文楽夏休み公演で「テンペスト」。真中な日々のまこさまに教えていただきました。
毎日新聞の夕刊に,前回(1992年)上演時の吉田玉男師匠のプロスペローの写真入りで大きく掲載されている。
シェイクスピアのテンペストを「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)」の外題で日本に翻案した作品とか。作曲は清治師匠。予算不足で装置は無く,人形拵えは俊寛だったようだ。今回は,装置や衣装を一新して大阪の後,9月には東京でも上演。
ふむふむ,装置や衣装に俊寛そのまま使用するのは,予算不足でなく,テンペストの世界を平家女護ヶ島に見立てたものと思われるが,実際はどうだったのか。
大阪の夏は,大阪松竹座で「NINAGAWA十二夜」,国立文楽劇場で「テンペスト」とあれば,西からの海風が吹き,涼しくなりそう。
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コメント
>火夜さま
蜷川さんのテンペスト、花組芝居の「天変…」も楽しみました。90年代はそんな時代だったんですね。
キャリバン、トリンキュローの拵えやエアリエルの宙乗りも楽しみです。エアリエルは雲霧丸にして欲しいな。
投稿: とみ | 2009年1月21日 (水) 14時12分
それはたのしみです!
一風変わった夏ですね。
ツメちゃんたちの衣装に期待。
投稿: 火夜(熊つかい座) | 2009年1月21日 (水) 12時20分