭のなかには何詰まったはるんやろ。クレバーなクレバーな亀ちゃんでした。
投稿: とみ | 2009年2月23日 (月) 18時45分
昨日、見に行った友人から、亀治郎さんが開演遅れの口上をなさった旨、メールを受け取りましたが、内容までは書かれていなかったので、とみ様のレポを嬉しく拝読しました。即興なのに立て板に水の15分とはさすが亀ちゃんですね

今回の松竹座はハプニングがけっこうあったようで、ミーハーの私としては、そんな場面に出くわした方がうらやましいです。私もいよいよ千穐楽に備えて、明日大阪へ参ります
投稿: SwingingFujisan | 2009年2月23日 (月) 16時05分
亀治郎さんのおかげで劇場全体の一体感があるなかでの観劇はとても値打ちがありました!
投稿: 火夜(熊つかい座) | 2009年2月23日 (月) 07時36分
とみさま
開演遅れはいただけませんが、15分も亀治郎さんの
口上が聴けるなんて、ほんとにお得な気分、ラッキー
でしたね。うらやましいです。
投稿: スキップ | 2009年2月23日 (月) 00時13分