弦楽二重奏バイオリン・玉井菜採&チェロ・河野文昭
草津のしが県民芸術創造館で、午前に行われた児童のオーディションの審査員を務められたお二人のデュオを聴きに走る。以下の豪華プログラムでなんと無料(会場はリハーサル室なので至近距離)。
バッハ無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番、黛敏郎「文楽」、ハイドン・ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲ニ長調。
玉井さんの音は脳内の血液が一瞬さらさらになって視界まで明るくなるような響き。
「文楽」は、チェロで太棹三味線と大夫の語りを表現するという実験的な曲(んなあほなという超絶技巧)だった。
例によって写真と記事は関係ありません。
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コメント
>はるきさま
チェロと太棹は音域や表現する心が似通ってます。
確かに弦は4本、三味線3本プラス大夫の肉声1本で、勘定は合いますが、曲弾きの域を超える演奏でした。
オーディションのご褒美エキシビションでしたので、子供さん、親御さんが熱心に聞き入っておられました。
投稿: とみ | 2008年12月22日 (月) 12時55分
とみさん、こんばんは。「文楽」は私も1度何かのコンクールのドキュメントか何かで聴いたことがありますが、綺麗だったかどうかはともかくとして、演奏者の気迫のもの凄さを覚えています。
我が家もそうなのですが、西洋と日本の両方のクラシックを同じように愛することは中々難しいようで、とみさんのようなどちらにも造詣の深い方は貴重な存在です。
投稿: はるき | 2008年12月21日 (日) 22時42分